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「人柄」を伝えようとする「デザイン」 ― イケウチな人たち。 と D&DEPARTMENT を読んで

毎回素晴らしく刺激的な「!」を届けてくれる、イケウチな人たち。今回も大きな「!」を頂きました。

D&DEPARTMENTさん の存在を私が知ったのはこの番組でした。

当時、結構な頻度でこの番組を見ていたので(いまでもたまに見てますけど)、それで、です。ただ、IKEUCHI ORGANICさんとの関係については認識していませんでした。最近、非常に強い関係があることを知って「そういえば、以前にナガオカさんのことを見たことあるよなー」と思い出した、というお話です。

今回のイケウチな人たち。では「長くお付き合いできるモノ(コト)に、必要な要素って何だろう?」ということを考えさせられました。

ひとつ目は、モノが生まれたところに行く、“観光”に結びつくこと。ふたつ目は、そのモノを、“四季”の中でどう楽しんでいけばいいのかを提案すること。3つ目は、“修理”やメンテナンスまで丁寧に提示すること。4つ目が、その商品を取り巻く“仲間”つまりコミュニティを作ること。5つ目が、“産業”について学ぶこと。

この「5つのこと」が特に強く印象に残りました。届け手と受け手の間での時間をかけて築かれる関係が大前提で、それを確かなものにするという側面でのデザインも大事なのだろう、、、なんか上手く言葉に出来ないのですけど、製品のデザインとは別に、関係性構築のデザイン(それは目に見えるものではないと思うのですが)も求められる、、、というか。表現が下手くそでごめんなさい。

こちらの記事からも大きな「!」をもらいました。

なんで支援してくれたんですかって聞いたら「健やかだから」って言ってくれた。

最初の記事にも出てきた言葉「健やか」。あんまり意識したことの無い言葉でした。もしかしたら捉え方が違うのかもしれないけど、先日これを見た時、感じたことがありました。

#シェアしたくなる企業サイト  」の3つのキーワードです。

1. パーパス
2. オーセンティシティ(真正性、ありのままの意)
3. デザイン

2つ目のオーセンティシティの部分で「健やか」という要素がスゴく大きいのかな、と。元気が感じられて、無駄があんまりなく、一緒にいたら何だか楽しい、嬉しい、私のイメージする「健やか」はこんな感じでしょうか。

また表現が下手くそで申し訳ないのですが、等身大、もしくは、ちょっと背伸びしたくらいの姿をどう伝えるか、そこにもデザインの果たす役割が非常に大きいのかな、ということを感じました。

D&DEPARTMETさんのWebサイトを見て、文字フォントにも特徴があって、そこにも意図があるんだろうなあ、と。D&DEPARTMENTさんが「自分たちはこういう人なんですよ」と、自らその「人柄」を示すのはこのフォント、みたいな感じ。

長く付き合ってもらえるかどうか、これからは「人柄」が益々重視されるのであれば、それを受け手にどうにか感じてもらうためのデザインの意義をあらためて気づかされました。突飛で奇抜で誰かに「見つけてもらいたい!」ではなく、接点を持った相手に「私たちはこういうヤツなんです。もし気に入ったらこれから仲良くしてくれませんか」と手を差し出すようなデザイン。

IKEUCHI ORGANICというブランドを、みんなで見守って行きましょう。

ここには、届け手、受け手、その周りの人も含めて、関係する皆でつくっていく「共創」を感じられました。「共創」って時間が掛かるでしょうし、それだけの時間をもたらすことが出来るのは関係の深さあってこそ、だと思います。その関係の基礎となるのが「人柄」だと、感じます。
先日のnoteのイベントでもそう感じました。

イケウチな人たち。 も、IKEUCHI ORGANICさんの「人柄」を伝えようとする想いの結晶。そのためにデザインされているんだと思います。また、製品はもちろん、ストア、ECサイトにも同じような「人柄」が感じられるか、という一貫性がとても大事なのだろうなあ、と。

なんだかまとめきれていないですね。まだ思考の整理の途中なんだと思います。でも、こうやって一旦アウトプットすることに意味があると感じますので公開しちゃいます。

何言ってんだ?って感じられたらごめんなさい、お許しを。

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