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【株式投資】トレンド転換期の相場の雰囲気

こんにちは。MAKOです。
以下ツイートにもある通り、下落相場もいよいよクライマックスが近づいていると感じます。

相場の雰囲気

ここ最近はツイッターで相場の雰囲気をずっと観察しています。「今が買い場」なんて言う人はほぼいなくなり「まだまだ下がる」といったツイートが大半です。
彼らの意見は以下の通りです。

①リーマンショックはもっと酷かった
②過去の大暴落と比べても底打ちはまだ先
③インフレは高止まりしたまま
④ポルガーのインフレ時は上昇まで2年かかった

一つずつ見ていきましょう。

①リーマンショックはもっと酷かった
今回の利上げによる下落とリーマンショックでは状況が全く異なります。リーマンショックは金融システムの崩壊という全くの想定外の出来事であり、株式市場にその名の通り「ショック」を与えました。
今回のインフレでは年初からのダラダラ下げがずっと続く形で、市場参加者にパニックは起きていません。条件が全く異なります。

②過去の大暴落と比べても底打ちはまだ先
「過去の大暴落と同程度まで下がる」根拠はどこにもありません。おそらくこれは「損切りにより発生した損失を正当化するための自己防衛」ではないでしょうか。人は自らの判断を正当化する理由を見つけてくるものです。

③インフレは高止まりしたまま
何年も高止まりしているかのような発言ですが、まだピークをつけてから3ヶ月間程度しか経ってません。判断するにはあまりにも早すぎます。

④ポルガーのインフレ時は上昇まで2年かかった
ボルガーのインフレ対策は40年以上前の話です。
ボルガーの時代では「利下げ開始〜株価上昇まで2年かかった」というだけです。ボルガー時代は一般庶民に株式投資も広がっておらず、逆資産効果も期待できませんでした。前提条件が異なるのです。

買いたくない理由を並び立てる

結局のところ「こんな悲壮感の中で株を買いたくない」というだけだと思います。年明けから何を買っても損してばかりで、株を辞める理由を探しているのだと思います。
※この総悲観こそが底打ちのサインなんですけどね。

市況の雰囲気でトレードしてはダメ

インフレ(CPI)はピークをつけて、原油価格や住宅価格も下落して景気後退の兆候も見えています。
なのになぜこれほどまでに総悲観が広がっているのかというと、CPI発表以降、急落と急騰を繰り返すボラティリティの高い相場が続いているからです。相場の雰囲気に飲まれているのです。

こんな時こそ初心に戻る

なぜ年初からこれほどまで株価が下がったかというと、全てはインフレです。そしてFRBは宣言通り利上げを行い、予定通り株価下落を演出して景気後退を作り出すことにほぼ成功しました。
今の株式市場のセンチメントも含めてほぼFRBの想定通りに進んでいます。
そう、予定通りなのです。

今の相場の雰囲気を記憶に刻め

今学ぶべきことは「【総悲観は買い】という格言を実行するのは簡単ではない」ということです。相場の雰囲気を感じつつも冷静に判断する力が求められるため、今の経験はとても貴重だと思います。ぜひ記憶に刻みましょう。

まとめ

おそらくこの記事は伸びません。でもそれこそが総悲観であり底打ちのサインなのです。
ここで買いに行ける人は一握りだとは思いますが一緒に最後まで走り抜けましょう。
ではまた。

P.S.
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