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サンキュー押しボタン式信号

「花束みたいな恋をした」
やっと見れました〜!

発表されてから本当に楽しみにしていた映画。

大好きな菅田将暉主演で
大好きな坂元裕二脚本。

「私のためじゃん〜!私のための作品じゃん〜!」
と思った人は五万といたはず...笑笑

映画を見ての感想は、
いかんせん私自身“恋愛”に疎すぎまして...共感とか、うわー!これある!みたいな自分と重ねることは全然できませんでした、笑

きっと今までこんな経験をしてきた人とか、今恋人がいる人とかにはもっともっと共感して響くものがたくさんあるんだろうなぁ!といった映画です。

その代わりに私はリアリティ溢れるものだったけど、ザ!映画!といった本当に一作品として見ることができました。

登場人物の性格とか、着てる服とか、住んでる部屋の家具とか、とっても現実的で、とっても普通で、
見ていて「なんだーこんな感じでいいのかっ!」って有村架純演じる絹ちゃんがよく同じセーターを着てるのを見て思いました。

お家でのテンションとか、人に対する態度とか、スーパーの帰りにパンを買って食べるとか、自分がやりたいことに挑戦し始めることとか、
なんか無理してなくて
頑張りすぎてなくて
じゃあ私も大丈夫かーと、絹ちゃんを見て勝手に肯定感が上がった気がしました。(別に絹ちゃんに近いとこがあるとかではないですが!)

ほら、映画に出てくる人物って自分とかけ離れてたり異世界もの多くないですか??
私がそーゆーのばっか見てるのもあるけど...
だからすごく現実的でホッとする映画だなぁと思いました。

そしてなにより!!!!
坂元裕二さんの言葉!!!!
出てくるカルチャー!!!!

これが本当に最高で、
テンション上がりまくりましたね、笑

この映画は2人の掛け合いのシーンばかりなんですけど、
「うん。」とか「そうだね。」
って済む返事を
相手の言葉を繰り返して返事するんです。
例えば
お互いの本を交換してパラパラ見るシーンでは
「映画のチケット、しおりにするタイプですか?」
「映画のチケット、しおりにするタイプです。」
っていう、これ坂本裕二さんの書く脚本の特徴かな〜って昔から思っています。

なんかこの会話の仕方がとっても好きなんですよね、相手の言葉を一つひとつをしっかりと聞いていて、丁寧に答える感じ。

好きな人だからこそ、自分の想いを伝えたいからこそする会話だなぁと、
実際こんな会話しないじゃないですか、わかんないけど、笑

できたら最高ですよね、お互いゆとりがあって。

言葉ひとつでも覚えておきたいって好きな人だけだと思ってます。私は。笑

みんなLIVEとかでファンの人はメモしたりするじゃないですか!そのアーティストとかアイドルが言ったことを!それと一緒です!

好きな人の一言一句が忘れられなくてなによりも大切なものであることには間違いないなぁと、

そしてこの映画に出てくるサブカルチャー!
私が高校生の時にしっかりとハマっていたドンピシャで、感動しました!
私的にceroの高城さんのrojiのお話。
当時は「私ぐらいじゃないの〜高城さんのTwitterフォローしてrojiに行きたいと想いを馳せてるの!」とか思ってましたけど
みんな行きたかったんですね、笑
てか2人の知り合いは行ったって話でした。

ほんと次にどんな歌の話?誰の話?とワクワクしながら見てて、出てきた瞬間「うわー!」とかなり高揚してました。ヤバかったです。

ってな感じで、全然まとまってないあっさーーーい感想でしたけど、
私たち世代には超響くラブストーリーでした。

#花束みたいな恋をした #映画#大学生#日記#坂元裕二#菅田将暉#有村架純

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