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大学生は子育てが不安?仕事と育児の両立体験プログラムの受入れをしました

子育てのイメージが全然わかなくて・・・気になって参加しました

学生の言葉

京都府の合計特殊出生率は全国で45番目

少子高齢化の波は学生の街、京都にも大きな影響を与えています。人口の1割が学生という京都市がありながら、合計特殊出生率は全国で45番目! *1

京都での就職・婚活支援・子育て支援と行政が様々な取組みをしています。

一方で世の中を見渡せば共働きの家庭が増えている実感があり、データとしても育児期の女性労働力率は改善されています。

すると次は子育てと両立している家庭の姿を見て、「大変そう・・・」「自分にはできなさそう・・・」と思う若者が子育てを諦めてしまうことが懸念されます。

そこで!京都府が大学生向けに提供しているのが、仕事と育児の両立体験プログラムです。

*1 京都府子育て環境日本一推進戦略 ~温かい子育て社会を目指して~ より
*2 男女共同参画局 女性の年齢階級別労働力率の推移より


現実の子育て家庭に入り込めるプログラム

「仕事と育児の両立体験プログラム」とは、仕事と育児の両立に漠然とした不安を感じている大学生に向け、”京都で働きながら、子どもを生み育てる”ことを体験的に学びながら両立不安の解決策を考えるという、弊社が京都府と提携し平成29年度より毎年行っているプログラムです。

スリール株式会社HPより

具体的には、小さな子どもがいる家庭の保育園のお迎えから学生が合流し、ご飯を作る様子(調理中も子どもが親を呼びなかなか進まない)、食事の様子(子どもが歌ったり遊んだりして子どもの食事も親の食事もなかなか進まない)などを直接体験いただく内容です。

予想よりハードなところ、パートナーや周囲を頼って意外と上手く生活が回っているところなどを、当初の想像から具体的なイメージに変換していけるところが醍醐味です。

ただ観察するだけではなく、インタビューや会話での親との交流、子どもとの遊びなどを通じて課題を発見し、学生ができる解決策を考えるところまでがプログラムの内容です。

私が学生の時に経験したかった!うらやましいです。

今回は京都ノートルダム女子大学の学生さんお二人が体験に来てくれました。

人見知りの赤ちゃんVS大学生

受け入れをした我が家の子どもは1歳10カ月でとっても人見知りです。
優しく話しかけてくれる学生さん二人に対してこの距離の取りよう・・・

様子を伺う子ども

子どもが緊張気味でフリーズしているおかげで、親の家事は驚くほど捗ります。
学生のお二人も、手作りのアンパンマンの画用紙を持ってきてくれたり、風船を持ってきてくれたりと様々な工夫で遊んでくれます。

二人の努力の結果!子どももすっかり馴染んで距離も縮まり、笑顔が見られるようになりました。

一生懸命遊んでくれて打ち解けました


真剣な様子のインタビュータイム

和やかになったところでプログラムの最終発表に向けてのインタビュータイムです。どんな悩みがあるのか、どのように協力して生活を成立させているのかなど、予めしっかり用意した質問をしてくれます。

そもそも仕事と育児の両立のイメージがつかず、質問を考えることすら難しい・・・と言いながら頑張ってくれたお二人。

そんな彼女たちの提案発表会が11月19日(土)に開催されます!
◆日時:2022年11月19日(土)13:30~15:30
◆開催場所:「utena works」
京都市下京区五条堺町角塩釜町363番地 ウエダ本社北ビル 3階
京都市営地下鉄 五条駅 1番出口より東へ徒歩5分 
京阪電車 清水五条駅 3番出口より西へ徒歩10分

ご興味がある方はぜひお気軽にお越しください♪
お申込みはこちらから。
お読みいただきありがとうございました!


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