高御位山と長森の神風串呂（№54）
この記事は、神皇正統家極秘伝神風串呂（カミカゼクシロ）を分かりやすく解説したものです。
串呂（クシロ）とは、元伊勢伝承で皇祖神が各地を行脚しながら構築した元伊勢クシロの事です。
元伊勢クシロは、皇城守護の結界のことだといわれていますが、その結界とは、神風串呂（カミカゼクシロ）のことだったのです。串呂は、極秘で構築されて来たので、そのように言われてきたのです。
地名（地文）に秘められた天地神明の啓示を解明する学問が神風串呂（串呂哲学）です。
ここでは、「高御位山」（兵庫県加古川市・高砂市）と「長森」（新潟県南魚沼市）を結ぶ神風串呂をご紹介し、詳しい解説をしています。
神風串呂（カミカゼクシロ）を学ぶことによって、日本が神国である事実を認識し、皇祖神からの神妙なる息吹を体感体得することができるでしょう！
１、2000年前に開始された神風串呂の構築
歴史上、神風串呂の構築が開始された事がはっきりと分かるのは、崇神天皇の御代に神鏡（天照大御神）が、皇居を出て、各地を巡行され始めた時ですから、今からおよそ2000年前のことになります。
もうその頃に、皇統が乱れ始めたとも言えますが、戦争の勝者によって書かれた歴史は、勝者の都合の良いように書かれていますから、その辺りの事を学問的に証明することは不可能です。
神風串呂は、この戦争の勝者によって捏造されたであろう皇統史を糺すために、健常者なら、国土地理院の地勢図を見て、はっきりと認識できるように構築されています。
しかし、常識にとらわれ、現象に眩惑されている人々には、その壁を乗り越えることが出来ないため、いつまで経っても本物と偽物を見極めることが出来ません。
2000年にわたって神風串呂を構築されてきた串呂主宰神には、情実は通用しませんので、我々には、真実に目覚めて壁を打ち破るか、迷妄の中をさ迷いつつ、遂には滅亡への道を転げ落ちるのか、二者択一の道しかないだろうと思います。
今回は、「高御位山」と「長森」とを結ぶ神風串呂をご紹介します。
２、串呂哲学の理解を助ける予備知識
始めての方は、下記の記事を参照してください。
３、高御位山と長森の神風串呂
三浦芳聖は、神皇正統の皇位を昭示（あるいは鑑定）する「高御位山」（兵庫県加古川市・高砂市）と「長森」（新潟県南魚沼市）を串線すると次の様な神風串呂になると述べています。
「是竹」（高松市）－「薬師山」（高松市）－「高御位山」（加古川市）－「大門」（加東市）－「辰巳」（篠山市）－「長森」（南魚沼市）
（三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』127頁、現住所に改め、新たな研究の成果を盛込んだ。）
【地文のみ掲載】
[是竹]－[薬師山]－[高御位山]－[大門]－[辰巳]－[長森]
【地文の解釈】（地文に地図がリンクしています。）
（１）是竹（これたけ、香川県高松市鬼無町）
皇室をあらわす雅語「竹の園生」を省略した「竹生」（たけなり）同様に「皇室」をあらわす地文で重要な串呂であることをあらわす。同様の地文に「竹ノ輪」「竹鼻」などがある。是竹地内に「⛩伊勢神宮」がある。
「高御位山」と「長森」の神風串呂の「是竹」と「八尺鏡野」と「高御位山」の神風串呂の「竹生」が対照的な地文です。
「いでやこの世に生れては、願はしかるべき事こそ多かんめれ。帝(みかど)の御位はいともかしこし。竹の園生の末葉まで人間の種ならぬぞ、やんごとなき」『徒然草』（第一段）を参照のこと。
【参考】御園・御薗（皇族・皇室をあらわす雅語）も同様の意味を表わす。
（２）薬師山（やくしやま、高松市鬼無町是竹）
嘉元2年（1304）8月8日に御降誕の父・尊良天皇をあらわす。
薬師如来の縁日は毎月8日である。これは、薬師如来の徳を講讃する「薬師講」に由来すると考えられている。『ウィキペディア』薬師如来
【参照】三浦家の系図には、樹高で愛知県一の大楠で有名な寺野薬師堂、通称寺野ちち薬師は、「大宝天皇」が御父・松良天皇が陰暦8月8日（お薬師さんの正当日＝縁日）の降誕ゆえ、薬師如来とし、その皇后を毘沙門天として隠祀したので「父薬師」と称したと記されてあったという。
詳細は大宝天皇の御製を昭示する神風串呂 （№8）を参照下さい。
