歯科医院の誤謬

近畿エリアの歯科医院を元気にして、歯科医の地位向上を図り新規開業で業者に騙されない歯科医院を増やす事。また歯科医の生活の質を上げていき、近畿エリア全ての人に歯と歯の治療の大切さを広めていきたいと本気で思っているQOLplanningです。


誤謬とは?簡単に言うと「間違い」ですね(^^♪

よく似た言葉に「認知バイアス」ってものあります。

歯科医院で言うと「そう思い込んでいる」「そう思っていた」っていう思い込みです。

今回のクライアントの方に当てはめると、思い込みが激しすぎて方向性が間違えた方向に走っていったという事になります。

そういう思い込みのドクターは周りの事などを良く見えていない人が多いです。

衛生士はこうあるべきだ!
衛生士だけで回る歯科医院が良い!
アポイントはこう取るべきだ!
接遇とはこうだ!
ここの患者層はこうだ!
ファミリー層にはこれだ!

って感じで文献や雑誌などに書いてる事をそのまま当てはめているだけの人が陥りやすいです。こういう人って現実の医院の中を見れていないんです。

もっと辛辣な言葉で表現したら、その歯医者さんは

「歯科の治療については詳しい・歯の仕組みも良く知っている」

しかしながら

「患者(スタッフ)の事、患者(スタッフ)の心境、患者の地域性などは全く知らない・興味が無い」

こう言う表現だと解るかと思います。

何が言いたいかと言うと

「誤謬である院長の思い込みやバイアスは、結果として医院そのものを崩壊させる」ので、院長は自分の考えや目線を客観的に見直す事が必要である。

という事です。

しかし中には「は?それの何が悪いねん!治療はちゃんとしてるわ!」とか「歯科医院は治療をちゃんとしたら患者はくるねん」って思う歯科医の方もいると思います。

誤解が無いように言いますと別に悪いと思っていません。ただこれからの時代は「医院経営も出来ないし受け入れられない」ってだけです。

何故かというと題名にも書きましたが歯科医の方は「こうだろう」と思い込んでいる人が非常に多いです。

開業する時の場所選びの際に「あそこは昔からこういう場所だから・・」って思い込んでいる人、結構多くないですか?

しっかりとデータ分析せずに、渡された情報も「へー(^^」位しか見ずに、「あそこは昔から人が多いからきっと何とかなるだろう」って安易に開業する人が少なからずいます。

そして必ず失敗するんです。

その時に言う言葉が「とは思わなかった」です。

予想できた事も含めて「とは思わなかった」が多いですね。

本来なら、まず人口動態+目視を行って人の流れを2週間は見ますよね?それが最低限の立地戦略ですよね。その確認も不動産を紹介してきた業者に頼まずに我々のような外部コンサルタントに「客観的」に見てもらう事が必要ですし、院長自らも見る事が絶対に必用です。

そしてもちろん立地戦略だけでは勝てませんのでブランド戦略・マーケティング戦略も必要になります。

ブランドやマーケティングに「誤謬はあるのか?」となるのですが、あります。ここでの思い込みは相当危険です。そのブランド戦略は正しいのか?勝ち目はあるのか?根拠はあるのか?などを客観的にマーケティングでは更に計画を俯瞰しないといけません。

スタッフ教育ではどうなのか?もちろんスタッフ教育も同じで「誤謬」はあります。むしろ難しい部類に入ります。

例えばスタッフさんに「こういえば伝わるだろう、分かってくれるだろう・・」これは危険思考です。勝手な思い込み、そう誤謬です。

院長と例えばルーキーのDHさんなどは年齢差がとても離れています。考えは経験値・出身地なども違うので、意思の疎通が一言二言で伝わると思う方が異常です。

よくスタッフ教育で人を4分割や3分類など分ける方法が一時流行りましたよね?あれも確かに効果があったとは思いますし、現に私たちも利用したりもします。しかし、あれの極意は何なのか?というと

コミュニケーションを恐れている
コミュニケーションの方法が解らない

だからその方法の一環として4分類や3分類、動物占いとか流行るわけです。

接し方を間違いたくないという恐怖感からもきていますね。

コミュニケーションを恐れている。。これも勝手な「誤謬」です

「きっと私の事が嫌いだから・・こう接した方が・・」とか
「あの人は〇〇なタイプだから・・こうした方が・・」など

こんな事を勝手に頭の中で色々張り巡らして、自分で勝手に納得して相手の性格や感情を予想します。しかし結局どれも当たらないと思います。相手も人間ですからその時の感情が優先されますよね?体調とかもそうです。

最も大切なのは直接「本人に聞く」という事です。

相手の感情や性格などの真の正解は相手にしか正解は分かりません。

逆を言うと「自分の考えや感情も言わないと伝わらない」ってことですね。

もちろん言い方や伝え方も大切です。そこを間違うと大変な事になります。

またどこかで伝え方・言い方を書きたいと思います。

そして今回は「誤謬、思い込み」について簡単に書いてみました。

本当はSNS広告について書きたかったんですけど、急遽予定変更しました(^^)/今度こそSNS広告について書きたいと思います。


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