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ヨガで意識を変える〜へこんだときほどヨガをしたい〜

無意識が97%

意識の世界はどうなっているのか? 人間は、それをさまざまな方法で、表現してきました。芸術、哲学、心理学、科学・医学も、そういった側面がありますよね。

そのなかのひとつはありますが、意識を三つの側面からとらえる考え方があります。
①自覚できる「顕在意識」
②無意識のなかに埋もれている「潜在意識」
③インスピレーションやひらめきで受け取る「超意識」

そして、わたしたちが日常的に「意識」といっているのは顕在意識。これは全体の意識の3%程度だということが分かってきています。

無意識が、自分にブレーキをかける

楽しくない、心身の調子がわるい、心が窮屈、自分を責めている、煮詰まっている、とらわれている、居心地が悪い・・
しょっちゅう起こりますよね。

そんなとき、自分を解放するステップがあります。

①今の状態を、問題視するのを100%やめます
②「今の自分の状態は、自分ではない。ほんとうの自分に戻ろう!」と、100%決めます。
③感情(罪悪感、無力感、痛み、身体の状態、雰囲気など)の中にハマっている自分を、距離を置いて、外から、あるいは上から俯瞰します。
④遠くに映像として見える自分が、そんな状態であることを、受け入れます。
 「そうなんだ、すごく傷ついてるんだね」「自分を責めているんだね」「なるほど、自分は価値がないと思っているんだね」「理解されてないと思っているんだね」
そのままでいいよ、と自分の隣に座り、あるいは肩を抱き、あるいは包み込んで、自分のそばにいます。温めます。
何時間でも、何日でも、あるいは数分でいいかもしれません。
⑤こころから寄り添い、満たされると、自分が自分にかけていた感情や痛みがほどけて、剥がれ落ちてゆきます。

意識を変えたいとき、ヨガでできること

このステップは「自分軸」をとらえることから始まることなのですが、
滅入っているとき「自分軸」を捉えるのは、すごくむずかしいですよね。

ヨガでは、からだの中心線、あるいは背骨を通るプラーナの流れをとらえて、呼吸をします
からだの中心線を整えることで、意識も、自分の中心(自分軸)を思い出します。

自分軸に意識を置いて呼吸をすると、
失敗を悔やみ、恥じた自分が
人のせい、起きたことのせいにした自分が
困難に取り囲まれて八方塞がりの自分が
自然に、遠のいていきます。



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