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【日本最大級!探究の祭典】「人と話すのが苦手でもご近所付き合いができるアプリ」出場チームのメッセージから④

探究学習の成果発表の場「クエストカップ2022全国大会」(2月19~27日)。出場チームの皆さんから送られてきた、これまでの学びの振り返りと、本番に向けた意気込みをまとめました。

「クエストカップ2022 全国大会」には261チームが出場。当日はYouTubeLiveで配信します。※タイムスケジュールは公式サイトで公開予定
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企業から出された「ミッション」(課題)にチームで取り組む企業探究部門「コーポレートアクセス」の出場チームをご紹介します

県立富士高等学校 「요시노야」


メンバー(敬称略)
早川廣洋、畑中夢芽花、渡邉朱里、稲葉こころ

作品の概要
吉野家のテーマの「あなたの街のずっと大切」より、地域に愛されている地方アイドル、愛され続けてきた伝統工芸品の二つに結びつけました。

最も苦労したこと
二つのアイデアをどこで結びつけるのか考えるのが最も苦労しました。

最もテンションの上がったこと
作品作りの中で他のグループでは思い浮かばないような面白い案が次々と出てきたことです。

発見、成長、やりがい
自分達の地域のについて知らなかったことを改めて見つめ直すことができました。

メッセージ
吉野家と地域に愛されているものの豪華なコラボレーションとなっています。楽しみにしていてください。

奈良学園登美ヶ丘中学校 「ロケット団」


メンバー(敬称略)
木村臣都、山本祐大、田邊龍一、東諒太郎、山本瑞穂

作品の概要
皆さん!毎日どんな気持ちで過ごしていますか?「毎日が楽しい!」「明日は休みだ!「今日も残業か…」「#%6%$$####$$!」「プロテインしか勝たん!」など、皆さんは様々な思いを抱いて過ごしていると思います。そこで、私たち「ロケット団」はパナソニックにインターンし、もやもやからワクワクへと感じられる日常を探してみました!そこで、出たモヤモヤは「食料自給率の低下」です!!「壮大だな…」そこで、ロケット団がこのモヤモヤを解決するためにとある栽培機械を開発したそうです!

最も苦労したこと 
モヤモヤからワクワクへ変えるアイディアをチーム全員で考え抜いたこと。自分たちの発表が相手に伝わっているのか不安だった時

最もテンションの上がったこと
全国大会に行けたこと!!!!!!

発見、成長、やりがい
物事を深く、根本から考えることができるようになったこと。
自分たちの頑張りを見てくれる人はいると分かったこと。

メッセージ
私たちの集大成をとくとご覧あれ!!
毎日がつらい人へ
・幸せのハードルを下げてみよう。そうすれば毎日が幸せだ。
・人生にマニュアルなんてない。


多治見西高等学校 「水戸近戸・莉愛」


メンバー(敬称略)
石原和果、天野真帆、松原裕大、鈴木結衣

作品の概要
作品の一番のポイントは、私達はこの企画を考える間に沢山の幸せ、楽しいをもらいました。だからその幸せ、楽しいという心を私達の知らない誰かに、沢山の人に届けられる、そんな作品に仕上げました。

最も苦労したこと
基本的には動作全てが楽しかったです。何をしてても楽しくて、一回一回の会が楽しいで溢れてました。だけどその中でもやっぱりこれ難しいなという点もありました。例えば、中間発表時の指摘して頂いたポイントを元に企画全てを練り直した時です。私達のグループは、心を届ける企画をベースにして、3回がらっと企画内容を変えました、そこが大変でした。

最もテンションの上がったこと
2つあって1つ目は、実際に知育菓子をグループのメンバーと作った所です。小さい頃はよくやっていた知育菓子ですが、成長してしなくなっていました。なので久しぶりに知育菓子を真剣に作って食べました。すごく新鮮な気持ちになり、楽しかったです。2つ目は、凄く企画名に悩んでいた時に自優菓子という企画名が誕生した瞬間です。あの時はテンションが上がり過ぎてメンバーみんなの目がきらきらしていたようにみえました。

