障害者雇用の実習のデメリット

障害者雇用を受けると実習が選考に含まれている場合が意外とあります。企業を見ることができるといった理由から実習生側にメリットがあるようなことを書いてある記事もありますが、普通にデメリットもあると思います。

今回は選考に実習が含まれている企業を受けてみて、実習を行う上での実習生側のデメリットをまとめたいと思います。

無給である点


基本、無給で普通に働かされます。周りは同じ作業をしてお金をもらっているのに正直、モチベーションが保てないです。交通費も食事補助もないので、お金がない時だと何日間も拘束されるのは、キツイと思います。せめて、最低時給は出すべきだと思います。

緊張した場で上手くできるわけがない

完璧を求めているのかは企業によって異なりますが、緊張した場所でコミュニケーションや作業など上手くできる訳はないので、実際のスキルをみることはできないのではないかと思います。実習を経て選考を突破した人でも辞める人は普通にいるわけで.… 面接だけの場合よりはミスマッチを防げる可能性は高そうですが実習生側の精神的な負担も考えてほしいものです。

実習があることで選考のスピードが遅い

実習があることで受け入れ先との調整が必要なため、選考のスピードが非常に遅いです。選考が長引く状態は非常に疲れます。企業によっては実習の日程が長いため、エントリーから内定まで半年近くかかる場合があります。

就業中の人向けではない

実習が2日〜3日くらいでしたら有給を使ってどうにかなりそうですが、一週間以上の実習にもなると有給があっても足りません。単純に行きたい企業が実習が含まれてたらどうやって転職活動を進めればいいのか全く分からないです。あと、現職中に実習を受けたのですが、新たなことを覚えないといけないので、既存の業務にプラスした形になり、キャパオーバーになり頭が混乱しました。

正直、普通の雇用には実習がないので羨ましいと思ってしまいます。実習まで行って落とされたら、何日間も無駄にした感じもありますし、お金が出ないという点が大きいです。結局、ミスマッチは起こるので実習は、希望制にしてくれればいいのにと思います。


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