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彼に尽くすタイプは「自分を見て欲しい」のかもしれない

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彼に尽くすタイプの人がいるだろう。

この「尽くす」という行為の根底には「自分を見て欲しい」という欲求があるかもしれない。

昨日の記事の宮口幸治さんの「歪んだ幸せを求める人たち」という本の中に興味深いくだりがあった。

福祉施設には時々「ボランティアをしたい」という問い合わせが来るという。多いのが退職後の年配の方たちで、自分には時間も経験もあるから何かの役に立てればという感じで連絡があるそうだ。

その思い自体は素晴らしいのだが、ボランティアが終わった後に、きまって施設の方針に口出ししてくる人がいるという。

ボランティアという手段を介して「自分の話を聞いて欲しい」「自分を見て欲しい」ということなのだろう。

恋愛関係でも同じような現象が起こっていると思う。

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