デザイナーとipadのこれからの付き合い方

「もう紙なんてなくてはいいのでは？」

と思えるほどの衝撃を私はipad　proを使用して実感しました。

いつの時代も人間は便利なものを作り続けています。

便利なものというのは「時間短縮」「クオリティー向上」

そういったテーマで開発されてきたものが多いです。

昔は移動するのに、馬に乗っていましたが、それが進化してバイクや車、電車、新幹線、飛行機というように成長していったのです。

時空を超えた連絡手段も私が小学生の時はポケベルが流行っていて、中学に入ると携帯電話の登場。

当時は１６和音が出たときの衝撃的な喜びは大きかったですね。

それからスマートフォンが誕生してより、綺麗な音、映像、写真で

遠隔の人とのコミュニケーションが取られるようになってきました。

人間は一度、便利なものを使い出すと戻ることが出来なくなる。

今、交通の移動手段で馬にのって移動する人は、ほぼいません。

ポケベルを使っている人もいません。というかサービスも終了しました。

そのように最先端ツールを使い続ける事が私たち人類が成長して

未だになおこの地球に生き残る事が出来る理由だと思います。

私はこれまで紙に鉛筆で描いてジュエリーデザイナーという職業をしていました。

2011年にipadが登場した時に、これはデザインがipadで描ける！と思いすぐに購入しました。

しかし、私の思ったイメージと少し違い、ペンと画面のズレを感じたのです。ジュエリーは細かい作業なので、少しのズレがあるとうまく描く事が出来ないなと思っていました。

一般的なスタイラスペンでは、デザインを実用化できるほどの、クオリティーはありませんでした。

しかし、２０１８年に登場したipad　proはその常識を覆しました。

（ipadを購入したのは最近ですが。。。もっと早く買えばよかった。）

ipadの専用であるペンシルを使えば、まるで紙に描くようなレベルで

自分の思った通りの絵を描く事が出来るのです。

お絵描きアプリを使えば、通常の絵の具や色鉛筆では出せない量の無限なカラーバリエーションを選ぶことも出来るし

自分の描いた絵をコピペで量産したり、

変形修正まで出来るのです。

鉛筆と違って消しても、消しゴムのカスは出てこない。

筆やパレットなどの材料がなくても、すべてがアイパッドがそれらの

代用としてくれます。

私は、今はipadでジュエリーのデザインを描いています。

本当に便利ですし、スマートでどこでもデザインすることが出来ます。

イラストレーターをパソコンで使っていたのですが、それに負けないほどの機能も沢山充実しています。

時代は、進化しました。

今はデジタルアートという世界で自分の頭の中のデザインを

絵に起こすことをipadが実現させてくれています。

今後のデザイナーは最先端機能をうまく使いこなす事が大事だなと思いました。

私の以前の記事で、ipadでのお絵描き講座というのを開催しました。

こちら

これまで絵に描いていた描き方を応用してipadで描く方法をお伝えしました。

そしたら、多くの人が素敵な宝石を描けるように一気に成長していました。

WEBは今までの常識を大きく変えました。

私自身は宝石の専門学校に通って、デザインの描き方を先生から聞いて学びましたが、もはやその必要性も無くなってしまったのです。，

直接、、対面で会わなくても、ビデオ講座という形で、自分の好きなタイミングで、好きな場所で学びコトが出来るのです。

デザインすること、学ぶこと。

それらが全てipadで解決するような時代になってしまいました。

時の流れは早いけど、その時の流れに合わせて変化し続ける事が大切です。

ダーヴィンの進化論ではありませんが、

「いつの時代も変化できる人」だけが生き残る世界ですね。

是非、デザイナーの方はipadを活用してみて下さい。

私の描いた宝石のデザインは、こちらで見ることが出来るます。

多くのクリエーターの方々の作品がこの世に広まりますように。