音楽理論と音感、ギターを弾く身体。
私の趣味はジャズギター演奏です。
かれこれ四十年近く弾いている計算になり、であれば、もう少し上手に楽器を操れても良いのでは? と自分で思うほどの腕前であります。
まさに「下手の横好き」です。
最近、<なぜ自分が下手なのか?>ということを考えるようになりました。
それは<どうすれば上手くなれるか?>という問いでもあります。
至った結論はシンプルで、
「音楽理論と音感がリンクしていない」というものでした。
演奏をしていると、たまに音楽理論が<聞こえてくる>ときがあります。
ただし、その瞬間はとても短いものです。
大部分が音楽理論に取り憑かれ、手だけでギター演奏をしている。そんな自分に気づいたのでした。
アマチュアの演奏家とは言え、ジャズを志す者としてはずいぶんと遠回りをしてしまったと思います。
<理論・音感・身体>のバランスがいかに大事か知った今日このごろです。
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