【日記】スターウォーズ

 嫁とスターウォーズを見るのが習慣になっている。習慣といっても、もうすぐ見終わってしまう。しばらく先や、スピンオフも含めたらまだあるにはあるけれども、自分の中では最初に作られた六作品がスターウォーズの、何というか本体であるように感じている。
 実家にいる時に、何度か最初の三部作、エピソードで言うと456のあたりを見た記憶がある。ちゃんと見るほどはまってはいなかった。何度目かに、ある程度ストーリーが入ってくる程度にはちゃんと見た。自分の芯を食うような衝撃があったかというと、そうでもないけれども、そこそこ少年心をくすぐられたとは言っていいと思う。
 だが、エピソード1が発表された時には既にそんな年ではなく、正面から見ることはもうできなかった。ちょうど、パソコンゲームで、あのクライマックスであるレースをそのままゲーム化したものの体験版があって、それをプレイした。無軌道なレーシングゲームではなく、進路がかなり定められていて、操縦しているという感じではなかった記憶がある。
 そして、2と3にいたっては、やはりしっかりと目を通すことはしていなかった。

 というバックがあり、今回見直したのだが、まず一番最初の4が一番切れ味が良いと感じる。発想から映像に至るまでの切れ味。6辺りは、ちゃんとエンタメしようという思いが邪魔して、何か独特なものを見ているという感覚は薄いと感じた。特に、ジャバザハットにハン・ソロが捉えられているパートの周り、退屈で見ていられなかった。
 時系列を遡って、1から2に至るところは、その辺をうまいことクリアして描かれていると思う。
 4は、今手に入る映像だと、少し度を越しているんじゃないかと思えるほど、CGの修正が入っている。どうかとは思うが、ここまで修正を加える価値があると配給会社が判断し、そこまでやってしまったという歴史的価値は、逆に生じるんではないかという気もする。そんな目に遭う映像も、そうそうないだろう。

 ついに残った3を見終えたら、はじめの六部作全てを見終わってしまう。淋しくもあり、また別の見るものを探すかという冷淡な自分もいる。

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