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【アートセラピーの世界へようこそ】コンテンツについて

こちらの記事は、2023年1月7日より本スタートするオンラインコンテンツ(入門講座 兼)の予告と「作ろうと思ったきっかけ」を書いたものです。

このたびスタートする【アートセラピーの世界:入門】は、アート(Arts)セラピー群の中でも特に「表現アートセラピー」を専門として対人援助に関わる かおりん こと高山佳緒理が 、これまで四半世紀(足かけ25年間)にわたって関わってきた『アートセラピー(芸術療法)』の世界を、柔軟な視点で捉えて発信していきます。
『アートセラピー』の素晴らしさ、奥深さ、そしてユニークなところを伝えていくべく、
ちょっぴり(かなり?)お勉強モードで発信していきます。

◆《キルトラボ》のメインの活動こちら



■『アートセラピー』の世界は“アートする”だけじゃない。


《キルトラボ》
主宰 高山佳緒理(かおりん)が『アートセラピー(芸術療法/ Arts Therapy)』の世界に足を踏み入れて、25年が経過しました。
(文字通り指折り数えてみて驚いた!四半世紀や)

元来、幼少の身から「ものごとが続かない」とコトあるごとに母に言われていたわたしが、こんなに一つの世界に居座りつづけるのは、奇跡かもしれません。
(ちなみにわたしの自己評価を低くさせてきた母は今年2022. 6月末、入院から1ヶ月ほどで、予想外のあり方で亡くなりました)

そんなこんなの昨今(?)

ちまたでは、狭域ながら、「アートセラピー」というものが小さくブームになってます。


15年・20年前までは、「アートセラピーというのをやってます」というたらば、大抵の人はキョトンとしてた。

心理臨床にかかる人たちですら(描画法をアセスメントで使う以外は)避けたい分野・苦笑。

アートというだけで、なんとなく特別な人が試みるような、しかも“「セラピー」ってなんだ? 怪しげ〜” と思われたり思われなかったり。

とっても少数派で得体の知れない微妙な存在だった「アートセラピー」


それが今や、SNSのあちこちで
「アートセラピー♡」
「アートセラピー♪」
って、ピーチクパーチク小鳥のさえずりのように♪
気がついたら、じわあぁあああ〜っと拡がってた!

すげーな! SNSの拡散力ってすげーなっ!!

と感心してるのも束の間 床の間。。。

■ワタシは(あの世に行く前に)次の時代を担う人たちに伝えたい。


フタを開けてみたら、「セラピー(療法)」という意味が、癒し系とかリラクセーションとか“スピ系”的な ふわぁ〜っとした扱いをされていて。
他方では、従来からあるような「自由創作アート教室」系や、カルチャー教室系 が急に(?)「セラピー」とか看板に付け加えはじめる

(敢えて言わせてくれ!)

いやいや。おねえさんたち(圧倒多数で女性が多い)、『セラピー 』とは、“癒し系”じゃなくてですね、、、
自由な創作活動でもなくてですね、(それフツーに創作活動なんですが)

あのぉ、『セラピー Therapy』って意味、お調べになったことあります?

イヂワルな質問を、SNSやブログのそこきしこにまぶして発信して早5年。

まったくといっていいほど届かず。
まったくというほど拡散されず。涙


『セラピー』とは、 治療 的 行為

これを出すと、「セラピーは治療じゃない!」と眉間にシワ寄せるたり目を釣り上げる方もおられるようなのですが、、

 よく見て。

治療  行為。

日本語って難しいですよね(本当に。。

医療ではないのに、ポジションとして医療に近いから余計にややこしい。

治療じゃなくて、「治療 的」とか、
おめぇさんワザと難しく言うてんのちゃう?

とか、斜の眼でガン切ったりしたくなります(古)。


だけどさ、
例えば『セラピスト』っていうと専門職じゃないですか。

医療で言えば、ドクターみたいな。

料理界だと、調理師のような。

技術技法を習った程度ではない、専門的な立ち位置になるわけですよ。

一般の方では対応できないことを、専門性を持って関わるために、知っておく必要のあることも増えます。

# めんどくさいよね〜。(爆)

確かに、ギョーカイの中には、理論武装してるだけの人やアカデミック振りかざしてるだけの人もけっこういるからね。
(あたし、そういう人たちに、だいぶヤられてきた(TθT)

同じようになりたくないわー!て。
楽しんじゃえ!って。
硬いこと言うなって。

# そんな空気感にすらも押し出されてしまいがちな「本物」。


『セラピー』っていうと、なんらかの心理的悩みや障害を持つ人が対象になることが多く、回復につなげたり、癒えるプロセスに寄り添ったりと能動的な関わりがあるわけで。
『セラピスト』は「治療(的なこと)をする存在」となるわけです。

