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【日本最大級!探究の祭典③】「脳がしわくちゃになるまで考え抜いた結果、今まで考えてたことがパズルのように組み合わさった」コーポレートアクセス出場チームの声

探究学習の成果発表の場「クエストカップ2023 全国大会」(2月18~25日)。出場チームの皆さんから送られてきた、これまでの学びの振り返りと、本番に向けた意気込みをまとめました。

「クエストカップ2023 全国大会」には266チームが出場。当日はYouTubeLiveで配信します。
※タイムスケジュールは公式サイトで公開予定
クエストカップ公式サイト
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企業から出された「ミッション」(課題)にチームで取り組む企業探究部門「コーポレートアクセス」の出場チームをご紹介します。

福山市立城南中学校 「たくあん」

作品の概要
宇宙の惑星を間近で見れる、人が入れるカプセルをつくるというものです。カプセルにすることでコンタクトレンズと似ている素材を使え、メニコンさんが作っているコンタクトレンズをうまく活用できると思いました。

苦労したこと・テンションが上がったこと
やっぱりこの企画にたどり着くまでです。
この企画に行き着くまで色んな意見が出たけどちゃんと納得できる内容ではなかったです。
そこで〇〇といえば〇〇だなというかんじで繋げていったら良い提案が出てきました。でもとなり合う生命を「深く想う」を解釈するのが一番時間がかかったと思います。
そこが特に苦労したなと思います。でもだからこそ企画にたどり着いたとき,納得できるものにたどり着いてスカッとしてテンションが上がりました。カプセルを観覧車につけようと考えたときは特に楽しく、絵をかいてる時もわくわくできました。

発見や成長
チームの絆が深まったなと思います。グループ活動のときだけじゃなく普段の生活もよく話したりしているからです。また,どうやったら詳しく、かつ、わかりやすく説明、表現できるかをすごく考えられたので,発表する時にかみかみだったけど、いつもよりはきはきと話せたと思います。みんなに凄いと言われたから、やってよかったなと思えました。

意気込み
熊谷くん:全国大会に出場できるので先生たちの期待にもできるだけ答えられるようにでも自分たちらしく頑張っていきたいと思います!
前原さん:あまり噛まずにメニコンの人が聞きやすい速度で話せるように頑張ります。
髙原さん:全国大会に出られるからには全国一位を目指してがんばるぞ!


クラーク記念国際高等学校京都キャンパス 「アンノーン」

作品の概要
靴下が、雑巾や靴磨きなどに再利用されるように一つの道だけではなく、沢山道があることを知ってほしいという願いをこめた「くつしたハウス」
それは、メンタルケアができる施設!!
社会になかなかなじめない人たちの社会復帰の取り組みを行う施設です!

苦労したこと・テンションが上がったこと
ぶっとんだ発想をすることもたくさんありましたが、冷静に現実について目を向けると今問題になっていることがありました。 大和ハウスとどのようにかかわることができるか考えると大和ハウスは多くの子会社を持っているので様々な事業があると知りわくわくしてきました。

発見や成長
答えのない課題に対して探求する難しさ・大変さを感じたが、このように優秀賞に選ばれたことによって私たちのアイデアは間違っていなかったとわかりうれしかった。

意気込み
セカンドステージ進出します!


京都産業大学附属高等学校 「カフェイン中毒」

作品の概要
現在、私たちの生活の基盤となっている電力について、太陽光発電や風力発電、地熱発電など環境を考えた多様な技術が開発されています。地熱発電や地面の振動で発電する技術も開発されていて、世界あらゆるところの地下に発電・蓄電装置を埋設して無線で電気が使えるような生活にすることを考えました。100年後世界中で電柱や電線がなく、いつでもどこでも自由に生活ができる快適な世界を提案してます。

苦労したこと・テンションが上がったこと
舞台が100年後だったので想像ができず、アイデアを出すまでが大変でした。ですが私たちが提案したアイデアでは、電柱のない世界だったり、今とは全くちがう生活になるので、そんな世界にとてもワクワクします。

発見や成長
今では当たり前だとしても、何年か前までは考えられなかったものやいろいろなことがたくさんあるのだと改めて考えるきっかけになりました。
また、個人ではなくグループでの取り組みだったので、ひとりでは思いつかないことも、グループのみんなと意見を出し合って少しずつ具体的でより良いアイデアにしていくことが出来たことでやりがいを感じました。

