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環境は人をつくる。外出自粛でも豊かな1日を。

カルガリーという街を離れ、キャンモアという街に引越してきた。


世界遺産に登録されているカナディアンロッキーとい壮大なアルプスを保有する国立公園一帯の玄関口であるバンフ、という街の一歩手前の街。

2017年の夏に二人で旅行で訪れて、こじんまりしているけどアットホームな雰囲気が好きになった。


観光シーズンの夏に求人が多く出るから、まずはカルガリーという都市で働いて、お金を貯めたら移動しようと思っていた。

けれど、やっぱり大自然の中で住みたい!と思うようになって、仕事を探し直して、3月上旬に採用してもらった。

スタッフの状況から、勤務開始は4月からになったので、心待ちにしていたらこの状況になってしまった。

飲食店なので営業開始の目処が立っていない。つまり、いつ働けるかも分からない。このまま採用も取り消しされたら、本格的にニートだ。

どこも経営難だし、働き口見つからない…まずいなぁと思っていた。

しかし、お店のオーナーから「まだ働く意思はある?それならアコモデーション(社員寮みたいなの)に早めに引越しておいで」と連絡をもらえたので、収入の目処は立ってないけどひとまず引越してきた。


人との接触を避けるためレンタカーを借りて、人との距離を気にしながら食料を調達して、キャンモアへ到着。

トイレットペーパーが手に入らなかったけど、コストコに行ったら余裕で在庫あって、無事ゲット。これを使い切る前に帰国、なんてことにならないといいけど…。

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ちなみにスーパーマーケットにはトイレットペーパーの在庫は一切なし。キッチンペーパーもないような状況です。

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というわけで、待ちに待った世界遺産を毎日眺められる新生活がスタート

感染はしてないけど、一応外部の街からやってきたので、2週間は自己隔離で自宅で過ごします。

海外では、自己隔離、外出自粛のことをself isolationと呼んでいます。

元々超アウトドアな私たちだけど、インドアでも楽しめるスキルはすでに磨きつつあったので、キャンモアではとことん【丁寧な暮らし】を心がけることに決めた。


ルールとしては

・使ったものは元に戻す、見える場所に散らかさない

・自炊を楽しむ。

という、シンプルなもの。


ずっと【丁寧な暮らしに憧れる暮らし】だったから、この機会に習慣化してしまおうというわけです。

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自宅隔離1日目、さっそく夢のような1日を過ごすことができてしまったので、余韻に浸りながら振り返り。


Morning

まずは朝ヨガ。

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部屋には大きな窓があって、全面にカナディアンロッキーを見渡すことができる。

そんなカナディアンロッキーを見ながら、ヨガで1日がスタート。

実はキャンモアに移動してくる前日にヨガマットをゲットしたのだけど、買ってよかった。形から入ったからこそ行動が伴うこともあるよね。


ちなみに私に「キャンプ用マットでヨガしなよ」と言ってた夫は、悪戦苦闘しながらキャンプ用マットで一緒にヨガを始めた。


ヨガのあとは、朝ごはんづくり。

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本日のメニューは、サーモン・アボカド・コールスロー on the bread。

どうせならとことんオシャレにしよう、と思って映える盛り付けを調べてから調理に取り掛かった。

アボカドは人生初めてこんなに超丁寧に薄くスライス。

仕上げにペッパーを振ってみたり。


盛り付け次第で美味しく感じること実感。丁寧な暮らし、順調な滑り出し。



その後は、ルーティーンになりつつあるコーヒータイム。

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昨日購入したコーヒー豆を挽いてみた。ちょっと酸味があるのでラテ向きかな。

1日3回はコーヒー飲んでるけど、夜はぐっすり眠れる派です。


Lunch

ブログを書いたりしていたら時間が過ぎたので、遅めのお昼ごはん。

アパートの冷蔵庫にホットチリが残っていたので、プルコギを作ることに決定。

アジアンスーパーで韓国海苔を買ったので、それも混ぜてアレンジプルコギ丼の完成。

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こちらも絶品でございました・・・。


Dinner

夜ごはんは、ワインのおつまみになるような料理を。

大量に買ったじゃがいもでポテトサラダ、アボカドペーストwithパン、作っておいた常備菜をプレートに盛り付け。

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うん、やはり盛り付けは大切。

そして一日に何回パン食べているんだという。早く食べないと腐っちゃうから、を合言葉に、2日間で3分の2をすでに消費してしまった。


ワインはカナダ産で安いのを適当に買ったけど、少しスパークリングに近い味わいで、美味しかった。

地ビールも、もっと挑戦していきたいなぁ。

カナダではお酒のデリバリーもしてくれるのです。まだ使ったことないけど、このワインが終わったら頼んでみようかな。

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self isolation day1を終えて

引越してきてまだ1日半しか経ってないけど、幸福感が半端ないです。


アルプスに囲まれた大自然の環境にいるからなんだろうなぁ。

カナディアンロッキーを眺めているだけで、生きてるって素晴らしい、と思うし、世界中がコロナウイルスで騒いでいるのも嘘のように感じてしまう。


お金が続く限り、ここに住み続けたい。そしたら、心穏やかに暮らせる気がする。


”環境は人をつくる”とよく言うけれど、わずか1日にして生活習慣もマインドも変わってしまったというお話でした。


明日からも、心穏やかに幸せに過ごしていきたいです。


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外出自粛は深刻に捉えたほうがいい


ようやく、日本でも外出自粛要請されましたね。


土日に用事があった人は気の毒だけど、外出は控えるべきだと思います。


若い人は無感染症状であることが多いみたいだから、いつ自分が移してしまうかも分からない。

それが高齢者に移ってしまったら、死の確立も高まってしまう。

コメント 2020-03-27 032551

現に、高齢化率世界2位のイタリアでは高齢者の死亡者が増えています。

高齢化率がダントツで世界一の日本で蔓延したらどうなるか、想像できますよね。


目先の楽しさだけではなく、自分のおじいちゃんおばあちゃんが感染してしまったら、ということも考えて家でゆっくり過ごすようにしましょう。

意外と家でまったり過ごすのも悪くないですよ。

人生いろいろありますが、今しかできないことに挑戦していきます♩