発見、成長、やりがい
今回グループのメンバーはランダムに選ばれていて、お互いはじめましてのメンバーの方が多かったです。そんな中今こうやって一緒にいて凄く楽しいメンバーになったのは一人一人の心遣いとか、自分から話してみようっていう前向きな姿勢とか、誰かが意見を言った時には必ず返事をしようっていうお互いがお互いに向けた少しの気遣いで凄くみんなが取り組みやすい環境になりました。誰かを思い、お互いがお互いを思い合い、自分たちで居心地の良い環境作りをするというのが今回成長した点だと思います。

メッセージ
今回の発表のために企画を何回も作り直したり、実際にお菓子を作ってみたりさまざまな努力をしてきました。個性あふるる発表をするので、ぜひ楽しんで聴いていただきたいです!

淳心学院高等学校 「2二Ⅱ」

メンバー(敬称略)
丸山 航大、衛藤 白空、宮藤 蔵ノ介、菅 充希、東 凌矢

作品の概要
まず、昔ながらのご近所さん同士で交流し合い、時には助け合ったりすることが大切ではないかと考えました。しかし、今の時代にはご近所づきあいが面倒くさいという人も増えてきました。僕たちは共通の話題、趣味があればいつもは人と話すのが苦手な人であっても話せるのではないかと考え、人と土地環境とのマッチングサービスを考えました

最も苦労したこと
テーマに対するアイディアを出す作業は比較的容易にできたのですが、そのアイディアに実現性、実効性、普遍性などたくさんのことを考慮することが必要であるので、それを裏付けるデータをインターネットや本を参考にすることがとても大変でした。

最もテンションの上がったこと
2二Ⅱはエントリー日である12月24日のギリギリまでパワーポイントの調節や原稿の立ち稽古等をずっとしていました。そして、いざエントリー動画を撮るとなったときに一発ですべての人を取り残さないようなサービスを作りたいということをまず、第一に考えて自分のチームなりに伝えることができた動画がとれたことです。

発見、成長、やりがい 
探究という科目の枠組みで作品を創りあげていくのですが、僕たちは富士通のミッションに取り組んでいたのですが、富士通の企業のHPをくまなく読みこういうことやっているんだ、というだけでなく、日常生活の中でもテレビや歩いている時など少し、注目してみるだけでもたくさんのこんなことが!!という発見がありました。

メッセージ
幸せとは何か?考え抜いた先に見えたものはなんだろう?ぜひチームふじとぅーのプレゼンををご覧ください

花園高等学校 「Natural Bodies」

メンバー(敬称略)
廣野泰之、森山さくら、秋田彩由希、阪谷侑希子、柴田紗希

作品の概要
主にアスレチックなどのアウトドア関連のものの運営をしているフォレストアドベンチャーさんから課された課題に、高校生5人が週に一回議論を積み重ねて完成させた一つの提案です

最も苦労したこと
最終的にどのようなことを実現したいのかを決めなければならないとき、自由に意見を出しすぎてまとめ上げることが一番苦労しました

最もテンションの上がったこと
議論を重ねていたときや、メンバーの中に山の近くに住む人がいて、実際の山の良さや危険について話し合っている時間が一番盛り上がりました

発見、成長、やりがい
初対面の人とでも物怖じせずに話せるようになり、メリハリの大切さに気づけました。また、質問をすることに抵抗がなくったことや、聞いている人を引き込む文章の書き方を知れたことも成長のひとつだと思います メッセージ この提案を聞いてくださる方だけでなく、その提案をしている私達も一瞬のようなひとときを楽しめるような物となっています。ぜひ、肩の力を抜いて、楽しんでお聞きください!!

