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女性漫画編集一筋だった私が、Webtoon編集長の道を選んだ理由

Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。今回は、Webtoon部の編集長に就任されたこあらさんにインタビューをしてみました。

編集者としての経歴を教えて下さい。

KADOKAWAで女性向け作品のマンガ編集をした後、フリーで少女マンガ中心の編集をして今に至ります。

主な担当作品
▼漫画
・結婚予定日(2023年TVドラマ化)
・いつわりの愛~契約婚の旦那さまは甘すぎる~(めちゃコミック年間ランキング2022年〜2023年2年連続1位 )
・ブラザー・トラップ(2023年TVドラマ化 LINEマンガ1億6000万views)
・殺し愛(2022年TVアニメ化)
・救い、巣喰われ(シーモア女性マンガ1位 Renta!レディコミ2023年 年間3位)
・聖女をクビになったら、なぜか幼女化して魔王のペットになりました。(シーモア少女マンガ1位ほか)
・異世界で姉に名前を奪われました(ボイスコミック化 ピッコマ総合1位ほか)
・アフリカのサラリーマン(2019年TVアニメ化)
・狼ゲーム(月刊コミックジーン読者人気No.1)
・あしょんでよッ ~うちの犬ログ~
・乙ゲーにトリップした俺♂ シリーズ(Webマンガ総選挙2020年 2位)

▼Webtoon
・おデブ悪女に転生したら、なぜかラスボス王子様に執着されています。(ピッコマ 2日連続総合1位)
・捨てられた皇妃(ピッコマアワード2019 ティアラ賞受賞)版面版
・ニセモノ聖女は運命をくつがえす(dブック少女・女性漫画部門年間1位)

マンガ編集として活躍されてた中で、どうしてWebtoonを始めたいと思ったのですか?

色々とありますが、マンガ編集をしていく中で、「日本のみならず海外でも愛される作品をつくりたいな」という思いが芽生えてきて、海外の方にも支持される内容にするためにWebtoonというフォーマットはすごく相性がいいなと思い、新しいジャンルにチャレンジしてみたいと思いました。

作家さんのことを考えたときにも私がWebtoonの知見があるに越したことないですし、「やりたい」や「興味がある」という方が現れたときにちゃんと説明できる自分でありたいなと思いました。

あとは「あのときやっておけばよかった〜」と思うのが嫌いなので、興味あることはなんでもチャレンジしていきたい精神で始めましたね。

インタビュワー:海外はよくこあらさんの口から出る言葉ですね。漫画編集者としても仕事でよく海外に行かれてますよね。

そんなことないですよ。最近は家に引きこもってばっかりです。笑

実際Webtoonに取り組んでみて感じていることを教えてください。

いろんな方にチャンスがあるなと思っています。
基本は分業制なので、何かに特化した能力がある方はより力を発揮できるし、ある程度自分で作業をやろうと思えばできる媒体でもあるので、Webtoonのお陰で仕事の取り組み方の幅が広がったことはすごくいいなと思っています。

あとはレベニューシェア(印税)をいろんな工程の方にお支払いできるのは、魅力的というか働き方の可能性を広げているなと思いました。

業務としては、ぶっちゃけると編集の仕事の領域は広がっていて、モノクロマンガの編集よりハードですが、より自分自身の仕事の幅を広げ、オールマイティになれると思うと良い経験だなと思います。

インタビュワー:
たしかにWebtoon大変ですよね。・・・その上モノクロ漫画も担当されてて。その上また最近企画出してましたよね笑

たくさんの誘いがある中でなぜMintoを選んだのでしょうか?

選んだというより選んでいただいたという感覚の方が近いんですが、Webtoonにチャレンジしてみたいなと思ったタイミングで「信頼している方に紹介してもらったのがMintoだった」というのがきっかけでした。

加えて、事業責任者の中川さんや部長の宮永さんと初めてお話させていただいたときに、お二人ともすごく情熱を持った方だなと思ったのは大きいです。エネルギーが高く、可能性を信じて行動している方と一緒だと確実に良いお仕事できるなと思っているのですが、お二人からその想いを勝手ながら受け取っていました。

あと中川さんって情熱をもった敏腕経営者なのは言わずもがななんですが、
それに加えて(私がいうと偉そうに聞こえたら嫌なんですが)助けたくなるというか、謎の母性が働くというかこの人と一緒に成功したいなと思わせるのがうまい気がします!!!(この言い方いいのかな?笑 これ作家さんとも解釈一致してたので間違いないと思います!よっ、人気者!!!)


インタビュワー:www 照れ喜ぶと思うので伝えておきます笑

実際にMintoで働いてみてどうでしたか?

編集部のみなさんと一緒にお仕事させていただく中で感じたのは、シンプルに「このチームメンバーでいい作品つくりたい!!!」でした。最初こそ自分という存在が受け入れてもらえるのかドキドキしていたのですが、本当にもれなく全員がめちゃくちゃにあったかくて「居心地…よすぎない!?」とびっくりしましたね。 Webtoonメンバーはもちろん、人事の方や他部署の方まで全員あったかくて、「おいおい、みんな…みんなで幸せになろうな!?!!(誰?)」という謎の感情も生まれました。

もちろん、今のMintoの編集部は経験値を積み重ねている途中であり、これからな部分もありますが、関わっていて私が感じるのは風通しがすごくよくて(←採用以外で使うことあるんだこの言葉)みんなが自分がいいと思っている意見を交換しあえる環境で、切磋琢磨している様子がとても素敵だなと思います。

編集長としてのやりたいこと

私は女性向け作品の編集長を務めるので、自分がメインで担当している作品以外でも人気になる作品をたくさん作っていきたいなと思っています。今までは自分の作品のことばかり考えていましたが、これから大切に思える作品がより増えるんだと思うとプレッシャーはありますが、楽しみですね。

うぉおおお、みんな〜〜〜売るぞ〜〜〜〜〜!!!!!!

これを読んでいる漫画家に一言

この質問に対してはそもそも「漫画家さんはこの記事よまないよ!!!!」

なんですが…もし読んでくれている方がいるとしたらおそらく、お仕事などで私を知ってくださっている漫画家さんが読んでくれているのかな?
いつも作品のためにたくさんのエネルギーを注いでくださってありがとうございます!Mintoと一緒にたくさんステージ上げていきましょうね!!!至らない点も多いかと思いますが、日々精進していきますー!!!


追伸

「おデブ悪女に転生したら、なぜかラスボス王子様に執着されています」の線画担当であり、アイコンを制作頂いた花宮先生からお祝いのお言葉を頂きました。

編集長就任おめでとうございます!こあらさんは担当する作品への熱量が高く、こちらのテンションを一緒に上げてくれる方です!!これからもいい作品作りましょう♡


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