※「カウンセリング」だと、もう少し構造化された対話の中で解決を目指していけるから、分かりやすいかも。

しかし、なぜ、「治療的」なんてややこしい言い回しになるのか、学んだり知ることで、『心理サポートにおけるセラピー』の存在意味や価値を改めて感じられることがあります。

*ワタシがよく出す例えは、整体などの、言ってみれば「ボディセラピー」分野の人たち。
この人たちを、癒し系とはいいませんよね。
歪みや不都合を「治す」行為する人じゃないですか。

「セラピー」って、つまりそういうことなんですね。

※心理系では「治す」って言わないけど、この辺りも追々お話しします。

難しそう〜。とか、「要は“治れば”良いんでしょ!」などの言い分もありますが、『知る』ってことをやってみて、実践(セラピーセッション、臨床体験)に入っていくと、意外に奥深い理論背景やエピソードも転がってたりするんです。

これらは、クライエントさんとの関わりの中で、クライエントさんから気づかされることも多いです。


最近は、メソッドとか技法・方法論なんかばかりが市場を賑わしてるけど(ビジネスブームの功罪か)、違う角度や視点から『アート』と『セラピー』の関係を観ていくことで、より『人が愛しくなる』のです。

なぜ、アートが セラピー(治療的行為)に加わってきたのか〜あたりのことを知ることで『人への理解が深まってセラピーにも濃度が加わる』のです。

単に、理論よく知ってるとか分析得意とか○○技法の達人とか、実は『人の人生そのもの』にはあんまり関係ないところではない、『人が命を繋いできた所以』みたいなところに触れられる


と、こんなような本質や理論・概念なんかも、時折、いろんなエピソードや物語を交えながらお伝えしていきます。

イメージとしては。チビっ子くてチョロチョロ動くばぁちゃん(身長150cmかおりんのこと)が、縁側でお茶すすりながらしゃべくってるイメージ(ぜんぜん分からん)。
そんなイメージしながら、記事を読んだり、動画や画像を観たり、時に(ワークを)試みたりしていただき、楽しみながた学んだりしていただけたら喜びでっす☆



■ 『アートセラピーの世界へようこそ:入門講座』で扱う予定の内容


※こちら本スタートは2023年 1月 7日です。

講座形式ながら、エッセー読んだり、トーク番組観たり、小さなパフォーマンスを楽しむ感じでお届けする【アートセラピー入門講座】を始めます。

以下は、カリキュラムのようなものです。だいたいこんなことをやります、の参考にどうぞ。
(★実際には、「はじめに」の方から詳しい案内が始まります)

購入して活用していただく形が主になりますが、無料で読んだり観たりできるものもあります(ときに note から飛び出ることもあります)。

本スタートは2023年 1月ですが、興味度合いの高い方には先行して公開および購入していただけるようにします。
(いわゆる講座として、取り組んでいただくことも可能なのです)

今日は、ざざっと予告と概要ご紹介です。
「それ知りたかった!」とか「コレ興味ある!」というものがあれば、これ幸いです。

それでは、どうぞ。


■はじめに(スタンス・意図など)



■第1部 アートセラピーの概念と全体像(捉え方、効用)


 ①『アートセラピー/Arts Therapy:芸術療法』「セラピー」とはなにか

 ②アートセラピーの成り立ち(歴史やメソッド・学派など)

 *『アートセラピーにおける「アート」とはなにか』

 ③「セラピー」と、「カウンセリング」「コーチング」「ヒーリング」などの違い

 ④「セラピー」にアートを用いることの効用(1)治療的意味

 ⑤「セラピー」にアートを用いることの効用(2)創造性の促進

 *ワーク体験①『言葉にならない「想い」を言葉以外で表す』体験 (動画付)

◎ 特典:文書とか動画とかスペシアルな特典が1部ごとに付きます。



■第2部 『アートセラピー』の手法と素材

 ①アートセラピーで用いられる「素材」と効用について
 (1)・画材(硬さ) ・平面素材(扱い方・枠)
   ・立体/小物素材(加工もの・自然素材・具体物etc.)
   ・触覚(硬い/柔らかい/ざらざらなど)・
 (2)・触れる(感覚を刺激)
   ・遊び(創造性の活性)
   ・意味づけ(ナラティブ・語り)

 ②アートセラピー「手法」と役割について
 ・投影法・アセスメントとしての手法
 ・アート表現における「枠」
 ・内的世界と外界の橋渡し

 *「心理療法:セラピー」における『治療的行為』の意味
 ・発祥は「医療現場」or「アート」?
 ・「治療“的”」と言われるゆえん

 ③『セラピスト』となるために必要なこと

 *ワーク体験②『素材遊びから自分の“好き”を知る』体験 (動画付)

◎ 特典:文書とか動画とかスペシアルな特典が1部ごとに付きます。


*まずは、第4部まで 続きます!
全項目リストを こちらのPDF ▼で一覧できるようにしました。



それでは、まず「はじめに」から。
🔻全文無料で読める本稿


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