意気込み
クラスの抽選で選ばれたグループでしたが、クエストカップの課題取り組むことで全員が意見が言い合える環境ができて、自分たちらしいグループになりました。今回の全国大会で、グループメンバーの結束を更に強めて挑みたいと思います。


私立 北陸高等学校 「坊ちゃん」

作品の概要
マッチョイオンを作りました

苦労したこと・テンションが上がったこと
パワーポイントの写真を選ぶのに苦労しました

発見や成長
ひとりが出したアイデアをみんなでふくらませたことにやりがいを感じました

意気込み
自分たちのアイデアを伝えられるように全力で頑張ります。マッチョイオンを実現させたいです。


大阪府教育センター附属高校 「Five Stars」

作品の概要
Tree'sモールがこれからの子どもたちの未来を変える。thinkからactionへ。

苦労したこと・テンションが上がったこと
0から1を作ることが何よりも苦労しました。みんなそれぞれ意見があったけど、1つにまとめることができなくて、自分たちが作りたいと思えるものを見失ってしまった時期がありました。

発見や成長
1つの物事に対して深く考えるようになったり、人前で発表することに対して自分たちの考えを伝えることができるようになったのが、個人的な成長にもなったし、チームのやりがいを感じれたのかなと思いました。

意気込み
約半年間、このメンバーで頑張ってきたので、楽しみながらチームの色を出せたらいいなと思います!


大阪府教育センター附属高等学校 「メロンパン」

作品の概要
笑顔の良さに応じてポイントがもらえるところ。

苦労したこと・テンションが上がったこと
原稿、スライドづくりが難しかったです。

発見や成長
コミュニケーションを取り合うことで、協調性を身につけることができました。

意気込み
頑張ります♪


私立 百合学院高等学校 「いちごぼーろ」

作品の概要
夕方まで授業を受け、そのあと部活をしておなかが減った状態で家に帰り、ほっとする時間もないまま寝てしまっていた日常・・・。もっと自由な時間が欲しい!みなさんもきっとそうでしょう。私たちは、時間が欲しいというわがままを解決する「ぶっとんでGO」を提案します。

苦労したこと・テンションが上がったこと
社会全体で余裕をもつことに焦点を当てて議論しましたが、どうすれば余裕をもってもらえるのか、またどうすれば私たちの「わがまま」を叶えることができるのかで行き詰ってしまい、意見がまとまらなかったことが苦労したことです。

発見や成長
意見を出し合った時に、自分では思いつかない意見もたくさん聞くことができ、自分では意識していなかったことに気づくことができました。知識だけではなく考え方にも発見がありました。停滞したりもしましたが、10代の私たちが求めているものの中から共通する「わがまま」とはどのようなことなのか考え、カタチにしていくことにやりがいを感じました。

意気込み
「10代のわがまま」それは時間がないということです。
そこで私たちは移動時間を省こうという提案をしました。
せーのっ!ぶっとんでGO!


茨城県立 並木中等教育学校 「なみきとめぇと〜0」

作品の概要
日常生活に潜む事件は一体誰によって起こされているものなのか。私たち班員と一緒にその謎を解き明かしていく、追体験型プレゼンテーションです。事件を解決するためには、推理をしますよね? 推理をするためには、情報の入手が不可欠です。つまり、私たちのプレゼンテーションを聞き逃さなければ、事件を解決することができるでしょう。一緒に犯人を捜しませんか?

苦労したこと・テンションが上がったこと
班の中での衝突が頻発し、一時期は、もう無理だ、と思ったこともありました。でもその一方で、作品がある程度まで完成し、発表練習をしたときはみんなテンションが上がっていました。私たちの良いところは、楽しく取り組んでいるところです!とにかくプレゼンテーションが楽しかったです。すると、改良するモチベーションも上がりました。黄金のサイクルです!!

