見出し画像

コラボレーションの先にあるもの 【木曜朝のプレイリスト】

おはようございます。

ここ数日、立て続けに数人の友達から
連絡がありました。

「仲間とコラボして、一曲録ったんだ」
「よかったら見てみて」

自宅待機生活から始まった
アーティスト達による
「おうち録音 → 編集 → 投稿」の流れは

最近の人種差別反対運動で勢いを増し
一つの表現の形として定着しそうです。

この時代だからこその
そんなコラボレーションのMVを
今日はいくつかご紹介します。

今回は日本編です。




[ re: ] プロジェクト『もう一度』

(阿部真央、絢香、Aimer、KENTA (WANIMA)、清水翔太、Taka (ONE OK ROCK)、Nissy (西島隆弘)、三浦大知)


同世代のアーティストが集まって作った歌。
個性がそれぞれの形で光るからこそ
紡がれる言葉がさらに重みを増し
つい、耳を奪われてしまいます。





押尾コータロー・DEPAPEPE・崎山蒼志 による
アコースティックギターのセッション。
『Cyborg~ONE~五月雨』。


自宅での一発録り、THE HOME TAKEの一つ。
それぞれのギターの息遣いと美しさが
際立って聴こえる贅沢な録音です。




続いてはジャズ。
ピアニストの小曽根真が自宅待機の期間
毎日自宅で開いていたコンサート。
彼の演奏はもちろんですが
音楽の好きなすべての人に等しく向ける
あたたかい眼差しに
毎回、真のミュージシャンシップを感じました。
毎日のコンサートの様子は
今でも録画が見られますので
よかったら覗いてみてください。

さて、このコンサートから生まれたやりとりに
彼の演奏録画に別のアーティストが
音を載せて返すという面白い試みがありました。

例えば『Dance on the Beach』という
7拍子の癖のある曲。

小曽根真+RIO (ウクレレ)

小曽根真+本宿宏明(フルート)


みんな楽しそう!!!

ワクワクするところから
「つくる」作業が始まることを、再確認。





最後は、『Be One』。

出たのは4月なので
ご存知の方も多いと思います。

アーティスト達のコラボーレションの
先駆けとなったプロジェクトの一つです。

歌い手だけでも、以下のように
すごい数のアーティストが参加しています。

多保孝一
三浦大知
KEITA (w-inds.)
SATORU(FREAK)
倖田來未
KENJI03(BACK-ON)
AI
MICRO(HOME MADE 家族)
Mhiro〜マイロ〜
KM-MARKIT
今井了介
issei
TEE
城田優
花村想太(Da-iCE)
Kanata Okajima
BlueVintage
MACO
SUNNY BOY
Lugz&Jera
Ymagik
真之介
Alice
Edgar

これにプラスして、

Tsuyoshi Yamada (シンセサイザー)と
T-SK (ピアノ)。



コラボレーションと言っても
個性の強いアーティスト同士、
そんなに簡単なことではありません。

ここに載せたMVはどれも
参加アーティストの個性が
一つとして消されることなく
それぞれが輝くことで
表現が豊かになっているところが素敵です。

コラボレーションの先にあるのは
一人では決して届かない
新たな世界。

誰かとのやりとりが
目の前の風景を少しずつこじ開けていく。

そんなコラボーレションの手応えが
身近に感じられる一日になりますように。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。いただいたサポートは、難民の妊産婦さんと子供達、そしてLGBTTQQIP2SAAの方々への音楽療法による支援に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。