「すみません」が口癖だと恋愛がうまくいかない
割引あり
「すみません」と謝ることが口癖になっている人がいるだろう。
ちょっと親切にされただけで「すみません」
お菓子をもらっただけで「すみません」
待ち合わせ場所に来てもらっただけで「すみません」
これは恋愛において非常に良くない癖だ。順を追って説明していこう。
まず、なぜ「すみません」と言ってしまうかというと、「私はあなたに何も与えられていないのに、世話になってしまいすみません」という気持ちを表している。
最近何度か書いているが、日本人独特の「恩」をベースにした考え方だ。
誰かに恩を受けたらそれ相応の恩をお返しするという考え方。恩返しの精神である。
昔風に言うと「かたじけない」って感じだろう。
この「かたじけない」は漢字で書くと「辱い」とも表し、恥ずかしいという意味が含まれている。
「私にはあなたにお返しできるものがないのに、こんな恩を受けてしまって恥ずかしい」というニュアンスだ。
なぜ、これが恋愛において良くないのだろうか。
恋愛は「愛」をベースにした関係だからだ。
恩返しをし合う関係ではないのだ。
勝手に与え、勝手に喜ぶってだけだ。お互いに見返りなんて求めるものではない。
だから、誰かに何かをしてもらった時は「すみません」ではなく、
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