発見や成長
人の数だけ価値観や考え方があるということを改めて発見しました。班の中で衝突が頻発した時に、特に思っていました。一歩進もうとすると、必ず反論が来て、どちらも引かないので、議論が活発化するのです。結局一歩も進まない。根本的な問題だという話になった時には、一歩も進まないどころか、何歩も退くこともありました。しかし、今思えば、そういった議論があったから、ここまで私たちのプレゼンテーションは成長したのだと思います。

意気込み
全国大会の出場権を頂き、ありがとうございます! 一年間のみんなの頑張りが目に見える形になって、とても嬉しいです。そして、なによりも私たちの提案を高く評価していただき、もう一度やらせていただけるということで、改良に改良を重ねています。私たちが伝えたかった事がより伝わりやすくなっていますので、ご期待ください!!


神栖市立 波崎第一中学校 「ガンバレルーヤ」

作品の概要
毎日を嬉しい発見でいっぱいにする日本中がハラハラするようなイオン大改革プロジェクト。その名も…『イオンを島にする イオンリトールプロジェクト!!!』
①イオンを島にする
②無料送迎列車の設置
③世界各国の店舗の出店
イオンを島にすることで今までに体験したことのないハラハラ感を味わえる!そして、列車を設置することで多くの人に楽しんでもらえる!さらに、週ごとに変わる世界各国の店舗で毎日が嬉しい発見でいっぱいに!ぜひイオンリトールへ!

苦労したこと・テンションが上がったこと
0から1を作り出すことに苦労しました。最初はなかなかアイディアが浮かばず、浮かんだとしてもありきたりなものばかり…。正直考えることを放棄してだらだらと時間を過ごしたこともありました。
そこから脳がしわくちゃになるくらいまで考え抜いた結果、今まで考えてことがパズルのように組み合わさりました。その時の脳内はエンドルフィンだらけだったと思います。

発見や成長
まずはチームのみんなとの関わりの中で、その人の新しい一面を知ることができました。半年間、同じグループで活動してきたので、今まで気づけなかった意外な一面や素敵な所を発見することができました。
また、半年間の集大成であるプレゼン発表を上手くできた時には達成感がありました。多くの友人や先生方からお褒めの言葉をいただき、一生懸命作り上げた作品が評価されて嬉しかったです。

意気込み
私たちはとにかく明るく、元気で努力家なチームです。それぞれの長所を生かして、半年間頑張ってきました。みなさんの心に残る提案をできるよう、精一杯がんばります!応援宜しくお願いします😊


私立 西大和学園中学校  「(仮会社)テレビ奈良」

作品の概要
私達は世界を目標に、日本天国大作戦を提案します! 地上は歩行者のみが歩けるようにし、高速道路上は車が走ります。そして、この日本天国大作戦を成功させるために更に2つの案を提案します! 1つ目は、早く目的地に着きたい時や緊急時のために、瞬間移動を可能にします! 使った次の瞬間、行きたい場所に着いている、こんなに便利なことはないですよね!!
2つ目は、地上と高速道路を行き来するために風船を利用します!風船で空を飛ぶなんてワクワクしてきませんか?! よって、地上は歩行者天国として天国になり、車は空に近くなる、つまり天国に近くなる、これが「日本天国大作戦」なのです!

苦労したこと・テンションが上がったこと
苦労したエピソードとしては初めに作っていた案をやめ、もう一度始めから作り直した時です。面白くないから作り変える、じゃあ面白いことって何だろう、と時間がないにもかかわらずいい案がなかなかでなかったことがありました。ですが、チームで「楽しいこと」を考えていくうちにワクワクするような案がどんどん出てきて、みんなのテンションがどんどん上がっていきました。メンバー全員が面白いと感じて作り進め完成した時、全国大会出場が決まった時含め、この3回がみんなのテンションが上がったエピソードです。

発見や成長
ミッションの解釈には限度がないことを発見しました。メンバー一人一人でも感じ方は違いますし、クエストミーティングを行った際他のチームの皆さんの感じ方が全然違ったのもこう感じたきっかけです。また、人前で発表することが苦手だったメンバーも発表が楽しくなったと思えるようになったり、話し合いの際にみんなの意見をぶつけ合って一つのものに作り上げていったりしたことも成長だと感じています。

意気込み
日本から世界中を天国に!
(仮会社)テレビ奈良のユニークな関西魂をお届けします!


