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【現在進行形就活体験記】面接前夜

明日、面接がある。
大事な面接。
この、前日のふわふわした感覚には、まだ慣れることができない。

何を聞かれるんだろう、という不安がある。
評価されることへの怖さがある。
結果が出なかったら、落ちてしまったら、と嫌なことを想像してしまう。

何を聞かれようと、その時の等身大の自分で答えるしかない。
答えやすいように、自分の中でできる限り過去を整理しておくしか、できることはない。
落ちてしまったら、と考えることは無意味だ。
無駄に気分を下げて不安げな顔をしていたら、面接官も「採用して大丈夫かしらこの子」と不安になってしまう。

でも、評価されることへの怖さについて、この感情を乗りこなすことは生涯できないだろう。
面接官との相性が悪かった、とか、たまたまその会社と合わないだけとか、そうやって私はどうしても思えない。
私の魅せ方が悪かったのかな、と、考えてしまう。

そうでしかありえなかった、という感覚を、私はまだ持つことができない。


生き方、人生観の衝突は難しいな、と考えさせられる出来事があった。
いわゆる就活でいう「面接官との相性が悪かった」というのは、現実世界、日常でも起こりうることなんだなと。
目標までの最短経路を最速で走り抜けることに喜びを感じる人間と、遠回りから生まれる偶然の出会いに喜びを感じる人間は、分かり合えないんだろうか。
私はまだその答えを見つけられていない、見つけられるんだろうか。


と、まあ、それは余談として。

明日の面接で、必ず、何かを感じるだろう、私はそれを絶対に逃がさず閉じ込めて持ち帰って、そのままの鮮度で、文字に起こしたい。
文字になって初めてその出来事が、私の気持ちが、あったことになる、認められる気がしている。
活字中毒者の特徴なのかしら?

出来ることなら、言葉を操る仕事がしたい。
私が書いたものが何かの拍子に誰かの人生に入り込んで化学反応を起こしたりなんかしちゃって。
そういうことを妄想しながら、ただ思ったことを思った通りに記して、記して、記して、そうやって生きて、死んでいきたい。

さあ明日の私頑張ってね、応援してるわ、らびゅー。

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