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”法廷劇に外れ無し”だが、今作での丁々発止は白眉である!!

 『落下の解剖学』を観ました。去年のパルムドール受賞作で今年の米アカデミー賞でも五部門にノミネートされている話題作です。粗筋はフランスの山荘に住む夫婦と目が事故によりほとんど見えない息子の三人家族に起こった悲劇から始まります。息子が愛犬(パルム・ドッグ受賞)と散歩し自宅に戻ると父親が地面に倒れていることに気づくのです!すぐさま母親を大きな声で呼び・・・と一見普通の謎解き物のような作品ですが、今作の主題は圧倒的な”会話劇”なのです。  監督のジュスティーヌ・トリエのことを不勉強

    • 自宅で晩酌する時、あなたはどうしてますか?

      戯れにNOTEを始めて観ようと思います。コロナ禍以降飲み屋で飲むことが出来ず自宅で飲むことが多くなった方も多いかと思いますが(実際、自宅飲みは面倒だが圧倒的に金が掛からない)、皆さんは自宅で飲む時に何か観たり聴いたりしているのでしょうか?僕は嘗てのフジテレビが標榜していた”楽しくなければテレビじゃない”の時代を過ごしているので、帰宅後にはすぐテレビをつけるのですが(パソコンテレビが現状壊れてしまっていてテレビは観られないがTVer愛用)、どんな番組を観ているかというと圧倒的に

    ”法廷劇に外れ無し”だが、今作での丁々発止は白眉である!!

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