しおしお

広島で大学院生をしています。言葉を紡ぐのが好きです。思ったこと、感じたこと、考えたこと…

しおしお

広島で大学院生をしています。言葉を紡ぐのが好きです。思ったこと、感じたこと、考えたこと、全て言葉にできたらと思っています。

マガジン

  • 現在進行形、就活体験記。

    テクニックは聞き飽きた。私の就活の物語を聞いてくれ!の気持ちで書いています。

  • 歌詞溜め

    昔作った歌詞もどきたち。

  • 研究活動

    研究の様子とか、お伝え出来たら良いな~。

  • 今まで読んだ本

  • 領域変更物語

    広島大学総合科学部の醍醐味、領域変更。これは、2年時に決めた専門科目を一度だけ変更できるという伝家の宝刀(?) なんとなぁくで心理の道へ進んだ私、果たしてどうなる????

最近の記事

【現在進行形就活体験記】最終面接を終えて

就活が、終わった。 そう、無事、、 最終面接に合格することができました!(嬉しい~!) 最終面接最終面接は、2時間半にも及んだ。 面接では、私がどう形作られたか、というところに焦点を当てて質問が投げられているように感じた。 幼少期から、現在に至るまで、やってきたこと、感じたこと、考えたこと、全てが「私」で、その「私」の人生を、そのストーリーを欲している、という様子だった。 それは私の得意分野(だと思っているところ)で、私は思いの向くまま話をした。 1つ印象的な質問を挙げる

    • 【現在進行形就活体験記】最終フェーズ?

      テクニックではなく、物語を。 そのような気持ちで始めた【現在進行形就活体験記】も、いよいよ佳境だ。 そう、残すは最終面接(うまくいけば、、) その企業との出会いは11月。 もう4か月も、関わってくださっているんだなあと、しみじみしてしまう。 その企業の面接は、いわゆる「一般的な」面接とは少し違っていた。 1点目に、時間がとにかく長かったこと(最長3時間!)。 2点目に、志望動機をほとんど聞かれなかったこと。 私は、私の想いをのびのびと話すことを求められ、私は思うままに話し

      • 【現在進行形就活体験記】想いの話をしよう。

        あなたが抱く強い理想があだとなる瞬間がある。 ということを面接で言われ、いろいろ考えること、はや1週間ほど。 それでも、やっぱり私は、理想を持ち続けたい。 私は今まで、その掲げた理想に導かれるように人生を歩んできたように思う。 理想が私を引き上げてくれている感覚がある。 だから私は、理想を掲げることをやめたくない。 その思いを大切にしてくれる場所で働きたい。 高校2年生の文化祭で、フィリピンでのボランティアの活動報告会をしたことがある。 私の通っている高校は特殊な高校で、

        • 終わりの続き

          他者との関係は刹那的で、次々と、新しい人と日々を紡いでいく。 ただ細々と、大好きだったそれぞれの関係が続いていくことを願っている自分がいて、それを歌にしてみました。 この前、自分を曝け出すのを躊躇したときに、もう10年来の仲なんだから、いまさら何を言われても驚かないよ、と言われ、その人と私の間にはそんなに長い年月が確かにあって、わかり合うことができて、それでも隣にいないことをとても不思議に思いました。 それはその人との関係だけに言えることではなくて、どの関係についても言える

        【現在進行形就活体験記】最終面接を終えて

        マガジン

        • 現在進行形、就活体験記。
          11本
        • 歌詞溜め
          7本
        • 研究活動
          3本
        • 今まで読んだ本
          2本
        • 領域変更物語
          2本

        記事

          【現在進行形就活体験記】再面接への道のり①

          結果は「保留」だった。 すなわち、再面接。 私はこの結果に、納得半分、残念半分。 ただ、今の私にふさわしい評価、そう捉えることができている。 評価だけ見れば、再面接というのは決して良いものではない。 私も、できれば通過して最終面接に行きたかった、それが本音ではある。 ただ、これは私にとって良い機会だ、と考えている自分がいる。 再面接になった理由は「(特に負の側面の)業務に対する理解の解像度不足」だった。 面接で投げかけられた質問や、私の答えに対するお話が印象に残っている。

          【現在進行形就活体験記】再面接への道のり①

          【現在進行形就活体験記】面接前夜

          明日、面接がある。 大事な面接。 この、前日のふわふわした感覚には、まだ慣れることができない。 何を聞かれるんだろう、という不安がある。 評価されることへの怖さがある。 結果が出なかったら、落ちてしまったら、と嫌なことを想像してしまう。 何を聞かれようと、その時の等身大の自分で答えるしかない。 答えやすいように、自分の中でできる限り過去を整理しておくしか、できることはない。 落ちてしまったら、と考えることは無意味だ。 無駄に気分を下げて不安げな顔をしていたら、面接官も「採

          【現在進行形就活体験記】面接前夜

          必死さの中の余裕

          あなたたちがこの学部に入りたいのなら、必死に勉強をすることは当たり前だ。 でもそれだけではいけない。 必死さの中に余裕を持ちなさい。 という話を、中学3年生の夏、大学のオープンキャンパスで聞いた。 私はこの言葉が好きで、今でも心にとめている。 目標に向かってがむしゃらになること、ただ、目標外のことにも目を配り柔軟に手を伸ばしてみる余白も大切にすること。 それは、私の生き方の理想でもある。 この考え方のいいところは、必死さだけでも、余裕だけでもだめで、どちらも持ち合わせるこ

