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雲南市大宝と新見市天王の神風串呂 (串呂哲学研究ノート№12)

この記事は、神皇正統家極秘伝神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を分かりやすく解説したものです。

串呂(クシロ)とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した元伊勢クシロの事です。

元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれていますが、その結界とは、神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)のことだったのです。串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。

地名(地文ちもん)に秘められた天地神明の啓示を解明する学問が神風串呂(串呂哲学)です。

ここでは、天皇を鑑定する「天王」(新見市哲西町矢田)と神皇正統第百代大宝天皇(美良)を表わす「大宝」(島根県雲南市吉田町川手)とを結ぶ神風串呂をご紹介し、詳しい解説をしています。

神風串呂しんぷうかんろ(カミカゼクシロ)を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう!


1、天皇を鑑定する重要串呂起点「矢田の天王」

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天王(岡山県新見市哲西町矢田)(地図マピオン)

岡山県新見市哲西町矢田に「天王(てんのう)」という地名が有ります。

非常に小さな地名ですが、中国地方のほぼ中央に位置し、天皇を鑑定する重要串呂起点になっていますので、八咫の鏡にちなんで「矢田の天王」と尊称して重要視しています。

この「矢田の天王」から串呂すると、本当に天皇であったのか、或いは、どのような天皇であったのかという真実が明らかになるのです!

今回は、この「矢田の天王」と神皇正統第百代大宝天皇(美良)を表わす、島根県雲南市吉田町川手「大宝」とを結ぶ神風串呂をご紹介します。

2、【予備知識】後醍醐天皇以降の皇統について

始めての方は、下記の記事を参照してください。

3、雲南市の大宝と新見市の天王との神風串呂

三浦芳聖は『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』288頁で、島根県雲南市吉田町川手「大宝」と岡山県新見市哲西町矢田「天王」とを串呂すると下記のようになると述べています。

三浦芳聖の著書には「天皇」となっていますが、読み方が同じ「てんのう」であるため、地図上に「天皇」と印刷されていた時期があったようです。

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『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』288頁

大宝(雲南市)-平田(雲南市)-高尾(奥出雲町)-日向原(奥出雲町)-天王(新見市)-天神山(高梁市)-日名(高梁市)-平田(倉敷市)-奥玉(玉野市)-山王(さぬき市)-宗心(東かがわ市)-天神(名西郡石井町)-南林(阿南市)
(『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』288頁、現住所はに改めた)

【地文のみ掲載】
大宝」-「平田」-「高尾」-「日向ノ原」-「天王」-「天神山」-「日名」-「平田」-「奥玉」-「山王」-「宗心」-「天神」-「南林」

【串呂の解釈】
大宝天皇は、神皇正統の天皇(宗心)である。号宗心。

大宝天皇をあらわす地文「大宝」(雲南市吉田町川手)から、天皇を鑑定する重要串呂起点である「矢田の天王」に串線したところ、平田ニ串、天神ニ串で、宗心(宗家の中心=天皇、大宝天皇の号)を通る神秘的な串呂です。

大宝天皇が、神皇正統の天皇であることを立証する神風串呂であります。

【地文の解釈】(地名に地図がリンクしています。)
(1)大宝(たいほう、島根県雲南市吉田町川手)
神皇正統第百代大宝天皇(美良)をあらわす地文。

(2)平田(ひらた、雲南市木次町)
三浦芳聖は〔「平田」は「中田」と同様に、「正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命」の皇后「萬幡豊秋津師媛命」が神懸り給うたことを表し、此処では「松良天皇」の皇后「綾子媛」を表わされています。〕と述べています。

「平田」は、大宝天皇の御母「綾子媛」(長慶院法皇の王女)の霊格を表わす地文で、綾子媛が王女で皇后であったことを昭示する地文です。岡山県倉敷市の平田とで、平田ニ串の確定立証の神風串呂を構成しています。

【参考】串呂哲学では、「田は母を表わす」鉄則になっていまして、代表的な地文が太田、中田、平田、小田です。母親の霊格を表わす地文です。また初田は母の名前は「初(はつ)」である。黒田は母が二黒土星である事を表わします。

(3)高尾(たかお、島根県仁多郡奥出雲町)
尊治天皇や尊良天皇の皇孫を表わす。参考までに申し添えますと、松尾は松良天皇の皇孫を表わします。

(4)日向原(ひなのはら、島根県仁多郡奥出雲町大馬木)
日向は、天津日嗣をあらわす。

(5)天王(てんのう、岡山県新見市哲西町矢田)

矢田の天王

天皇(てんのう)に同じ。この岡山県新見市哲西町矢田の「天王」は、どのような「天皇」であったかを鑑定する重要串呂起点です。

八咫鏡(やたのかがみ)にちなんで「矢田の天王」(やたのてんのう)と尊称しています。三浦芳聖の著書で「天皇」となっているのは、読み方が同じであるため、旧版の地図に「天皇」と印刷されていた時期があったようです。

この「矢田の天王」は、哲西町矢田地区の住居表示が番地に変更になったため、地図検索では見ることが困難になりましたが、確かに存在する地名です。位置は哲西中学の東側に当たります。

