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真似すると恋愛が上手くなる

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恋愛に限ったことではないが、何かを上手くなりたい、何かを学びたいという人は「過剰模倣」という特性が人間にあることを覚えておいたほうがいい。

「過剰模倣」を説明していこう。

人間の子供とチンパンジーを比べた実験に面白いものがある。

お菓子の入った黒い箱がある。黒いので中は見えない。

この箱を不必要な動作を混ぜて開けて見せるのだ。

実際には箱の正面の鍵だけで開く仕組みなのだが、箱の上の穴にも棒を挿してみたりする。

上の穴に棒を挿す動作に意味はないのだが、箱が黒いのでそれはわからない。

人間もチンパンジーもこの手順を忠実に真似して中のお菓子を取り出した。

今度は箱を透明なものに変えてみる。すると、上の穴に棒を挿す行為が全く無意味だということが一目瞭然になる。

ここからが面白いのだが、チンパンジーは上の穴を無視して正面の鍵だけでお菓子を取り出した。

一方で、人間は無意味な上の穴にも棒を挿した上で正面の鍵を開けてお菓子を取り出したのだ。

これが「過剰模倣」である。

無意味に感じる動作もとりあえず真似してみるのが人間の特性なのだ。

これによって自分の理解の及ばないことでもとりあえず真似をすることによって学ぶことが出来る。

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