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【麦酒芸術研究所11】 ビールを飲み、アートの概要を学び、挑戦してみたくなる

1. 御挨拶

 こんにちは。

 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。『 ビールで実験を、ビールに貢献を 』を合言葉に、ビールへの貢献活動をしております。

 今回でvol.11。ゴミ捨てに外に出たとたん豪雨に合い、家に帰るや否や快晴になる、という体験を先ほど経験してきました。何とも言えない気持ちになりましたが、ビールを飲んでチャラにしたいと思います。


2. 前半:アートを考えてみる

 さて、前半はアートを考えてみた話。ビールのnoteなのに、いきなり何なんだ?、と御思いかと思われますが、少しお話にお付き合いください。ちゃんとビールと関係してきますので。

 まず結論から申してしまいますと、前回noteでも記載いたしましたが、noteの記事で拝見した『 お酒 × アート 』に倣い、『 ビール × アート 』に挑戦したくなった、というのが今回のお話の趣旨です。

 そもそもとして、noteの記事でお酒のブランディングを勉強しておりましたところ、『 2杯目は味、1杯目はアート 』という言葉を発見し、『 確かにそうだな 』と思い、感銘を受けたところが今回の背景です。つまり、人の印象は見た目が8割、と言われるように、食べ物や飲み物も、第一印象というものが重要で、つまるところ、そこにアートの要素が大きい、ということだと理解できます。お酒で言えば、その一つが『 パッケージ 』ですね。

 また、他にも『 アート 』は重要な役割を持っています。例えば、クラフトビールを出す飲食店や、メーカーが自社の広告効果を狙い、デザインをアパレル展開したり、グラスやスマホケースなど、小物にも展開されたりしております。事実、Instagramで#クラフトビール、と検索すれば沢山の関連写真を見ることができます。つまり、お酒(ビール)にとって、『 アート 』は、『 味 』だけでなく、重要な要素の一つと考えることができます。

 そこで今回、『 アート 』に挑戦してみようと思い立ちました。もちろん、デザイン学校や美大を出ている訳ではないので、ズブの素人ですが、ひとまず勉強し実践経験を積みながら(絵を描きまくり)、やってみようかなと思います。ではどういった『 アート 』をやっていくのか?この辺りは後半でお話させていただきます。

 それまでは自由研究です。ご覧ください。

 

3. 自由研究

1. Background

 大変雑で申し訳ございませんが、やはりネットの情報力には敵いません。そのため、以下の通り、外部情報を参照させていただきます。

 基本情報は、以下HPを参照。

 OVAL BEACH Blondの外部記事としては以下HPを参照。

2. Sample

【試料】 OVAL BEACH Blond

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【購入場所】 CITY SHOP

中国上海市长宁区天山路341号

【原材料】 ①水 ②大麦 ③ホップ ④酵母

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3. Results and discussion

【試験環境】 温度:23℃ 湿度:57%RH

【麦酒環境】 温度:10.2℃(MITIR製 水温計)

 以下レーダーチャートに、試飲の官能試験結果を示す(n=1)。なおBlankは、2019年日本国内で最も購入されたビール銘柄である、Asahi superdryを用いた。

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 甘めなコクと香りで、ビール単体だけで楽しみたい気分になる一本と考える。爽やかさもあり。

【ペアリング】

本命:※ビール単体でいきた

対抗:チキンサラダ

大穴:ポテトチップス うす塩

4. Conclusion

『 甘めなコクとポップな香りで気分までポップになる一品 』

Reference

・Saugatuck brewing HP

Data

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4. 後半:『 アート 』の種類を勉強してみる

 後半は、『 アート 』に挑戦するため、勉強をしてみたお話。今回、初めての挑戦ということもあり、そもそも『 アート 』にはどのような種類のものがあるのか?、どのようなものに挑戦をするか?、そういったことを考えてみましたので、御報告いたします。

 まず初めに結論から先に申し上げますと、今回、アートの中でも『 キュビズム 』に挑戦してみよう、と決意いたしました。理由は、自分が想像していた以上に、この技法は『 理系的 』と感じたことが大きな要因でした。

 さて、そもそも『 アート 』にはどのような種類があるのか?、この点から調べてみました。今回は以下の論文を参照し、勉強しております。

 端的に、絵画様式としては、以下の軸でポジショニングできるようです。

 ① 抽象か、具象か

 ② 現実か、非現実か

 非常にアーティスティックな表現です。基本、『 絵画 』 × 『 ① 』 × 『 ② 』でGoogleを使って検索をすると、実際の絵画を見ることができますので、それを見た方がどういう絵に当たるのかがわかり、理解が早いです。

 ともあれ、この① × ②でアート(絵画)が構成される訳ですが、さてどれを選択するか。そこで次に、『 ビール 』 × 『 ① 』 × 『 ② 』でGoogle検索をかけていくと(①や②には上記論文に記載されているような具体的な技法や主義などの言葉を入れています)、面白いことに、ビールのデザイン、ロゴなどに、『 ビール 』 × 『 抽象 』× 『 現実 』の表現があまり見当たらないことが分かってきました。

 では、『 現実 』はいいとして、『 抽象 』的な表現とは何か?その一つとして、代表的なものは『 キュビズム 』というものがあります。分かりやすいところですと、ピカソの『 ゲルニカ 』などですね。

 簡単に言ってしまうと、『 キュビズム 』は対象物を見た目の2次元で捉えるのではなく、対象物を3次元として捉え、その3次元を各構成単位に落とし込み(キュービック)、それを様々な方向から見て、それを2次元として絵画に落とし込む技法、とのことです。恐らくド素人の私の説明ではなかなか理解できないと思われますので、以下を参照していただければと思います。

 ここまで勉強をしてくると、『 キュビズム 』って、『 非常に理系的で論理的で好き 』という気持ちになってしまいました(笑)。

 アートって面白い。

 という訳で、今回、『 ビール 』 × 『 アート 』× 『 現実 』に挑戦してみようと思います。次回以降は、一体どんな作品が出来るのか、その反応はどんな感じなのか、今回の取組みからどんな展開が期待できそうか、こういったことをお話できればと思います。まずは、努力に努力を重ね、そもそもの画力を上げていきたいと思います。

 それでは、この辺で失礼いたします。


頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。