今、自分の訃報を自分で書いた。
昔の日本語教師やってた頃の教え子から久しぶりにメールがきてた。驚いたけど嬉しかった。
でも、正直もう、誰とも関わりたくないし、誰にも関わってほしくない。
だから不誠実でえげつない話だけど、自分で兄に代わって自分の訃報を書いた。
自殺を匂わせて。で、急逝という扱いで。
嘘をつくときは一個だけにしてあとは全部真実にすると信じられないほど現実感がでる。
墓の位置とか聞かれるのも面倒だし普通は絶対にいけないアフリカのある場所に散骨した話や
(たぶんその子にはそこに行きたいっていってたはず)
僕がなんで神様の存在を信じてないのにクリスチャンになったのかみたいな話を兄のように書いた。ここらへんは僕自身の本音を遺書としてね…
かなりえげつない仏典の引用が遺書にあった話まで書いたよ。(これは本当に自分が遺書として机の中に書いてある)
正直ね、すごくいい人だったよ。でも、心底、もう誰かに利用されるのも嫌だし、利用するのも嫌だ。孤独でいいんだよ。誰かに自分を理解できるとは思わないし、誰かを理解できるとは思わない。これ以上傷つくのも傷つけられるのもいやなんだよ。
きっと頭がすごくいい子だからこの文が読んだ瞬間僕によって書かれた事は理解するし、僕が今後もうあの界隈と一切の関わりをもちたくないのも理解できると思う。で、僕があの世界に一切戻る気がないのものわかるはず。
凄く申し訳ないし、凄く話したいけどでもだめなんです。
人に心の内側に入ってきてほしくない。
ちょっとだけ悲しいけどあの子にとってもこっちにとっても日常に戻るだけ。
ごめんなさい…でも、もう誰かに関わってほしくないし、関わりたないし、傷ついてしまうのも、傷つけてしまうのもいやなんです。好きだったから余計。
da capo