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設計から始めた自作キーボード「prolong33」について

完成!noteを書き始めたのは春頃だったような気もしますがすでに季節は盛夏。自作キーボードを設計からやろうと志してから早半年ほどが経ってしまいましたがとうとう完成しました。あほな失敗をかなり重ねたので達成感よりもようやくっていう安堵の方が大きいですね… 名前は「prolong33」と命名。もともとnomu30にハイフンキーを足したかったことが自作の発端でここから名前を付けようと。ということで調べたら日本語の「ー」は音引きとか長音記号とか伸ばし棒とかがもうそのまま名前だという

    • END GAMEへの道(失敗編)

      基板発注時のちょっとしたミス 初めてのkiCAD初めての設計にも関わらず志は高くということでいきなりProMicro を使わないオール表面実装でやってしまいます。操作方法はともかく基板設計のお作法などはさっぱりですが、見よう見まねでもなんとかなるもので形にすることはできました。どこにどう配置するとか何番ピンにこれを繋がなきゃなんであれをこっちにとかパズルをやっているような感覚でしたね。 ガーバーデータを出力し、発注は FusionPCB へ。やはり日本語対応していると安心感

      • END GAMEへの道(準備編)

        Nomu30 に追加したいキー Nomu30 は自分にとってかなりフィットするキーボードではありましたが、使っているうちに「もっとこうだったら」という思いが出てきました。 ハイフンキー 文章を書いていてカタカナ語では結構な頻度で音引き、いわゆる伸ばし棒を使います。入力するには別のレイヤーにアサインしているキーをレイヤー切り替えキーと合わせて押下するわけですが、自分はスペース長押しでレイヤー切り替えとMキーの組み合わせにしているところ、入力し損ねることがそこそこ発生します。

        • Nomu30ビルドログ(のようなもの)

          Nomu30とは 設計者様のサイトを見ていただくのが一番早いのでそちらをご覧ください。 このキーボードを選んだのは前回のエントリにも書いたのですが、記号もいらん数字もいらんミニマムなキーボードが欲しいって理由からでした。 USB-C化 このキットではPro Microを使用します。自作キーボード界隈ではメジャーなやつです。こいつはUSB端子がマイクロBなのとその端子がもげやすいという弱点があるということで、グルーガンやパテで対策がされたりしますが、対策してまでマイクロB

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          自作キーボード沼に足を踏み入れた

          はじめまして R2Pと申します。自宅サーバーのブログもあるのですが絶賛放置中でかっこいいテーマを今から探すのも大変ということでnoteを始めてみました。これまでプラモ作ったりレザークラフトをしてみたり、MAD動画をニコニコ動画に投稿したりなど「作る」ことを趣味にしてきました。 私とキーボード お仕事はプログラマーやエディターなど文字書きではないのですがなんやらキーボードには人並みには興味があり何枚か手を出してきました。 PFU HappyHackingKeyboard

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