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CFO経験者が見たコンテンツ産業の可能性とMintoの魅力

Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。直近、ユニークな才能を持つ社員が続々と入社しているMinto。今回は、そんな直近の入社者へ自身のキャリアやMintoへの入社理由についてインタビューをしてみました。今回は、CFOの定平一郎(さだひらいちろう)さんです。

まずはご自身の自己紹介をお願いします。

大学卒業後は三井住友銀行に入行し、中小企業の法人営業を担当していました。
入行当初は景気が良かったものの、2年目にリーマンショックが起きてしまって……。資金繰りが厳しくなった企業の経営者、財務責任者と話をしながら、企業が潰れないようどのように銀行と支援ができるか、共に策を練る日々でした。私の力が及ばなければ、企業は倒産し、従業員とその家族が路頭に迷ってしまう。ファイナンスとは、企業にとって生命線であると思い知りました。

その後はスタートアップやベンチャー企業を中心にキャリアを積んできました。
大手ベンチャー企業の米国拠点の立ち上げ、仲間とともにスタートアップを起業、スタートアップにCFOとして参画……など、経験の幅はそれなりに広いと思います。
2023年2月から、MintoのCFOとして正式にジョインすることになりました。

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入社した理由、きっかけを教えてください。

スタートアップで働くのであれば、成功したときに社会に与えるインパクトが大きい事業に関わりたいですよね。特に私は、銀行やその後のキャリアでも海外での仕事に携わることが多かったこともあり、スタートアップでチャレンジするならグローバルで成功したいという思いを常に持っていました。

Mintoとの縁は、取締役の中川から「CFOを探している」と連絡を受けたのが始まりでした。代表の水野も交えた3人でミーティングを重ねるうちに、徐々にMintoの事業に魅力を感じるようになりました。

実のところ、当初私は転職するつもりがなかったんです。でも対話を重ね、事業について理解する中で、過去から愚直に積み上げてきた事業の強さに驚きました。また、経営陣それぞれが事業の課題や経営数値など、情報を包み隠さずオープンにシェアしてくれる姿勢にも惹かれました。
クリエイターへのリスペクトを持つ経営陣が、コンテンツ産業を変えたいという強い思いと共に、グローバルに事業を伸ばそうとしている。私が培ってきたファイナンスの経験で、Mintoの事業の役に立てるかもしれない。気付けば私自身もMintoでチャレンジしたいと強く思い、入社を決意しました。

今はどんな仕事をしているのでしょうか?

私が現在、特に力を入れている仕事はふたつあります。

ひとつは、社内の経営管理を強化することです。
Mintoは、クオンとwwwaapが経営統合して生まれた会社です。それぞれの会社が展開してきた事業は多岐に渡ります。また日本のスタートアップには珍しく、中国、タイ、ベトナムと3つの海外での事業拠点を持っています。これは事業上の強みである一方、裏を返せば、管理すべき要素が多いともいえます。社内の「ヒト・モノ・カネ・情報」という資源を適切にコントロールできなければ、事業同士のシナジー効果は見込めません。経営の基盤を整えることで、企業の強みを最大化する。それが私の仕事です。

もうひとつは、コーポレートチームで取り組んでいる上場準備業務です。Mintoは近い将来、上場することを視野に入れており、証券会社や監査法人と定期的にミーティングを行っています。中でも私が最も力を入れているのは、証券会社と対話しながらに、資本市場に対してMintoの事業の魅力を伝えるエクイティストーリーを形にすることです。経営陣や事業責任者とも議論を重ねながら、Mintoの強みや成長可能性について整理をしています。

Mintoで実現したいことを教えてください。

Mintoは既に海外展開をしていますが、今後はより一層グローバルでの成長を目指す会社です。私の役割は、様々なフェーズにある複数の事業に対して適切に資源を配分することで、最も早い成長を実現すること。そしてMintoの成長可能性を、説得力ある形で社内外のステークホルダーに示すことだと考えています。会社の成長性を「見える化」し、今後もグローバルに挑戦し続ける会社作りに貢献したいと思ってます。

また、日本にとってコンテンツの領域は、今後グローバルで勝負できる数少ない領域だと思ってます。コンテンツの力で海外から日本がリスペクトされるソフトパワーの力や、日本の経済成長が実現できる肝だと言われています。自分の仕事がMintoの成長につながり、Mintoの成長によって日本がビジネスの面でリスペクトされるきっかけにつながったらと思うと、すごくロマンを感じます。

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Mintoのどんなところが他社にはない魅力だと思いますか?

「強い基盤」と「未知への挑戦」のバランスが魅力だと思います。

コンテンツ産業は大きな変革期にあります。メタバース、ブロックチェーン、生成AIなど新しい技術が日々生まれ進化しており、日ごとに新しいサービスやテクノロジーが生まれています。個人や企業を問わず、様々なプレイヤーがチャンスを狙っていますが、Mintoはこの中で特に先進的な取り組みに挑戦し続けてきた会社です。実際に、私たちは「日本初」「世界No.1」となるような実績も積み上げています。

ただ新しさだけで勝負しているわけではなく、同時に、BtoB型の事業で着実に収益を伸ばすなど、挑戦を続けていくためのしっかりとした基盤も意識して築いてきました。
ファイナンスの観点からみると、コンテンツ業界はSaaSなどと比較すると「当たり外れの大きいギャンブル的な銘柄」と見なされがちです。だからこそ、ちょっとのことでは崩れないMintoの事業基盤は強みであり、Mintoならではの魅力だと感じます。

最後に一言、お願いします。

Mintoは今後もたくさんのチャレンジを通じて、グローバルに存在感を発揮できる企業に成長していくはずです。漫画・アニメなど身近なコンテンツ領域でビジネスの力で課題解決したいという他業界からの転職者も多く、クリエイターだけではなくチャレンジ精神あふれるビジネスパーソンにとって楽しめる環境が揃っていると思います。

少しでも興味持っていただけた方はぜひ、一度話を聞きに来てください!


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