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全国通訳案内士試験攻略のノウハウを公開します!

こんにちは、JohnLeeといいます。私は、2022年通訳案内士試験(英語)、2023年通訳案内士試験(中国語)と連続合格しました。

現在は通訳案内士試験(ポルトガル語)の合格に向けて勉強中です。

私はテストには苦手意識を持っていました。というのも大学入試を含めほとんどテストを受けたことがなかったからです。ですが2019年帰国したとたんコロナになり時間ができ、さまざまな資格に挑戦してきました。以下はその後に取得してきた資格です。

【現在までの合格資格】
・2019年10月 HSK6級
・2019年第3回 英検一級
・2020年9月 TOEIC955
・2022年度(発表2023年2月3日) 全国通訳案内士試験 英語合格
・2023年度(発表2024年2月2日) 全国通訳案内士試験 中国語合格

備忘録はAmebaブログの『語学三冠でコンサルを狙うブログ』(https://ameblo.jp/gogakusankan/)に載せてあります。

ブログは備忘録のため読みづらく必要な情報にすぐアクセスできないかもしれません。noteでは、試験で得た知識やノウハウをわかりやすい形で提供していきたいと思っています。それらを活用して、みなさんもぜひ全国通訳案内士試験に合格してください。

まず全国通訳案内士の概要をお伝えします。

全国通訳案内士は言語系の資格では唯一の国家資格です。 一次試験では筆記5科目(外国語・日本地理・日本歴史・一般常識・通訳案内の実務)、二次試験では外国語の口述があり、両方に合格する必要があります。

ちなみに2023年の二次試験合格率は、英語で12.9%、中国語では9.7%でした。5科目の受験科目に加え、二次口述試験があるため難関試験と言えます。

どのような人が試験にチャレンジするのでしょうか?

ボランティアまたは有償にかかわらずガイドとして、海外からのお客様に日本の歴史や文化を紹介するためにとる人がいます。これが本来の目的ですが、私の見るところ自分の語学能力を証明するために資格を取る人の方が多いと思われます。

なぜなら資格習得後、実際にガイド業についている割合が低いからです。未就業の人はなんと75%以上もいます。

なにしろ語学系の唯一の国家試験です。英語オタク界隈では、英検一級、TOEIC900以上、通訳案内士試験を持っている人を英語三冠というそうです。ということは語学には相当の自信を持つ方達が受験していると思われます。それでも低合格率が物語っているようになかなか壁は厚いものがあります。

したがって、この試験にやみくもにトライしても何年経っても合格できないということもありえます。そのような悲劇を生まないためにも、どのような戦略が必要なのか、苦手科目にどうアプローチすればよいのか、どうすれば諦めないで頑張り続けられるかなどお伝えしていければと思います。

私自身は2020年の9月から英語と中国語の全国通訳案内士の試験勉強を始めました。そして翌年2021年にストレート合格を目指したのですが、「実務」の試験に1点差で落ちました。あとから詳しくお話ししますが、この「実務」試験の歴史が浅く、十分な過去問もなかったため、分析演習が足りなかったのが敗因です。

その後一年間、自分なりの攻略法を見つけ、2022年には「実務」満点で一次試験をクリアし、英語の二次試験にもそのまま合格できました。

では、今からどのような順序で進めるべきかをお話しします。

1. 現在地を知る(直近の過去問を解いてみる)
2. 苦手な科目を克服する
3. ある科目の勉強方法がわからないときの対処法
4. 二次試験対策


【現在地を知る(直近の過去問を解いてみる)】

第一のステップは、自分の「現在位置を知る」ということです。

つまり、自分の現在位置と合格までにどれほどの距離があるかということを知るということです。そのために役に立つのが去年の過去問をやってみることです。

たとえば、私の場合次のような感じでした。

2021年1月17日時点の2020年の過去問

英語 英検一級により免除
歴史 49
地理 26
一般常識 50
実務 未実施

すでに2020年の9月から準備を始めていた割には、歴史も合格点70点には程遠いし、地理などは4択問題なので勘でやっても25点になるはず。それが26点でしたからゼロに等しい感じです。それでも地理は1回目の試験で合格点をとることができました。

ですから苦手科目の克服が勝敗の鍵となってきます。私の場合、歴史はもともと好きなので勉強が苦になりませんでした。でも地理に関しては勉強法がさっぱりわかりませんでした。

その攻略方法について次回は書いてみたいと思います。


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