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【報告】2021年10月16日(土)第4回本八幡屋上古本市のこと

❐出店概要

日 時:2021年10月16日(土)11:00~15:30
場 所:123ビルヂング屋上
    千葉県市川市大和田2-6-1
主 催:kamebooks

❐旅立っていった本たち(抜粋)

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旅立ち率 
2021年3月20日(月・祝) 本八幡 54.3%(19冊/35冊)
2021年5月30日(日)   西千葉 50.0%(22冊/44冊)
2021年9月19日(日)   西千葉 40.5%(15冊/37冊)
2021年10月16日(土)    本八幡 30.6%(11冊/36冊)

 以上の通り、持参した本が旅立っていく率は毎回下落しています。感覚ですがお客様の集客自体、今回の本八幡では少なかったと思います。理由として、幸い雨は降りませんでしたが一日曇天であったこと、緊急事態宣言が今月から解除となったとは言え夏頃の毎日数千人の新規陽性者が出ている時期を経たことで春先より外出への意識が変化したこと、等が考えられるかと思います。

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切羽へ 最初に旅立って行った本。上記のように、お客様の来場自体が少ない中で、まず一冊お買い求めいただいたことで、ぐっと気が楽になった、という感はあります。

ムーミン谷の仲間たち お買い求めいただいた方はもちろん、ムーミン本をお手に取られた方には、映画「TOVE/トーベ」のお話をいたしました。生みの親であるトーベ・ヤンソンの若き日を描いた作品、上映館が限られてはいますが、ぜひともご覧いただきたい一作です。

風に立つライオン 作者のさだまさしについて、お客様と話をしました。さだまさしというと、「関白宣言」という、当時から男尊女卑と叩かれる曲を書いていましたが、そもそもその歌意は、そんな亭主関白な男であっても、強がっているだけであって妻を深く愛していることを表現したもの(曲を最後まで聞けばわかります)。ただし表現の仕方として、男尊女卑と言われて仕方がないのは事実。さだは後に「関白失脚」という曲も作っており、こちらでは失脚後の情けない亭主の姿が描かれます。

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 母の不要となった蔵書を預かって出品しており、過去二回の西千葉では好評だったのですが、今回の本八幡では全く動かず。値付けを再考して、そのまま次回の西千葉に持参しますが……。

❐お迎えした本たち

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ショーン・タンの文字のない絵本 『ARRIVAL』は、ハレマルブックスさんにて購入。

 https://twitter.com/haremaru_books?t=yvwrGdf2kyPoB_qde4GpCQ&s=09

朴順梨『離島の本屋』はLITOBOOKSさんにて購入。(出版に携わったという 『ZENOBIA』をオススメされてました) 

 https://twitter.com/LITO45022808?t=nIuoOKvcdaISdw98WSGDBg&s=09

❐総括

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 本という媒体を離れて、哲学カフェを開催して、皆さんとお話をできたらいいな、と思っています。実現できると良いな……。

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