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まずは、自分たち自身が『愛せるモノ』をつくること #note感謝祭

約半年前、イケウチオーガニックの代表・池内さんの「『ストーリーを売る』への僕の違和感」を読んだことが、私がイケウチオーガニックに興味を抱いたきっかけでした。

『ストーリーで売る』がトレンドになりつつある今、むしろいいものを作ること自体がストーリーになっていくという考え方は、ものづくり企業としてとても本質的で、それこそが顧客への誠実な向き合い方だと思ったからです。

私はいつも、noteは誠実に発信していけばそれを指示してくれる人と出会えるという希望が大きな強みだと思っています。
だからこそ先日のnote感謝祭で誰の話を聞きたいですかと問われたとき、誠実な企業が誠実に発信した結果としてファンが増えていった事例として『イケウチオーガニックさんの話を聞きたい』と即答しました。

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今回のトークイベントで印象的だったのは、井手さんが『イケウチの中の人がどれだけ発信してくれるようになるかを裏KPIとして置いている』とおっしゃっていたこと。
そして鳥井さんが『最終的にオウンドメディアとして必要なくなることを目指したい』とおっしゃっていたこと。

つまりものづくりの会社として一番理想的なのは作り手である本人たちがそのよさや商品への愛を発信してそれが受け手の心を打つことであり、オウンドメディアはそこに至るまでのサポートでしかないのだ、と私は理解しました。

一方でお話を聞けば聞くほど、立場としては『外部の人』である鳥井さんも井手さんもイケウチオーガニックへの強い愛があり、まるで『中の人』のように懸命に伝え方を模索していらっしゃる印象も受けました。

そしてその愛の源泉は、イケウチオーガニック自体が真摯に誠実に、自分たち自身が『愛せるモノ』を作ってきたことにあるのだと私は思います。

note感謝祭でも登壇してくださったアンダーアーマーさんも、先日お話しした際に社内の自社アイテム着用率がほぼ100%という話をさらっとされていたのですが、これってかなりすごいことだと思うのです。
そしてお話を聞けば聞くほど自社製品に愛とプライドを持っていることがとても伝わってきて、『たしかにこの熱量を可視化すれば共感する人が増えるだろうな』と感じました。

愛と熱量をもって『いいモノ』を作っていれば、それが自然とコンテンツになっていく。その順番こそがものづくりの健全な姿だと思うのです。

そしてこれはものづくりに限らず、無形のサービスや個人のブランディングでも同じことがいえるのではないかと私は思っています。

もちろん伝え方のコツや型はあるけれど、それ以上に大切なのは『これを伝えたい』『もっと広まってほしい』と作り手である自分たち自身が思えるかどうか。

ブランドの発信力を高めるには、一見遠回りに見えても自分たちが作るものを磨き、『どこに出しても恥ずかしくないもの』を作ることなのかもしれない、と改めて感じたイベントでした。

当日の様子はこちらのYoutubeアカウントからも閲覧できますので、トークの全編を聞きたい!という方はBGM代わりにどうぞ〜!

また公式のレポートを含め、note感謝祭のハッシュタグでたくさん感想noteがあがっているのでそちらもあわせてどうぞ!

ところでnote感謝祭の感想ツイートやレポートnoteを改めて読んでいたら『本当にいい空間だったなあ』としみじみ思えてきて、自分の『いい人』な部分が引出される空間っていいなあ、と思ったりしました。

感謝祭の音頭をとってくださった徳力さんはじめ、当日スタッフとして調整してくださったみなさん本当にお疲れ様でした!&ありがとうございました〜!
(最所は当日上げ膳据え膳でモデレーターやってただけなので笑)

またこういうイベントを開催していけたらと思っているので、引き続きよろしくお願いします!

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