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八十八という数字には

新茶の季節になり、ついつい口ずさむ


〜♪夏も近づく八十八夜♪〜


お米という字は八十八と書くんですよ。」と小さい頃教わった気がします。「米寿」のお祝いは八十八歳だということも関連づけて覚えたような…遠い記憶

でも、待って!

お茶って字も・・・!

八十八に草かんむりでお茶だ!

残念ながら、お茶という字を八十八で覚えた記憶が全く無い。。。八十八って、そんなに意味深い言葉なのかしら!?

八十八夜…立春から八十八日目のことを八十八夜と呼び、春から夏への季節の変わり目にあたり夏の準備を始める節目。

この時期は旧暦で雨期_田植えが始まる時期です。

八十八夜を目安に農事に関わる重要な行事が行われてきました。
米農家は苗代作りや種籾おろし、茶農家は茶摘み。

八十八夜は、漁村においても例外ではなかったようです。

瀬戸内海地方では八十八夜からの約一ヶ月間を、一年で最も多くの種類の魚を水揚げできる時期だとしていたそうなのです。

八十八夜の節目は日本人の生活(食)にとって重要な節目だったんですね。

八十八には意味がありまた、は末広がりで縁起の良い数と言われてます。だから、お米お茶の字には、豊作を願い八十八という字が入っているのかしら???

茶摘み
まだまだ遅霜が降りることもある季節。
新芽が霜で枯れてしまうこともあり、警戒していなくてはいけない時期。
なので、八十八夜に収穫された茶葉は貴重品なんだそうです。



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