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虹/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第48弾は

2005年6月1日に発売されたシングル。

後に同年の11月19日に発売されたアルバム
FAB FOXにも収録。

更に2010年6月30日発売の
ベストアルバム
SINGLES 2004-2009にも収録され、

更に更には2019年8月28日に発売の
プレイリストアルバム
FAB LIST1にも収録されている曲。

発売後の2018年に
映画『虹色デイズ』の
挿入歌に起用された曲。

疾走感のある曲。
ギターリフやキーボードのフレーズが
耳に残る爽やかな曲になっている。

MVは明るい太陽に照らされた演奏シーンや、
サビのブラック背景の演奏シーンの
切り替わりがかっこよく、
最後にはメンバーのおちゃめなシーンが
見ごたえのある映像になっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。


ーーこないだの「銀河」も今回の「虹」もそうだし、当時の志村くんにはなかった強さっていうか、意志とか願望みたいなのがみなぎってると思いますが。【インタビュア】

そうですね!(笑)。実際、今までの歌詞は情景描写が多かったですよね、自分の意志とか欲とかストレートに唄うっていうより。だから、〈銀河〉とか〈虹〉とか書いた歌詞をあらためて見たとき〈これでいいのか?〉って一瞬悩んだんですよ。〈いつもと違う気がするけど、いいのかな?って。そういう戸惑いはありました。今までは、そのときポツンと思ったことを言葉にしてきてはいるけど、〈何々したい〉とかっていう意志みたいなのは書いたことなくて。あと、単純に今、自分がすごい前に進みたい感じなんだと思います。こういうことを唄うってことは、たぶん。(志村正彦)

音楽と人 2005年6月号より


ーー今回の「虹」は新たなスタートっていう感じですよね。【インタビュア】

そうですね。 季節盤が終わって、その前にアルバム も出して。で、 今年の、新たなスタート。「虹」からっていう。(山内総一郎)

ーーそこでどういうフジファブリックを見せていこうと?【インタビュア】

前と同じような曲は作りたくないって感じでいつも やってるんですけど、そういう感じで。 ポンと出来た曲ですね。 あんまり何も考えないで出来たって感じ。(志村正彦)

ーー演奏自体がタイトになっている印象を受けるのと、あとこれまでのフジファブリックの曲の中で、 一番明るいなって聴いていてスカッとする、 爽快感があって。【インタビュア】

自分では、何でこういう曲が出来るのかみたいなのは、あんまりわからなかったりするんですけど。ただ、今までと違う曲をやりたいと思ったらここが空いてた、みたいな感じで。 こういう曲をまだやってなかったからっていうのはあったと思います。(志村正彦)

ーーもともとあったけど、出していなかった部分。【インタビュア】

たぶんそれですね。 実際このメロディーはだいぶ前 からあったんですけど、それをやってこなかったっていうのは、そのときはやる時期じゃなかったのかなって思うんですよね。(志村正彦)

ーー山内さんは原曲を志村さんから渡されたときに、どういう印象を受けましたか。【インタビュア】

今までで一番明るい曲だなって。リハスタで志村くんがギターを弾いて、歌って、「いいんちゃう?」って。 みんなも 「いいなぁ」っていう感じで。 今までにない感じの曲で、 結構みんな楽しんでやれたんじゃないかなと思います。 ただ、前の作品もその前の作品もなんですけど、 あんまり何も考えてそうで考えてないというか。 その曲があるままにっていうか。 スラッと、結構早めに出来た感じの曲ですね。 みんな難しいことを考えてない感じ。(山内総一郎)

J*GM(ジェイグルーブマガジン)2005年7月号より


ーーそれではそろそろ6月1日に発売したニューシングル『虹』について伺いたいと思います。このシングルは季節の4枚発売後のフジファブリック第二章的な意味合いがあるのかなと感じたんですが?【インタビュア】

そうですね。いつも思い入れが強いので個人的にはそういうものはあまり考えないようにはするんですけどやっぱりありますね、デビューして1年経ってアルバム作って季節盤も4枚作ってって。(志村正彦)

--この楽曲は今までにないくらいストレートなトラックになりましたよね?【インタビュア】

これは・・・、どうしてなんですかね?(笑) 単純に今回四季盤が終わってさあ次のシングルっていう候補の中のひとつなんですけど。他の曲ではなくこの『虹』がなったというのは―――この曲の雰囲気が示しているのかもしれないですけど―――、一歩前に進んで行く感じといいますか、そういうものを表したかったのかなぁ、と後付けで考えてます。(志村正彦)

--この曲の歌詞も“とうとう踏み出す”というメッセージなど『銀河』に続いてかなり前向きな雰囲気がありますがその変化というのは?【インタビュア】

これもやっぱり「踏み出したい」ですね、「今踏み出してます」というよりは。願望を歌っていればそういう感じになるんじゃないかっていう。だから逆にビビってるのかもしれないですよね、そろそろ動かないとマズいんじゃないかなって。(志村正彦)

--なるほど。またこのタイトルの『虹』というのはフジファブリックのひとつのキーワードにもなっていると思うのですが、この言葉をタイトルにした理由というのは?【インタビュア】

ホントに考えてなくて、たまたまですね。四季盤にもアルバムにもジャケットに虹が出ているんですが、全然繋げようとは思ってなかったですね。ただこう、曲中にも「虹が空で曲がってる」って言葉が出てきてて。(志村正彦)


