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う~ん、こんなんじゃもう勃たないよ...『ガンパウダー・ミルクシェイク』

 ぼくたちが大好きなドンパチ映画。そこに新たなる刺客が…って紹介したいナヴォット・パプシャド監督が脚本も兼ねる本作だが、う~ん、ちょっともう飽きちゃったかもしれない…
 タランティーノに見出されたらしいのだが、タランティーノみたいないい意味での外連味は感じられないしアクションも別に特筆するようなものもなかったし設定も昨今の「ジョン・ウィック」的というか何というかありきたりで監督本人がタランティーノ・ワナビィーなのはわかるけどやっぱ師匠は中々越えられないよね…って感じ。
 主役のカレン・ギランはキュートだし、ぼくと誕生日が同じ母親のレナ・ヘディも美しいし、みんな大好きミシェル・ヨーやアンジェラ・バセット、そして名優ポール・ジアマッティと役者陣は一流ながらみんながもう見飽きた感じの二番煎じのB級アクションに潰えてしまった感が否めないのが残念です。もう少し設定を彫り込んでみればいかがでしょうか。




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