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このまま死にたくない、終わりたくない

応援ありがとうございました。
力及ばずではなく、実力不足としか言えない内容です。Tweetにも記してありますが、悔しい、恥ずかしい、辛い。残っているのはネガティブな感情だけです。
試合のサポートをしてくれた梅原くん、チャンスをくれたケイさん、所会長、ETERNAL MMAのキャメロン。現地でサポートをしてくれたサイモンさん、ニックさん、沢山の協力があって充実したFightWeekでした。本当にありがとうございました。
皆さんの為に試合で何かを残していきたかったです。

アーセグ選手が強かったことは間違いありません。僕の最初のミスを見逃さず、彼の得意なパターンに持ち込みフィニッシュする。決定力はこれまで闘ったどの相手より長けていました。

僕自身も会場の雰囲気に飲まれることなくいつも通り、集中した状態で試合に挑めました。
ケージチェックで確認したときは緊張に支配させる可能性を感じましたが、試合ではそんなことなくて心身共に良い状態でした。
だからこそ、アーセグ選手をもっと感じ取りたかったし「何が強いのか」感じ取れるくらい試合をしたかった。その上で自分の力の無さを知りたかった。
1つのミスで全てが終わってしまう経験はプラスになると理解しています。でも1月の頭から準備をして、減量しながら半日以上のフライトをして、限られた時間内で体重をリミットまでアジャストさせて……
これまでにない環境と状況に耐えて上がったケージで僅かな時間しか闘えなかった後悔が心をえぐります。自分が犯したミスで終わらせてしまった…相手にペースを握られてフィニッシュされたのならば、それは自分の能力が圧倒されたということなので諦めがつきます。
でも今回は
「負けの原因を自分で作っている」ことが
どうしようもなく辛いです。

同じ負けでも、11月とは性質が異なります。
これから先の格闘技人生でもう一度トライ出来る場所と相手ではないと思ってます。
試合前には
「ここをピークで終わらせない」
と意気込んでいた気力も現状は意気消沈です。
だからと言って格闘技を辞めれる訳がないし、自分を諦める理由にもならないし、ここで終わってしまえば、これまでのことも何も意味を成さなかったことになってしまう。
だから引き続き闘うと思います。どうしようもなく辛い現実だけど落ちるだけ落ちてまた上がってやろうと思います。
底深く落ちるほど次上がったときに強くなってると信じてるから。
負けたときこそ前向きに
苦しいときこそ直向きに
僕は所プラスの逆境ファイター

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