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他人と比べてしまう猿、比べない犬

他人と比べて落ち込んだり、腹を立てたりする人にはちょっと興味深い話かもしれない。

二頭の猿が隣同士のゲージに入れられている。

二頭にきゅうりを一本ずつあげると猿は喜んで食べる。

しかし、一頭のきゅうりをりんごに変えると、もう一頭の猿は、今まで食べていたきゅうりを壁に投げつけて激怒するという。

このことから、猿には「平等」の意識があることがわかるという。

さっきまで美味しく食べていたきゅうりを他の猿と比べることにより美味しく食べられなくなってしまうのだ。

犬にはこの感覚はないという。他の犬が何を食べていようが、自分のきゅうりが美味しければそれを黙々と食べるのだ。犬に平等の意識はないのだ。

どちらが幸せだろうか。

オレには猿が不幸に見えてしょうがない。

もちろん、猿から進化した我々人間には平等の意識があり、やたらと人と自分を比べながら生きている。

人は人、自分は自分となかなか思えないのはこういう生物的な仕組みがあるからなのだ。

年収1000万円の結婚生活を送っていても不幸な人がいるのもこれが理由だろう。

あらゆる面で自分と他人を比べて今ある幸せに没頭できないのだ。

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