--『虹』は発売前のライヴの時からかなり反応がいい楽曲でしたよね。【インタビュア】

通常、音源になっていない状態でライヴで演奏すると、キョトンとした人だったり真面目に腕組んで聞いているお客さんが多いんですけど、何か初めからお客さんもノリノリの状態でしたね。(志村正彦)

--またこの曲は基本的にはふたつのパートのリフレインで続いて行くんですが、その中でベースラインが変化したりとフジファブリックらしいこだわりを感じる事ができました。この楽曲を作る上で意識した事などありますか?【インタビュア】

曲は結構直感で作ってるんですけど、今までは考えるところもあったんですね。やっぱり上物が3人(ボーカル、キーボード、ギター)いますし、ベースとドラムも普通な事はしたくないっていうのがあって神経質に色々詰めてたんですけど、『虹』はメンバーそれぞれが想うところはあるのかもしれないですけど、下手に決めすぎないといいますか。カウントをとったら後はその場の雰囲気でって。(志村正彦)

billboard JAPANインタビューより

メロディは前からあったけど、
すぐには出さずに温めていた曲。
その当時のフジファブリックにはない
明るい曲で、自然と楽しんで
レコーディングした模様。

そして新たに前へ踏み出したい意志を
そのまま詰め込み、
“虹が空で曲がってる”という
フレーズも偶然出てきて歌詞に入れた。

銀河を含め、
FAB FOXのアルバム制作時は、
セルフプロデュースをしており、
セッションするような形を取った模様。
息の合う演奏が垣間見えていますね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


虹 1番の歌詞解釈


待ちわびた週末は雨が上がって、
おまけに虹が出ている。 
なかなか見れない光景を見て、
グライダーに乗って飛んでみたいな
なんて思ってみたり。
気分良く調子に乗って、
いつの間にか口笛を吹いている。

週末雨が上がった後、
洗い流された街が
生まれ変わっているように感じた。
それと同時に暑い日差しと
紫外線も降り注ぐ。
なんとなく不安になった僕は
君のことを考えていた。

いつかこの曲が届くように
遠く彼方まで鳴らしてみたい。
世界が揺れるくらい大きな音で。
言わなくてもいいようなことを
恥ずかしがらずに歌にして言いたい。
きっとそれが出来たら、
世界のみんな笑ってくれるだろうか。


虹 2番の歌詞解釈

待ちわびた週末は雨が上がって、
おまけに虹が出ている。 
こんな日にはちょっと
遠くまで行きたくなる。
そう思いながら、
飲んでいた缶コーヒーを潰して
前に進んだ。

雨で洗い流された街も生まれ変わっている。
グライダーなんかよりも、
サンダーバードでニュージャージーを越えて
オゾンの穴を通り抜けてみたいな。
あくまでも夢だけど(笑)

いつかこの曲が届くように
遠く彼方まで鳴らしてみたい。
世界が揺れるくらい大きな音で。
言わなくてもいいようなことを
恥ずかしがらずに歌にして言いたい。
きっとそれが出来たら、
世界のみんな笑ってくれるだろうか。


虹 3番の歌詞解釈

虹が雲一緒に消えていき、
青空が見えてきた。
虹が雲を持ち上げているようだった。

待ちわびた週末に雨が上がって、
気持ちも前向きになり、
僕も生まれ変わっているようだ。
サンダーバードでニュージャージーを越えて
オゾンの穴を通り抜けていけるくらいに。

いつかこの曲が届くように
遠く彼方まで鳴らしてみたい。
世界が揺れるくらい大きな音で。
言わなくてもいいようなことを
恥ずかしがらずに歌にして言いたい。
きっとそれが出来たら、
世界のみんな笑ってくれるだろうか。

・・・

…みたいな解釈でしょうか。
とにかく前に進みたい気持ち。
それを後押ししてくれる雨上がりの虹。

個人的に解釈に
自信がない部分があったので、
歌詞そのままなとこもありますが…

“紫外線”に対して“不安になった僕”は
なんで“君のことを考えた”のかとか。
普通に日焼けしないか心配しただけなのか、
あまり皮膚に良くないから
体を気を使っただけなのか、
ちょっと自信がありません😅

あと、グライダーとサンダーバードと
ニュージャージー…カタカナが多い(笑)
グライダーは空飛ぶ乗り物だと分かるけど、
サンダーバードは色んな物に
名前使われて沢山ありすぎて…
でも、最終的にそれに乗って
ニュージャージー州を越えて、
オゾンの穴を通り抜けたいと言うてるから
ロケット系なのかな…?
無知ですいません🙏

歌詞には意志や願望など歌っていますが、
不思議と聴き手にも元気を与えたり、
前へ踏み出す意志が
芽生えるような曲だなと思いました✨


個人的な話

といえばイントロに流れる
キーボードのフレーズ。
このフレーズが頭から離れないって人
いるんじゃないでしょうか?

MVでもそのフレーズを
叩いている手が見えると思いますが、
キーボードのリフ(?)というのでしょうか?
個人的にイマイチあの部分の
言い方が定まってません(笑)
フジファブリックののあの…
チャッチャラチャッチャ…の部分(笑)

あまりにも頭に残りすぎて、
数年前にショッピングモールにある
楽器屋さんのお試しで弾けるピアノで、
キーボードのフレーズの
音を思い出しながら、
弾いてた時期ありました。(←やめなさいw)

それほどあのフレーズは
のアイコン?になってるんじゃないかと
個人的に思います。



いかがだったでしょうか✨
を紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨




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