見出し画像

【現在進行形就活体験記】最終フェーズ?

テクニックではなく、物語を。
そのような気持ちで始めた【現在進行形就活体験記】も、いよいよ佳境だ。
そう、残すは最終面接(うまくいけば、、)

その企業との出会いは11月。
もう4か月も、関わってくださっているんだなあと、しみじみしてしまう。

その企業の面接は、いわゆる「一般的な」面接とは少し違っていた。
1点目に、時間がとにかく長かったこと(最長3時間!)。
2点目に、志望動機をほとんど聞かれなかったこと。
私は、私の想いをのびのびと話すことを求められ、私は思うままに話し、それを面白いと評価してくださった。
私も、私を面白いと思っている目の前の役員の方のことを、面白い、と思った。

特に覚えているのは、面接のフィードバック。
(私)さんの魅力はもっとたくさんあるのに、今は3割くらいしか出ていないように思います、と、面接官の方がおっしゃった。
よく、話が抽象的で伝わりづらいと言われます、と私は答えた。
本を読むのが好きで、小説調の文章に頼って自分を魅せているからだと思います、とも答えた。
そうしたら、その役員の方が、こんなことをおっしゃった。

本を読むのが好きなんですね。
普通、本の言葉を使えば、借り物の言葉のように浮いてしまうと思うのですが、(私)さんはきちんと自分の言葉になっていますから、嘘をついていないのだな、ということは、ちゃんと伝わっていますよ。嘘ついてないでしょ、それ、いいよね。

私、何か報われた気がして、救われた気がして、嬉しくて。
お守りのように、自分の中にずっと取っておきたい言葉だと思った。


実は、プレッシャーになると分かっていて、あえてほかの選考をストップしてもらっている。
私の中で、就活中ずっと貫きたい思いとして「嘘をつかない就活がしたい」というものがあって。
最終面接で、目をまっすぐ見て、御社に入りたいというために、不器用な私はそうするしかなかった。
落ちてしまったら、ということは、今は考えないでおこう。
今、できることだけに目を向けて、それにとことん向き合おう。
それでだめだったら、私はそれまでだった、そうでしかありえなかった、そう思えそうだから。

その最終面接も、また変わった面接だそうで、過去に関する質問ばかりをされると聞いている。
それを踏まえて、一緒に働けるか、働きたいかを評価されるのだとか。
私の弱み、自分をありのまま差し出し評価されること、を克服して初めて、合格することができるのだろう。
負けないぞ。

ありのままの私でいること、リラックスして、ただ、譲れないところを決めて、それをまっすぐぶつけること。
それを意識して、残り数日対策を頑張るぞ。

またね。





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?