千葉県立東葛飾中学校 「SKOTTYS」

メンバー(敬称略)
山田杏、冨島健太、大串花凜、川又理央、佐々木剛


作品の概要 
犬と人の絆をもっと深め、人々の癒しになり、希望となる。そんなコンセプトの企画を考えました。" 最も苦労したこと なかなか案が出ず、メンバーお互いになにをすればいいかわからない時期が長く続いたことです。アイデアが出てもすぐに大きなデメリットが出てきてやめにしよう、の繰り返しで、最終的にしっかりとした企画が仕上がったのは奇跡なんじゃないかなって思っています。

最もテンションの上がったこと
個人的には、企業の方のお話を聞けたことです。やっと出た貴重な案をよりニーズにあったものにして、うまく皆に説明するために必要なきっかけをたくさんもらいました。

発見、成長、やりがい
はじめ行き詰まりまくった分、最後の方は割ときれいに発表をまとめることができました。

他のグループと比較するのもなんですが、一番詰まって一番大変だったのうちらなんじゃないの?って思うぐらい、良くも悪くもメンバーの印象に深く刻まれるプログラムだったと思います。

メッセージ
私達が必死に、ほとんど死ぬ気で作り出した、貴重な案の良さを、しっかり伝えきれるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

大阪高等学校 「ウチら4兄弟」

メンバー(敬称略)
中川舞音、木村咲良、上原直政、平井誉人

作品の概要
私たちは「明るい未来のために頑張る今日が楽しくない」という現状にどこか心が晴れないモヤモヤを感じています。一方で私たちは今まで頑張ってきた事が実ったり、次に進む自分がイメージできた時に前向きに晴れ晴れした心でワクワクしながら生きています。FIND MEはこの現状を踏まえて開発したサービスです。

まず、システムは自分の一日の中で起こったことが全て、自分目線の映像で残せるのが強みです。「体験」は脳波から映像を読み取り記録。さらに専用の腕時計が連動して、心拍数や発汗、体温を検知し、その変化から「感情」までも読み取ります。

このサービスの利点は主に3つあります。

1つ目は、AIによる自動振り分けです。体験を感情別に仕分けしてくれるのです。毎日の生活の中で記憶に残るのは良くも悪くも大きな出来事ばかりです。ふとした瞬間に笑ったこと、ありがとう!と思ったこと、些細な幸せを私たちは記憶の奥に捨てて次の日を迎えます。でもこのサービスがあれば、たとえば喜びのフォルダを開くだけで簡単に幸せを思い出すことができ、小さな幸せを忘れることなく日々を過ごすことが出来ます。
また、悲しみや嫉妬のフォルダを開いたら自分自身の改善点や自己成長にも繋げることができます。このように、自分を振り返ると明日の自分が待ち遠しくなり、日々が輝き出すと思いませんか?この振り返りのたった10分があなたの毎日の楽しみな時間に、ワクワクの時間になるかもしれませんよね。

2つ目は私たちを最もワクワクさせる「成長」の実感です。私たちがモヤモヤする要因の一つは、日々の生活や努力が未来に繋がっている実感の希薄さです。「FINDME」最大の特長は、自分目線(主観視点)による映像記録です。今日の自分はどうだったのか?あの時の行動は正しかったのか?何ができるようになったのか?あらゆる場面を、客観的に振り返ることができます。成長を実感するには、昨日の自分と今日の自分でどこが改善されたのか、どこがダメだったのか、上手くいったのかを細かく見て、毎日毎日このように自分自身の更新を続ける必要があります。
しかし、これを継続するには日々の些細な事も覚えていなければならなかったり、時間を要する面からほぼ不可能です。だからこそ「FIND ME」を使うことで簡単に続ける事が可能となるのです。成長を実感しながら進む自分を想像してみてください。自分の事を理解しながら生きるって簡単なようで難しいことです。それができるようになるって、すごく魅力的なアプリだと思いませんか?

