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#10 31歳、人生初の転職が決まった話


2024年もあっという間に2ヶ月がすぎた。
この年明けからの2ヶ月間で大きな変化があった。

そう、タイトルの通り、転職が決まった。
転職が決まるまでは早ければ1〜2ヶ月と聞いていたが、本当に一瞬の出来事だった。


1|わたしが31歳で転職を決意した理由

転職が当たり前の時代とはいえ、一度も転職経験のない身からすると、環境を変えると言うのはすごく大きな決断だった。

✔︎ホワイト企業で、働きやすい。
✔︎現時点ではやりたい仕事に携われている。
✔︎人間関係も良好。

そんな慣れた環境を急いで手放す理由もなく...でも、何か漠然としたモヤモヤをかかえていた。

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・このままこの会社にいて、いいのかな。
・自分は他社で果たして通用するのかな(市場価値)
・もうすぐ人事異動の時期だけど、もう他に行きたい部署がないな...etc
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結局、どこの会社にいても自分の行動次第で成長はできるのだと思う。(もちろん、環境的に成長が見込めないケースもあると思うが、少なくとも自分は成長に向けた機会を与えてもらえる環境にあった)

だから、成長できるのかな?という漠然とした不安だけであれば転職しないと決めていた。

それでも私が転職を決意したのは、
もっと会社の事業や目指すものに、自分が心から意義を感じて働きたかったから。

そして、なぜ[今]なのかというと...
モチベーションが高く、会社に強い不満を抱いていない時期に活動をして前向きな転職を実現したかったから。
幸い私は今年、関心のある仕事を担当して、前向きな気持ちで仕事に向き合っていた。
今なら仕事に対する想いも、素直に前向きな言葉で語れると思ったし、それは面接官に伝わると思った。

あとは、アラサーの私が将来、産休・育休を取りたければ、環境を変えてから最低でも1年は働いてからライフイベントを迎えられるようにする必要があると思ったから。
まだ具体的な予定は(残念ながら)無いのだけど、ある程度逆算すると、今が環境を変える最適なタイミングだと判断した。

そんなこんなで、私は31歳にして初の転職をすることを決意した。

2|内定までの道のり

私の内定までの道のりはざっとこんな感じだった。
書類選考を始めてから内定が出るまで、約1ヶ月強というあっという間のスケジュール感だったが、その前に約半年かけて自己分析などをやっていたからこそ、短期決戦で終えられたのだと思う。

4〜9月
・有料キャリアカウンセリングで自己分析

10〜11月
・少し副業をやりつつ、新しい副業探し
 →中途半端ではできることがあまりないと痛感し、副業は断念

12月
・転職を決意、エージェントと面談

1月〜2月
・書類エントリー、面接実施→内定

3|やって良かったこと

①丁寧な自己分析

私は有料のキャリアカウンセリングプログラムを使っていたので、自分の実績、強みや弱み、価値観、仕事や働く環境に自分が求めていること、ストレスに感じることなどを半年間かけて洗い出していた。

実績を整理しておけば、職務経歴書でも面接でもそれを反映できたから改めて悩む必要もない。
自分では実績がないと思っていても、大丈夫。
日々当たり前にやってる活動から強みや実績を引き出してくれるのも、キャリアカウンセリングで第三者がかかわる意義。

転職するかまだ迷っていた時も、迷う理由や仕事をする上で大事にしたいことをたくさん問いかけていただいていたので、面接の転職理由などを説明するのも全く難しくなかった。

面接の表面上のテクニックより、自己分析が何より大事だと、今回改めて実感した。

②自分に合うエージェントを頼る

わたしは自分のやりたいことが少し漠然としていた。
よって転職サイトの条件検索で引っかかるような感じでもなく、まさに想いと近い企業とマッチングしてくれる"人の力"を必要としていた。

だから、たくさんの求職者を捌いているだろう大手エージェントではなく、あえて大手ではないが顧客満足度の高いエージェントを選んで面談を申し込んでみた。
(大手が悪いということではなく...!!)

結果的にここで担当してくださった方がすごく良くて。
初回面談で、私が転職を検討した背景を深く、深く、問いかけて聴いてくれた。
初回面談を終えたあの日、転職活動楽しみかもしれない♪と前向きな気持ちになったことをすごく良く覚えている。
その後の対応も、いつもハキハキしていてレスポンスが速く、悩みを率直に打ちあければ的確なアドバイスや応援の言葉、時に指摘もしてくれた。

後に情報収集のために、とある大手のエージェントを申し込んだのだが、面談も必要な条件を聞き出す面談で表面的なやり取りに留まったので、期待する支援は得られなかった。
さらに、大手であるからこそかもしれないが、メルマガなどのシステムが整っている反面、情報量もあまりにも多すぎて...
担当者からの重要な情報がどれなのか、逆にわからなくなってほとんど使わなかった。

何はともあれ、信頼できるエージェントさんに最初に出会えたことはとても運が良かったし、親身な支援のおかげで前向きな気持ちで頑張れた。
私は担当してくださった方に心から感謝している。

③転職で実現したいことを明確にする

いわゆる軸みたいなものだと思う。
転職活動をしていると、細かい条件面含めて、自分の希望を全て叶えるのは難しかったりする。

私の場合は事業やミッションへの共感が第一優先。
そこで、自分の経験を活かした仕事ができるポストを探した。

・年収
・働き方(休日、時間、場所)

こういった条件ももちろん気になるが、今回に限っては最優先事項ではない。
だから、年収であれば最初は多少下がってもいいから上がっていける見込みがある会社か、
働き方であれば自分が健康に過ごせる条件が整っているかを見ていた。

活動しているうちにどの条件も外したくない!と思えてきてしまった時があった。
だから逐一、何が最優先だったか、振り返るようにしていた。
もし優先事項を見失っていたら、私はまだ活動を終えていなかったと思う。

4|さいごに

今回、納得のいく転職先とのご縁が得られて今はすごく嬉しい気持ち。
その反面、実際に入社してから成果を出せなかったらどうしようという不安が早くも襲ってきている。
最初の3ヶ月は大変だよーと転職経験者からはよく言われるが、一歩ずつ積み重ねれば必ずうまくいくと、それだけを信じて新しい道で頑張りたい。

でもその前に...
まだ最終出勤日を迎えていないので、まずは現職を最後まで全力でやり切りたい。
そして、新しい環境に行くことを周りの皆さんから心から応援してもらえる状態で最終日を迎えられたら何よりだと思う。

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