なぜ彼と揉めてしまうのか〜人が揉める根本的なところ〜

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人間はなぜ揉めるのか。

特に恋愛関係においては、揉め事が後を絶たない。

今回は男と女が揉める理由というよりも、人と人が揉めてしまう根本的なところを探っていこう。

人間は長い年月をかけて、自然を自分たちが暮らしやすいように作り変えてきた。

道は舗装され、真っ直ぐの道路が続いている。

仕事場に行けば、そこに自然が残っているなんてことはなく、パソコンやデスクが秩序を持って並べられていることだろう。

これはまさに「不自然」な景色だ。

森の中などに入ってみるとわかるが、そこに真っ直ぐな道など一つもない。

木や枝もうねうねと曲がっていて直線のものは見当たらない。

しかし、今の我々が生活している空間は直線のものばかりで溢れている。

なぜ我々は自然をこういった形に作り変えてきたのだろうか。

これは我々の脳が気持ちいいからだろう。

脳の機能は不自然な直線を気持ちいいと感じ、そこに秩序を求めている。

パソコンやインターネットを開発し、そこに情報を蓄えて整理していくのも同じだ。

脳は情報を整理する器官だから、この作業は脳を現実世界に作り出していってるようなものだ。

とにかく人間は、その脳機能による頭の中の世界を現実のものとしたいのだ。

一人一人が自分の頭の中の世界を現実の世界に押し付けあっている。

前振りが長くなったが、これが人と人の揉める根本的なところだと感じる。