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イケウチオーガニックのタオル講座から学ぶ「いい店舗体験」のあり方

先月、『消費文化総研』のメンバーと表参道にあるイケウチオーガニックの店舗で牟田口さんにタオル講座をしていただきました。

当日はなんと1時間半近くかけてタオルの違いはもちろん、ライフスタイル別の選び方や洗濯の仕方などあれこれ質問しながらお話を伺いました。
タオルの世界の奥深さに感銘を受けた私たちは、結果的に全員それぞれに買い物袋を下げて帰途につくことに…!

そして帰る道すがら、『これって接客で考えたらすごいことだよね』とひと盛り上がり。
タオルだけではなく、店舗体験やお店の設計についてもたくさんのまなびを得た私たちは、後日コミュニティのSlack上で振り返り座談会を実施することに。

ということで今回はSlack座談会の内容を一部抜粋してお届けします。

「お店が2階!?」の衝撃

最所:まずはざっくり、イケウチさんのお店に行ってみた感想からいきましょう!

井形:最初、2階だったのにちょっとびっくりしました!てっきり路面店かと思ってたので…!
ふらっと立ち寄る人が多いというよりは、目的地として来るお客さんが多いんですかね…?

最所:たしかにふらっと寄る人はあんまりいないのかも。

手嶋:わたしもあることは知っていたのですが。無防備に入れない気がして。思い切りタオルを買うきもちで行かないとなかなか敷居が高いですよね。

最所:そういえば、代官山にあるファミリアも二階にあるんですよね。


ファミリアは体験型店舗でワークショップとかよくやってるからなのだと思いますが、ショッピングセンター以外で2階以上ってなかなかないですよね!
「2階にある店舗セレクション」とか知りたい笑

井形:飲食店とかだと2階以上でも気にならないんですが、小売の場合どういう意図があるのかなと。。敢えてふらっと入るお客さんを遠ざけるため・・?

最所:意図的に2Fというよりは、賃料の関係でそこしかあいてなかったパターンが多いのかも?
2Fしか予算にあうところがなくて、じゃあそこでやるならこういうコンセプトにしようか、みたいな。
もしくは郊外とか駅から遠い場所につくるか、とかになるんですよね。賃料を抑えようとすると。

あと個人的に思ったのは、実は半年くらい前にふらっとイケウチさんの店舗にいったことあったのですが、そのときは店員さんに話しかけることもなくさーっと見て帰っちゃったんですよね。
あのときと今回と何が違ったんだろうなって考えていて。

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