この「薬師山」は、「八尺鏡野」と「高御位山」の神風串呂の「高甲良山」と対照的な地文です。ともに守永天皇の父・尊良天皇をあらわします。
（３）高御位山（たかみくらやま、兵庫県加古川市）304.2ｍ
「高御座」（たかみくら）表わす地文。天皇の地位の意味で、神皇正統の天皇に登極されたことを昭示する地文。国内唯一の地名。
高御位山の頂上には「天乃御柱の碑」（天乃御柱天檀と彫られた円柱）と岩場を磐座（いわくら）としていた「高御位神社」（祭神、高御位大明神）がある。『ウィキペディア（Wikipedia）』高御位山
【参照】八尺鏡野と高御位山の神風串呂
「竹生」－「上野」－「与位」－「高長」－「高御位山」－「高甲良山」－「八尺鏡野」
（４）大門（だいもん、兵庫県加東市）
「おおみかど」と解読します。大御門（おおみかど）＝大帝（おおみかど）＝天皇（または皇居）という意味と解釈します。ここでは、守永親王が神皇正統の天子であったことを昭示する地文。下記の「大門」と同じです。
【参照】石清水八幡宮と三浦芳聖晩年の住所との神風串呂 （№28）
天王－加賀美－大門－石清水八幡宮－三浦芳聖晩年の住所
（５）辰巳（たつみ、兵庫県篠山市今田町）
辰年あるいは巳年を表わす。
守永天皇は、嘉暦3年（1328）9月の戊辰年降誕。
（６）長森（ながもり、新潟県南魚沼市）
守永（もりなが）天皇の符号。
長森（ながもり）＝森長＝守永（もりなが）。上下転換語。
興国天皇（守永）をあらわす地文のひとつ。
「長森」についての詳細は下記の神風串呂を参照下さい。
八尺鏡野と長森の神風串呂（№53）
「八尺鏡野」－「登玉」－「長森」
【参照】『ウィキペディア（Wikipedia）』後醍醐天皇#皇子の名の読み
４、この串呂の解釈と串呂哲学的考察
[是竹]－[薬師山]－[高御位山]－[大門]－[辰巳]－[長森]
尊良天皇の皇子・守永親王は、神皇正統の高御座（たかみくら）についた辰年生まれの正真正銘の天皇である。
今回は「長森」を基点にして「高御位山」および「八尺鏡野」にそれぞれ串線した神風串呂。
さらに「高御位山」と「八尺鏡野」を結んで三角形を形成している串呂図を掲げてみました。串呂は幾何学同様に精密で論理的に構築されています。
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読者の方から、外国軍による占領支配はいつまで続くんでしょうか？という質問がありました。
いま、外国軍による占領支配が終わったら、どうなると思いますか。恐らく戦前の不敬罪と治安維持法が復活するでしょう！
そうなったら、串呂主宰神が大切に守ってこられた「神皇正統家」はどうなりますか。おそらく拘束、監禁、幽閉されるでしょう。2000年かけて構築してきた神風串呂は、地名の変更や消滅により破壊されるでしょう。
天照大御神は、「神風串呂の真実が分からなければ、いつまでも占領支配されながら、亡国の道を歩む。真実が分かれば、占領軍など、あっという間に撤退させる！」と、おっしゃっているように私は理解しています。
このまま占領が続けば、現状を見て分かるように、民族の滅亡がかかっているので党利党略、家利家略を云々している場合ではないんですね。我々は、小異を捨てて大同に就く必要に迫られています。
裕島や良崎の原爆投下、人工地震による災害、福島第一原発事故などで分かるように、国家のカルマの犠牲になるのは、いつも一般庶民です。
北米の先住民（インディアン）、ハワイの先住民、オーストラリアの先住民（アボリジニ）の現実を見なければなりません。征服者は、いずれもアングロサクソン人（米英）です。
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🟡最後までお読みいただき有り難うございます。
串呂哲学研究会 鈴木超世志
ブ ロ グ 串呂哲学研究会
メ － ル（shinpukanro024@yahoo.co.jp）
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読者の皆様方のご支援に感謝しています！三浦芳聖先生の著書を復刻し、地文の住所を新住所に改め、プロのグラフィックデザイナーに依頼して串呂図のCG化を推進しています。今一層のご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。