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カンバセーションズがクラウドファンディングに挑戦する理由

こんにちは。
問いをカタチにするインタビューメディア「カンバセーションズ」の原田です。
先日、公募していた第3期インタビュアー決定のお知らせをさせていただきましたが、いよいよ3組のメンバーたちによるインタビューがスタートします。
そして、それに先駆けて、前々からお伝えしていたカンバセーションズとして初のチャンレンジとなるクラウドファンディングがスタートしています!

クラウドファンディングを行うことにした経緯については、READYFORのページでも長々と思いの丈を綴らせて頂きましたが、
これまでカンバセーションズの運営は、基本的に僕一人で行ってきました。
「共創のプラットフォーム」を掲げるカンバセーションズでは、インタビュアーたちの個人的な「問い」を、社会に何かしらの影響を与え得るプロジェクトとしてカタチにしていくためのサポートを、少しでも多くしていきたいと考えてきました。

しかし、編集者・ライターとしての通常業務の合間に運営している現状の体制では、常時3~4組のインタビュアーに伴走し、
取材のアテンドから原稿執筆、記事の公開作業などをするのが限界で、
それすらもおぼつかないことも少なくありませんでした…。

かといって、現状では確たる収益源がない個人運営の極小メディアが、
新規スタッフを雇ったり、記事制作を外注することもなかなか難しく、
リソースの不足がメディアの活動を広げていく上でのボトルネックになっていました。

商業ベースのWEBメディアの主な収入源は、企業などからの広告と、読者からの課金になりますが、そもそも広告やタイアップというのはメディアの発信力・影響力があって成り立つものであり、現状のカンバセーションズにはそこまでの力はありません。
そもそもカンバセーションズでは、PV至上主義的なWEBメディアのあり方とは異なる価値を模索しているところがあり、「問い」をカタチにし、社会に新しいプロジェクトを送り出すというところにメディアとしての新しい価値を見出そうとしていたりします。
一方、課金制というのも、コンテンツ(記事)に対して読者からお金を頂くという関係性が、いまいちしっくりこないところがありました。

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(↑)第3期インタビュアー3組によるオンラインミーティングの様子。

では、メディアとしていかに持続可能な運営モデルをつくり、さらに「共創のプラットフォーム」としての機能を高めていけるのか?
それがカンバセーションズをリニューアルしてから現在にいたるまで、自分にとっての大きな「問い」であり続けています。

その「問い」と向き合い続ける中で、おぼろげに見えてきたひとつのアイデアが、
「問い」をカタチにするプロジェクト実行者(=インタビュアー)
彼らの取り組みを最も近い場所で応援し、そのストーリーを伝えていく伴走者(=編集者・ライター)
そして、彼らが問いをカタチにしていくプロセスを応援し、時にそのプロセスに加担してくれる応援者(読者、クラウドファンディング支援者、スポンサー)という3者による幸せな関係性を描くことはできないか? ということでした。

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インタビュアーたちの個々の「問い」を中心にした3者の関係性が築かれ、
そこで取り交わされるコミュニケーションを媒介するメディアとしての役割を担っていくことが、カンバセーションズらしいメディア運営のモデルなのではないか、というのが現時点での「答え」、ではなく「仮説」です。

そんな未来への展望に向けた第一歩が、今回のクラウドファンディングです。集められた資金は、主に外部スタッフとしてご協力頂く編集・ライターの方たちへの原稿料として使わせて頂く予定です。
支援者の方々へのリターンとしてもいくつか用意していますが、
今回の取り組みを機に今後のカンバセーションズでは、
インタビュアーたちの「問い」をカタチにしていくプロセスに、多くの人たちが能動的に関われるようなコミュニケーションの場を、
オンライン/オフライン問わずつくっていくつもりです。

インタビュアーたちの「問い」を中心としたコミュニティを育んでいくことで持続可能なメディアの運営体制をつくる。
そして、それによってカンバセーションズの「共創のプラットフォーム」としての価値が高まり、社会に少しでも良い影響が与えられる存在になる
カンバセーションズでは、そんなヴィジョンを実現するための第一歩として、クラウドファンディングに挑戦中です。
カンバセーションズの取り組みや、インタビュアーそれぞれのプロジェクトに興味を持ってくださる方は、
こちらのクラウドファンディングページからご支援をお願いできるとうれしいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました! 

2月16日にはこちらのオンラインイベントも開催しますので、よろしければぜひ参加ください。



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