この地名は、「備中・豆木城」の所在地「岡山県新見市哲西町矢田字天王豆木山」に見ることができます。この矢田の天王地区の東部に「神代川」が南北に流れています。

(6)天神山(てんじんやま、岡山県高梁市備中町東油野)
天神は天津神(あまつかみ)で、天皇を表わす。「(12)天神」とで天神ニ串の重要な神風串呂を構成。

(7)日名(ひな、岡山県高梁市成羽町)
日は天津日嗣を表わす。(上日名、下日名に分かれている)

(8)平田(ひらた、岡山県倉敷市)
雲南市木次町の平田とで平田ニ串の確定立証の神風串呂を構成しています。
詳細は、上記(2)平田を参照ください。

(9)奥玉(おくたま、岡山県玉野市)
山奥に隠れている天皇(玉)を表わす。

(10)山王(さんおう、香川県さぬき市寒川町石田東.)
山に隠れている天皇を表わす。

(11)宗心(そうしん、香川県東かがわ市入野山)
ア、宗家の中心(神皇正統の天皇)を表わす地文。
イ、大宝天皇の号。
(近くに「卍三宝寺」「石清水八幡社」がある。)

東かがわ市
宗心(香川県東かがわ市入野山)(地図マピオン)

【参照】串呂は縦横無尽にリンクしています。
「牧平大門」と「三浦名」との神風串呂 (№7)
「宗心」(東かがわ市)-「大宝天皇蒙塵の地・牧平大門」-「三浦名

香川県大川郡白鳥町は合併により、平成15(2003)年4月1日、かがわ市に変更になりました。三浦芳聖の著書には「天皇」となっていますが、読み方が同じ「てんのう」であるため、地図上に「天皇」と印刷されていた時期があったようです。

【参照】宗心と三浦起義様出生地(名古屋市)との神風串呂

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宗心(香・東かがわ市入野山)ー大宝(愛・海部郡飛島村)ー三浦起義様出生地(名古屋市御所町2-9)ー生子(茨城県坂東市生子)

(12)天神(てんじん、徳島県名西郡石井町高川原)
天神は天津神(あまつかみ)で、天皇をあらわす。「(6)天神山」とで天神ニ串の重要な神風串呂を構成。

(13)南林(みなみばやし、徳島県阿南市中林町)
南朝(神皇正統家)をあらわす。

4、この神風串呂の哲学的考察

「大宝」-「天王」-「宗心」という地名が一直方角線上に串線している実に的確な串呂であり、「宗心」-「牧平大門」-「三浦名」とリンクしている点、また、「平田」二串、「天神」二串など、同文同種の地名が二つ存在していて、人間業で構築することは到底不可能な、まさに神風串呂です。

下記の地名は、いずれも非常に小さい地名ながら、今日まで残っていて地図検索で確認できる点、神々のご加護の賜物と感謝しています。
 「大宝」(島根県雲南市吉田町川手)
 「天王」(岡山県新見市哲西町矢田)
 「宗心」(香川県東かがわ市入野山)


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串呂哲学研究会では、今日では入手不可能な三浦芳聖師の著書を復刻するのに多くの時間と労力を掛け、採算を全く考慮せず、串呂図、表紙画像、系図、中扉などのCG画像作成のために多くの費用を掛けて参りました。

これは、我が日本国と日本民族の将来を案ずればこそであります。皇祖神・天照大御神が、私達日本民族のために、苦心惨憺、長期間を掛けて構築して下さった神風串呂を学びましょう!


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🟡情報拡散のお願い

この記事に到着された貴方様とのご縁に感謝しています。これは皇祖神・天照大御神から地上に派遣された神皇正統嫡皇孫・三浦芳聖が解明した神風串呂の紹介記事です。

三浦芳聖が解明した神風串呂には、日本民族の進むべき道が、明確に示されています。日本民族の危急存亡の時に当たり、一人でも多くの方に読んで頂けるよう、この情報を拡散下さいますよう、宜しくお願い致します。

串呂主宰神は、なぜ、長期間かけて神風串呂を構築し、このように神皇正統の天皇を顕彰されるのか!この一点を徹底的に講究しますと、神風串呂の要諦が理解でき、今我々は、何を第一とすべきかが分かります。ここに日本民族の存亡が掛かっているのです。真実に目覚めましょう!

2千年以上の長年月を掛け神風串呂を構築された、串呂主宰神・天照大御神様のご苦心と、生涯を掛けて神風串呂を解明された三浦芳聖師のご努力が、日本国と日本国民の皆様の幸せの為に生かされますよう願ってやみません。

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神風串呂と神風串呂に昭示されている「神皇正統家」は日本民族の宝です!さらに研究を進めましょう!

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神風串呂を主宰しておられる神様は、天照大御神様ですので、串呂の存在を一人でも多くの方々にお知らせすると、天照大御神様がとてもお喜びになられます。

出典は三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』を始め『串呂哲学第一輯』『神風串呂』『串呂哲学』『串呂哲学と地文学』『神風串呂の解明』等、通算181号(いずれも神風串呂講究所発行、1955年~1971年) を参考にして、研究成果を加味しました。

🟡前号(№11)
🟢次号(№13)

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🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会 
メ - ル(shinpukanro024@yahoo.co.jp)
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