Nomu30ビルドログ(のようなもの)

Nomu30とは

設計者様のサイトを見ていただくのが一番早いのでそちらをご覧ください。
このキーボードを選んだのは前回のエントリにも書いたのですが、記号もいらん数字もいらんミニマムなキーボードが欲しいって理由からでした。

USB-C化

このキットではPro Microを使用します。自作キーボード界隈ではメジャーなやつです。こいつはUSB端子がマイクロBなのとその端子がもげやすいという弱点があるということで、グルーガンやパテで対策がされたりしますが、対策してまでマイクロBも使いたくないということで互換ボードのELITE-Cというボードで組むことにしました。

取り外しができるようにとコンスルーを使用しました。USB端子がミッドマウントなので普通の?コンスルーが使えます。表面実装になっているものは少し背の高いコンスルーにする必要があります。
で、取り付け時のトラブルというか、きちんとまっすぐショートも無くはんだ付けはできているのにどうにも反応せず、すわ不良品かとも考えましたが、何のことはない取り付けが甘かっただけの話で、キーボードの基盤側にはめるのにパチンと音がするまではめ込まないといけなかったのでした。キーボード側ははんだ付けしなくていいってんだからそれくらいの固定力は必要なんですよねえ。

ホットスワップ化

このキットはソケット対応ではないのですが、初心者ながらに交換できるようにしていろいろキースイッチを試せるようにしたいなあということで

こちらを使用しました。はんだ付けする際に1個穴の中にはんだを流してしまったのですが、半田ごてを上から押しつけることでなんとか取り外すことができました。
こいつは非常に便利なアイテムなんですが難点が二つ。ひとつはkailhソケットと比べてお値段が高いこと。まあこんな小さなパーツで中に接点が作られていて加工が大変なんやろなあと。もうひとつはキースイッチの高さが変わってしまうこと。土管の上側というか基盤に引っかかる部分の高さだけ高くなっちゃうんですよね。なのでキープレートにスイッチがしっかりとはまらず少し浮いた状態になってしまいます。スペーサーを1mm長いものを別に用意しないといけないです。これ見落としがちなので商品ページに書いてくれるとありがたいなあ。

使ってみての感想

と、組んだのが少し前で写真撮ったりもしていなかったのでこんなことありましたくらいしか書くことがないのですが、キー数が少ないのではんだ箇所も少なく、初めての人間にとってはちょうどいいのかなと。
使用感としては期待していた通り、物理キーはこれだけあればええんやと、文章を書くには全く不都合はなく、記号も自分でアサインしているのでそれほど迷うこともなく、かなり満足度は高いです。小さなキーボードに興味がある方は40%といわず30%キーボード、このNomu30も選択肢に入れてみてください。

とはいうものの

人間欲深いものでここがこうだったらなんていうことを考えてしまうのですよね。物理的にキーがないのに。
だったら作ってしまえばよくない?

この記事はNomu30で書きました。

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