3つ目はさらに成長を促す「感情の追体験」(シェアサービス)です。この「FIND ME」の魅力は先程言った通り自分の体験を「自分目線で映像に残すことが出来る」ということだったと思います。これを踏まえて考えると、自分の目線を誰かに共有する事が出来たら、逆に誰かの目線を自分も見れたらどうでしょうか?憧れの人の目線が見れたり、尊敬する人の目線が見れたらとっても刺激になると思いませんか?新たな考え方を取り入れたり、その人の活動に勇気を貰ったり。世界中の興奮や体験を今までにない映像で共有できるサービスは革新的ですよね。

「FIND ME」の魅力的なは伝わったでしょうか?未来を創る私たち人間が、もっとワクワクする日々を過ごせたら、未来は今よりずっと明るく、希望に満ちた世界になると私達は信じています。

最も苦労したこと
「FIND ME」の案にたどり着くまで、凄く時間がかかりました。人々のモヤモヤとは何かを4人で模索し、モヤモヤはどうしたら解消できるのか、解消出来るだけではワクワクにはならないよね。どうすればモヤモヤはワクワクに繋がるのかな?という事を学校が終わったあとも夜みんなで電話を繋いで話し合いを重ね、「FIND ME」という自分たちのこたえを導き出しました。

最もテンションの上がったこと
予選を勝ち抜くためにプレゼン動画を提出する事に決めましたが、ウチら4兄弟は、全員部活動に所属していてなかなか時間が合わないという事もあり夜の18時から21時、そして朝の6時集合で動画撮影をするという、極めて困難なスケジュールとなりました。

しかしその中でも誰一人弱音を吐かず、誰かが失敗しても励まし合い、そして撮影を乗り切ったあとは全員が達成感と感動で満ち溢れ、まさにテンション爆上がりで、これで予選が通らなかったとしても自分達はやり切った。悔いはない。とみんな口を揃えて言っていました。

発見、成長、やりがい
案を出すにしても、動画を撮りきるにしても何事も真っ直ぐ全力で向き合い続けたら必ず自分達の納得するこたえを導くことができるということ。そして、強い意志をもって取り組む限り私たちは自分でも想像していなかった未来を迎えることができるという事です。(発見)チームで活動するということは、そばに頼もしい仲間がいるということ。4人の考えが出るからこそ掛け算になったり足し算になったり、4つの視点から物事考えられる強みがありました。

しかし、誰か1人が諦めたり弱音を吐くと他のメンバーも流れてしまう事もあります。ウチら4兄弟は、声には出さずとも「もう無理じゃない?」「疲れたよ。。」という雰囲気が出ている時がありました。夜2時間もぐるぐる考え続ければそうなることも当然です。

そこで大事だったのは、チームがどう動いたか、だったと思います。誰がどう声をかけ、周りはどう反応するのか。私達の場合、リーダーが声をかけたら必ずみんなが何かしらの意思表明をしてくれました。だから、今日はここまでにしようとか明日はここまでいきたいね!と、自分たちのペースで小さな目標を設定し少しずつ進んでこれたのだと思います。小さなことと思えた行動がのちに、チームにとっては欠かせない事だったのかもしれないと気づきました。

また、話し合いを深めることで友達の知らなかった一面を見たり全員が自分の得意なことを存分に活かして活躍することもあれば、苦手な事にも自分なりに向き合って成長していた期間だったとも思います。最後に、チーム全員で前に進んでいる時のあの楽しさやこれからどうなるんだろう!というドキドキ感は、絶対自分1人では味わえない感覚で、チーム全員が輝き出している姿はすごく刺激になり、最終的に、全員が互いに高めあえる大事な存在になりました。

メッセージ
「FIND ME」がある毎日を想像してみてください!私達と一緒に成長を実感して今のモヤモヤも吹き飛ばして、待ちきれない明日を迎えましょう!

【参考】
探究学習はじめの一歩!【実例】探究学習のテーマ16種
「探究学習」の最先端 教育と探求社の総合パンフレット
教員向けイベント情報

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