私立 香里ヌヴェール学院高等学校 「ENERGY」

作品の概要
ミッションの中にある「未来」=「子供」と解釈し、企画を考えました。社会問題と企業が関わるにはどうすればいいか、どちらもwin - winの関係にするにはどうすればいいかなどたくさん考えました。皆さんに夢を与えられる企画になっているとおもいます。

苦労したこと・テンションが上がったこと
社会問題と企業が関わるにはどうすればいいかを考えるのに苦労しました。テンションが上がったことは考えて考え抜いて、新しい案がひらめいた時です。

発見や成長
自分の考えが相手に伝わった時、またそれを認めてもらえた時が1番やりがいを感じられて、成長も感じられました。

意気込み
私たちENERGY班はPanasonic ENERGY のミッションとは一見結びつきにくい、貧困問題と結びつけて企画を考えました。「私たちは専門外だから知らない」「関係ない」などの理由で実は身の回りにある問題を無視しようとする考えをくつがえしたいと思います!


私立 淳心学院中学校・高等学校 「コンダクトメンズ」

作品の概要
年齢、時間、天候、乗車中など、さまざまな視点で実際の道を見ることによって、自分の一面的になりがちな視点を変えることかできるため、意外と気づかない危険を知ることで、人々の安全を守ることができるプロジェクトです。

私たちの提案したプロジェクトの主力となる機能、アナザーサイト(Another Sight)は、第二の視点という英語のsightと、ウェブサイトのsiteをかけて名前をつけました

苦労したこと・テンションが上がったこと
テーマの解釈が人それぞれ違っていたり、みんなの意見が完全に二つに分かれてしまったりした時がありました。まとまるのに苦労しましたが、みんなの納得するところや、それぞれの意見のいいところを併せ持つアイデアを考えていって、上手く一つになった時は、テンションが上がりました。 自分たちのプロジェクトのPV動画を製作することになり、素材を撮影して編集したり、動画に合わせてアフレコをしたりして、完成して自分たちで見返したとき、納得のいく出来になっていてうれしくて全員で盛り上がりました。

発見や成長
日常生活の中で、普段から道を歩くときに実際にいろんな目線で考えて、「ここ飛び出してきそうだな」「暗いな、見えなくて危ないな」など、どこがなぜ危ないのかを自然と考えることができるようになりました。 また、今までしらなかっただけで、意外と身近にたくさんの危険があることに気が付きました

意気込み
8人という、大人数で挑んだクエストカップ。普段仲が良く、いつも一緒にいる友達だから、という理由だけで組んだチームで、決してまとまりが良かったわけではありませんでした。もちろん意見が食い違うときもありましたし、少し喧嘩をしたときもありました。しかし、この大会に向けて力を合わせて製作していくにつれ、この8人の関係は間違いなく良くなったと思います。 この勢いのまま、企業賞、そしてグランプリを必ず勝ち取り、私たち全員の、一生の思い出を作ろうと思います。勝ちに行きます、よろしくお願いします。


船橋市立坪井中学校 「Re Collections」

作品の概要
大和ハウスから、「大切なものがめぐりめぐる」社会をつくる大和ハウスの次のアクションを提案せよ!というミッションをいただきました。思い出をめぐりめぐらせようと考えた私たちは、廃校を利用して、ホテルを作る企画を考えました。そのホテルに親子で泊まることによって、修学旅行の記憶を思い出してもらい、修学旅行の思い出をお互いに話せるのではないかと考えました。

苦労したこと・テンションが上がったこと
色々な意見が出て全くまとまらず苦戦しました。ですが、リーダーが意見をまとめたり、沢山意見を出したりして上手く班員の意見がまとまりました。そして、スライドづくりでは、より分かりやすくするためにアニメーションを沢山つけたり、図やグラフを加えたり、自体や字の色を読みやすくするなどのことがとても大変でした。

発見や成長
今回、チームのメンバーと話し合いを重ねる中で、一人の意見を深く考えることの楽しさを実感しました。また、お互いの意見が違ったときに、意見をすり合わせていく方法を学びました。練習を重ねることで、人前で話すことにも少しずつ自信が持てましたので、本番も頑張ります。

意気込み
聴いている人を納得させ、惹きつけられるような発表を目指して、練習してきました。班員全員で協力して出した企画なので、練習の成果を出し切りたいと思っています。発表を通じて、みんなに「パワー」をお届けします。

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