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HIRAI in Australia【ETERNAL MMA73】

https://eternalmma.com/events/eternal-mma-73-perth/
2023年最初の試合は、まさかの海外進出となりました。
自分自身でもチャンスの優先順位(順番)を飛び越して挑戦するということは理解しているし、謙虚さも持ち合わせています。だとしても巡って来た機会に「No」と言う選択は有り得ません。
昨年11月のタイトルマッチで負けてしまった自分に、今回のような機会が巡って来たことは「運が良い」という言葉以外に形容しようがなく、周囲の環境には本当に感謝しています。
https://mmaplanet.jp/139731

急な話でしたが12月の中頃から少しずつ練習量を増やしていて、体重も極端に増えていた訳でもなくコンディションに問題がなかったので直ぐに
「やります」と返事をすることが出来ました。
対戦相手のErceg(アーセグ)選手はこれまで闘ってきた選手よりも強い可能性が高くて、アーセグ選手の対策をしていくことでまた1つ自分のレベルが引き上げられるような気がしています。
試合の意味合いとしては経験や挑戦といった見え方が強いのかもしれませんが、経験以上の物を掴み取りに闘いに行ってきます。

大学生の頃に海外研修という名目でオーストラリアへ渡航したことがあります。ブリスベンやゴールドコーストといった東側の観光都市だったので、試合をする西オーストラリアのパースからは離れていますが、広い世界においてもう一度オーストラリアへ行けるということは何かあるような気がします。
当時は柔道での交流がメインの海外研修だったのですが、向こうで参加した練習初日に怪我をしてしまい満足に練習が出来なかった辛い思い出があります。それを差し引いても良い経験をしたことに間違いはないですし、何よりも今回試合をする上で既にオーストラリアという国を経験していることがプラスに作用すると信じています。どんな出来事も、後の選択次第でプラスに解釈出来るというのは僕のモットーでもあるので、その姿勢で取り組もうと思います。

MMA PLANETの記事の中に「再起戦」という言葉を見つけて、そういった側面もあることに気が付きました。全くもってその様な意識はないのですが、2022年までの物語が一区切りついたので、精神的に一度リセットされた状態になっていると思います。
勝ち続けていた期間は試合への「使命感」が強くて、練習やトレーニングが辛いのは「試合のため」だと自分に言い聞かせながら追い込まれている状態でしたが、今は肩の力が抜けて自ら追い込める余裕があります。この状態が良いのか悪いのかは試合をすれば感じ取れると思うので、しっかりと準備をしていきたいと思います。

海外だろうと、国内だろうと試合になればやることは同じです。
前に出る
先に攻める
先に極めにいく
アグレッシブなファイトでオーストラリアを沸かしてきます。





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