シェア
きゅーり
2023年5月18日 20:53
重松 清 著7つの短編集。記録をとろうと、軽い気持ちで10年ぶりに開いてパラパラ開いて読んでいたらいつの間にか涙で顔がびしょ濡れ。この本は必ず家で予定のない日に読むことをオススメしたい。重松さんはなぜ、こんなにも人間の心底をまっすぐ描けるんだろう。あとがきによればこの作品は著者にとっても恩師への想いがつまった一冊であるそう。生死はいつもすぐそばにあって他人事
2023年5月8日 22:23
冲方 丁 著--あらすじ----1868年3月、絶体絶命の江戸にて。崩壊寸前の幕軍を統率する勝海舟は、戦を終わらせようと策と和議を求め、駆けずり回る。対するは、幕府にとどめを刺すべく5万の官軍を率いる西郷隆盛。日本の未来を賭け、命も名誉も惜しまない2人の麒麟児による交渉が始まる...。----------主人公は勝海舟。江戸の無血開城を実現させた人。そして、その交渉相手