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東京/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第99弾は

東京

2019年1月23日発売のアルバム
に収録されている曲。

後に同年の8月28日発売の
プレイリストアルバム
FAB LIST2に収録されました。


ファンクグルーヴ風メロディと
ドラムとベースのリズム感が
ノレるイントロ。
後から始まるストリングスも
曲の世界観が広がるスパイスになる
一曲になっています。

MVも東京の街で踊る若者達が
曲にマッチしているような
内容になっています。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

ーーこのアルバムのラストを“東京”で締めるのが最高でした。【インタビュア】

東京は、いろいろなバンドが歌ってるテーマですよね。(山内総一郎)

ーータイトルからシンプルなギターロックっぽい曲かなと思ったら......。【インタビュア】

ちょっとファンキーな感じで(笑) .....この言い方がダサいな。(山内総一郎)

ダンスミュージックだよね。(金澤ダイスケ)

東京って、いろいろな摩擦のなかで新しいものが生まれる街だと思うんですけど。そういうなかで、みんな辛く感じることもあると思うんですよね。だからこれは自分たちへのエールも含めて書いた、悲哀のダンスミュージックです。自分たちがやろうとしてきたものは貫いていこうっていう気持ちのなかで作りました。(山内総一郎)

ROCKIN'ON JAPAN 2019年3月号より

ーーそして最後がそもそも1曲目候補でもあったとい う「東京」です。のっけからクラビネットの音が炸裂して、クール少しいびつで独特なグルーヴを放つファンク&ソウルなダンスナンバーです。【インタビュア】

「FAB STEP」(13年10月)という、自分たちで思うダンスナンバーを集めたEPを出したことがあるんですけど、そういうどこか悲哀があるダンスミュージックが好みでもあって。(山内総一郎)

ーーなんかグッとくるよね。【インタビュア】

そうなんですよ。その時のインタビューでも言った記憶があるんですけど、やっぱり自分たちがパーティーピーポーじゃないぶん、悲哀で踊れるというか。で、 この曲のきっかけが『フジフレンドパーク』を東京でやった時に、 ユニコーンが出てくれた日があって(18年7月14日)。すごく感動してうれしかったんですけど。その日に配信でリリースしたばかりの「手紙」を披露したんですね。で、歌う前にこの「手紙」に込めた気持ちを来てくれたお客さんに話して「それでは聴いてください、「手紙」」って言うつもりが、なぜか「それでは聴いてください、「東京」」 って間違えて言っちゃったんですよ(笑)。(山内総一郎)

ーーあ、そうなんだ(笑)【インタビュア】


その時に、東京という街が、 自分のふるさとを教えてくれたというか、与えてくれたという話をしたんですね。地元にいる時は、茨木市はふるさとというよりも地元という感覚があると。だけど東京に出て来て過ごす中で、ふるさとという感覚を持たせてくれたという。そこから「手紙」と言うつもりが「東京」と言っちゃって(笑)。(山内総一郎)

ーーなるほどね(笑)。 【インタビュア】

で、その時に「今度「東京」 も作ります!」と言って。だから発端はその『フジフレンドパーク』 のMCで、そこから“東京”をテーマに仕上げたのがこの曲なんです。(山内総一郎)

ーーなるほど!じゃあ、この曲の“F”のワードは… “Far away”とか?【インタビュア】


まさにそうです。東京に住んでいて、あらためてホントに遠いところに来ているんだなという気持ちもありますから。で、今言ったきっかけもあるので「手紙」と対をなす感じで 「東京」の歌詞を書いていって。最初は1曲目がいいかなと思ったんですけど。 最後に置くと、さらに意味深いものが出てきたというか、さっき言ってくれた、まさに“いびつな感じ” というのが、独特な雰囲気を出していて、なんか続きがあるというか、これが実はオープニングなの かも?!? みたいな世界観を与えてくれる印象があって。自分たちでも想像してなかったカッコいい終わり方が作れたなと。(山内総一郎)

Talking Rock!! 2019年2月号より

フジフレンドパークで当時新曲だった
手紙をライブで披露しようと
曲紹介した所、「東京」と
言い間違えたのがきっかけで
作ったという貴重なインタビュー✨

東京を作るきっかけをくれたライブに
感謝したくなる内容になっていますね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


東京 サビ前までの歌詞解釈


見てもいられないくらい
感情を押し殺している過去の自分に
今の自分が追い打ちをかけるように
問いかける様子。

過去の自分は今の自分に
興味すら示さなかった。
追い打ちをかけた今の自分は結局、
過去の自分には毒にならなかった。

過去の自分が
今の自分に追いつく頃に
感じてしまうだろう。
「これでよかったのか?」と思うはず。
でもきっと気づくはず。
夢を叶うためには行くしかない。
やって確かめるしかない。
それしか方法はないと。


東京 サビの歌詞解釈


自分の中の輝く
描いていた夢や希望や憧れだけは
色褪せることなく、
気付けば時間だけ
いつの間にか過ぎていた。

ここで胸焦がすような出会いもあったし、
その度に傷ついてさよならした。
共に夢を追い続けた友よ。
まだまだもがいていこう。
華やいでいるここ東京で。

どんな困難に引き返すことなく、
先の見えない未来で
いつか輝く時が来るだろう。
上を向いて歩こう。 
自分でやると決めた夢だけは
諦めるなよ友よ。
瞬く東京で叶えるために。

・・・

…みたいな感じでしょうか。
サビ前は過去の自分を見つめる場面。
サビからは今の自分を見つめる場面。
そんな解釈をしました。

インタビューで書かれた
東京に住んで時が経って
色んな出会いと別れを経験したからこそ、
書けた歌詞なんだと
ヒシヒシと伝わりますね✨


個人的な話

インタビューにも触れましたが、
東京は山内さんが
曲紹介で言い間違いから
後に出来た曲。

当時私は子育て中で、
フレンドパークに行かれた方々の
ライブの感想ツイートを見て
その時の状況を把握していました(笑)

当時の私のツイート↓↓


そしてこの山内さんのツイート↓↓

当時はまだ手紙を含めた配信シングルを
発表したばかりなのに、
まさかのタイトルだけが決まった
新曲発表(笑)笑ったけど嬉しかった😂

そして、その後のツイート↓↓

東京ソングと言えば勝手に、
くるりみたいなロックな上京ソングを
思い浮かべていた私。

まさかの悲哀と歓喜のダンスナンバー!?
びっくりでした(笑)
ツイートされた次の日に
先行配信もされまして、
東京のかっこよさに痺れました。


あと、東京が収録されている
を発売した2019年は
フジファブリックが結成15周年の年。

15周年大阪城ホールのライブで
初めて東京を聴いた時は
やっと聴けて嬉しい気持ちでした✨

2019年のライブバージョンの東京
なんと間奏で15周年の感謝を込めた
山内さんのラップも聴けたのです✨


その後にもライブで披露されていて、
映像作品として残されています。↓↓

2022年のFrom hereは
夏の日比谷でのライブで
東京を披露していました。

2023年に発売されたシングル
プラネタリアの初回盤Blu-rayには
2023年4月14日に中野サンプラザで
開催されたライブで
東京が披露されています。

是非とも映像作品手に入れてみては
どうでしょうか✨


いかがだったでしょうか✨
東京
紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
一曲ずつ紹介と思ったことを
投稿したいと思います✨


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