          必死さの中の余裕

          【現在進行形就活体験記】興味を持つことをやめないで

          興味を持つことをやめないでね、と言われた。 その言葉が、ずんずんと心に入ってきて、私はすこし戸惑っている。 就活をしていると、どうしても企業に合わせてしまう自分がいて、だけれど私はそれに気づけない。 私から出てきた言葉は私の本心だと、そう信じこんでいるところがあるからだ。 だから私は、ジェンダーに関することは今すぐやりたいわけではありません、と、面接で言っている私が、本当の私だと思っていた。 私が今受けている数少ない企業のうちの1つは、その企業のことは置いておいて、やりた

          【現在進行形就活体験記】興味を持つことをやめないで

          【現在進行形就活体験記】自分の言葉で語ること

          自分の言葉で語ることは得意だ! と思っていた。 年末に面接落ちたことを引きずり、お正月を機にすっかり就活から離れてしまった。 でもやっぱりやらないと、と思い、エージェントの方と面談をした。 その時に「年末に(私)さんは、○○がしたいと言っていましたよね!」と言われた。 そう、確かに私が、納得感をもって口にしていたはずの言葉そのままだった。 なのに、なのに、私はその言葉に、思ってしまった。 嘘くさすぎ、かっこわらい、企業に合わせていってるだけじゃん、本当に思ってるの? もう

          【現在進行形就活体験記】自分の言葉で語ること

          オリジン

          過去の自分の言葉には、本当にハッとさせられる。 特に、ここに引用したような、自分が高校生だったときに記した言葉たち。 嘘偽りない、その時の私の言葉だ。 読んでいて思い出した、私のオリジン。 理想の先生たちと過ごした日々の記憶。 自分の好きなことを語ったら止まらない、ニヤニヤしながら語り尽くす。 一度決めたらブレない、信念をもって目の前のこと(教育)に取り組む。 全身全霊で目の前の相手(生徒)と向き合う、全てを勿体ぶらず注ぎ込む。 常に自分をアップデートする。 そんな先生

          【勇気】現在進行形、就活体験記

          最近立て続けに面接を受けている。 その中で学んだことを、少しまとめておきたくて。 以前ブログを読んでくださった方に言われたことがある、小説のような文章だと、私はそれが純粋にうれしかったし、向こうも誉め言葉としてそれを言ってくれたと思っている。 でもそれが、就活においてはマイナスに働いている。 私は、自分を良く見せたい。 苦しいこと、悲しいこと、それすらもよく見せたくて、だから小説のような表現を使って美化することでしか、相手に届けられない。 でもそれじゃあ、私の何も、相手

          【勇気】現在進行形、就活体験記

          僕をいじめたあの人が。

          中学・高校は、学年が30人もいないような学校で、みんなが何となくつながっていた。 その関係は切りたくても切れないものだった。 だから、その人の嫌なところもたくさん見たけど、その分いいところもたくさん知れたように思う。 でも大学に入って、人間関係が自由になって、そんなディープな関係も少なくなってしまった。 指先1つで関係をぴしゃっと閉じられてしまったこともある。 あの時LINEで送られてきた一言は、今でも私の心の中にあって、時々顔を出して、私を苦しめている。 それでも、今、そ

          僕をいじめたあの人が。

          【性格診断】現在進行形、就活体験記。

          「早々に諦めてしまい、」 の一文に驚いた。 私は自分のことを意外と粘り強く頑張る方だと思っている。 でも確かに、私は意外と諦めが早いかもしれない。 頑張った後の理想の姿と、そこに至るまでの道筋を鮮明にイメージできて初めて「粘り強さ」を発揮できると思う。 例えば、中学時代に検定を受けた時は、頑張って検定を取ったら卒業式で表彰されてかっこいい自分になれるっていうイメージが鮮明だったし、こうやって勉強したら合格できるという、自分の中で納得した道筋を立てることができていた。 例え

          【性格診断】現在進行形、就活体験記。

          【就活軸】現在進行形、就活体験記。

          テクニックを語る就活体験記は見飽きた。 もっと物語が読みたいんだよ私は! どういう経緯でどういうことを考えてどういう意思決定をしたか。 そこにその人らしさが表れるじゃないか! 今は自分の就活を物語にするなんていう余裕はないけれど。 、、、ということで。 やっと本腰を入れ始めた就活(遅い、泣)。 最近は企業との面談や面接、選考に忙殺されています。 内定をもらったと言っている友人や、最終面接があるからとゼミの歓迎会を途中退席する後輩を見て、正直焦っています。 でも、焦っているか

          【就活軸】現在進行形、就活体験記。

          花瓶に花を挿すときに

          将来の夢が、浮かんでは消え、浮かんでは消え。 小学生の時、何となく学校の先生に憧れました。 私が知らない物事を毎日教えてくれて世界を広げてくれる、そんな存在になりたいと思っていました。 中学の時に恩師に出会い、恩師を失い、高校生になり、また恩師に出会い。 中高時代は、本当に周りの大人に恵まれたと思っています。 その中で、理科教育・国際協力に携わりたいという夢を持ちました。 私の心の花瓶には「理科教育で国際協力を」という夢の花が挿してありました。 それはいつでも私の進むべき道

          花瓶に花を挿すときに

          研究とは何か、想いはないのか。

          最近はいろいろなことを考えています。 其の1、研究とは? 最近、友人や先輩と「研究とは何ぞや?」ということについてお酒の場でお話をしました。 それが印象に残っていて、今でも自分の中で答えを探しています。 M1になって、研究のイロハを学んでいくなかで、だんだん自分の中で研究に対するイメージが固まってきている気がします。 もちろんまだまだひよっこですが。 特に「数値を使って自分の論を立証して、ジェンダー平等に反論してくる人をデータで殴る!」と豪語する指導教員には非常に影響を受

          研究とは何か、想いはないのか。