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次の時代の到来の指標? ただの文化の衰退?

ある巨大書店が流通改革を行うべく合弁会社を設立するそうな。成功すれば更に他社を巻き込んで大型化していきたいそうな。
ますます、街の小さな本屋が少なくなっていきそうだし、本屋自体の個性化が危ぶまれそうな話だ。

これは本屋だけじゃなく音楽業界でもいえること。街のレコード店が少なくなり、大型化が進み、今ではその大型ショップさえもネットショップに凌駕されそうな勢い。逆にたまにある小さなレコードショップが珍しい存在として目立つがショップ自体が決して多いとは言えない。

昔の本屋、レコードショップを知る人間にとっては寂しい話だ。
これをもって単純に文化の衰退の指標としていいのだろうか。確かに変化についていけない販売側については言えるかもしれない。常に文化を生み出していくにおいて文化の繰り出し方を考えておかないと、過去の因習のままでいると周りのインフラが変わってきているのに、文化の繰り出し方だけが過去のままだと取り残されてしまうのは明白だ。

受け取る側も同様に変化に応じていかなければならない。
過去の古いままで残るであろう文化と、新しく刷新されるものとの。
ま、我々弱者は常に応じざるを得ないので技術が刷新されると脅迫まがいに追いついていかなければ生きたままの過去の遺物化されてしまう。
携帯電話の例ごとく。

技術が刷新され確信されていくのはいいことだ。それと個性の問題は別物。個性が犠牲になっては、折角の技術も意味ないのでは。
いい著書や音楽があるのに、販売側の意図で皆が同じようなものを買い読み聴くようになってしまい、個性あるものが埋もれてしまう。
これじゃ~、イカン。

今後のショップの在り方に注視していきたいのと、自分自身考えていきたい。
真面目。w

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