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本と人。 本当、人。

趣味は読書です。

本そのものが好きなのは勿論なのですが、次々読むうちに、著者自身に興味が湧いて好きになっています。いや、その逆でもう既に好きだから知りたくて読むのか。

しかし、実際に講演会やサイン会に行って直接会いたいとは全く思わないので(同時代を生きてる著者に限るが...)、ファンとも違うかな。

性別に関わらず、その著者の人間の深さのようなものを感じたいといつも思います。

本からだけではなく、インターネットでお顔の画も探して、若い頃の顔、年齢を重ねた顔を見比べてみたり。

書籍になっていない対談やインタビュー記事なども探して読んだり、動画も見つかれば「ほぉ、こんな声色でこんな表情をして語るのか」と、刻まれた皺や目配りなどを眺めます。

発想の源はどこか?どんな人と交流し、どんな本を読んで、どのような影響を受けて来たのか?時代背景と人生の過程がどのようだったかに想像を膨らませます。

そうこうして自分の中である程度に立体化できたら、再び本に帰る。すると、集めた断片が響き合い溶け合って、最終的にこの著者の通底したメッセージは何か?と一層鋭敏になるわけです。

考えてみれば、物心ついた時から似たようなことをずっとやっていた気がします。

目の前の人の、今わかり得るその人のあらゆる断片を集め、その人らしさ、その人たる所以、その人の ”本当“ は何か?を感じたい、探し出したい、そんな思いにいつも駆られます。

ほほぉー、図らずもずっと変わらぬ自分を一つ発見できました。

今夜も本を読もう。

quirk of Fate (クァーク オブ フェイト)
“不思議な運命の巡り合わせ” の意味

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