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'94 元港区OL 気持ちの整理のためにぽつぽつ書いてます

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ものをたくさん所持するということ

今年度で、ひとり暮らしを始めて9年目になる。早いもので、家電はそろそろ買い替え時期を迎える。幸いなことに、この夏わたしはふたり暮らしを始めることとなった。引っ越しは人生で2回経験している。大学に進学するときと、新社会人になるときだ。 引っ越し準備のため、新居に持っていくもの、メルカリなどで他人に譲るもの、今回を機に手放すものに、自分の持ち物を分けている。本当はトランクひとつでどこにでも行けるのが理想だが、現実は残念ながらそうではない。初回の引っ越しでさえ、当時はまだ服を全然

    • 明るい性教育と孫を期待する母の話

      1994年生まれ。2024年の今年、30歳になる予定だ。 母は51歳。アラサーの娘に、孫を迫ってくる。 ただしそれは重苦しく孫を寄越せ、血筋を残せ、といったものではなく、「孫見たいな💫」といったような、流れ星来ないかなぐらいの軽さだ。 わたしは27歳で結婚している。人妻歴3年目。 子どもは?とも言いたくなるのだろう。 義母からの圧はもっと重厚なのだが、今回はわたしの母との関係を振り返りながら、わたしはなぜ、子どもを産みたくないのか検証していきたい。 ヴェルサイユ宮殿での出来

      • 戦時中に生まれた祖父の話

        先日、祖父がもうすぐ死んでしまうかもしれないから帰ってこいと母からの連絡を受け、帰省した。こんな時分ではあるが、人生は刻一刻と進んでいる。コロナ禍だろうがひとは生まれ、老い、死ぬ。もちろん誕生日も来る。時間は待ってはくれない。もうすぐ、祖父は79回目の誕生日を迎える。 祖父は城下町の出身で、4人兄弟、先祖は商人。城に絵蝋燭を納めていたらしい。母が昔、いまでいえば、殿様専属電力供給会社みたいなもんだよと教えてくれた。しかし、祖父の祖父(おそらく幕末~20世紀初頭)あたりでパー

        • ミスタードーナツと母との思い出

          社会人になりたての頃は、ドーナツと言えばクリスピークリームドーナツだった。しかし最近、二人分の食費を負担するようになって、再びミスタードーナツのお世話になっている。クリスピーでのドーナツとコーヒーひとりひとつずつの値段で、ミスドではコーヒーひとつずつとドーナツふたつずつが食べられるのだ。 ミスドに行くと必ずと言っていいほど子連れを目にする。わたしも幼いころ、母にミスドに連れていってもらった。少し大きなショッピングセンターに行くと、ドーナツが食べたいとねだったものだ。 わた

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        ものをたくさん所持するということ

          誰かに誉められる人生はやめよう

          Netflixで『下妻物語』を観た。2005年にも観たのだが、土屋アンナがヴェルサーチ好きの不良で、深田恭子がロココの精神だということしか覚えていなかった。 内容は、冷めたロリィタと、熱い不良の友情話だ。桃子には桃子のルールがあって、絶対王政最頂期のフランスに憧れて生きている。彼女は言う、甘いお菓子だけ食べていたい。 学校内での桃子は、すごく浮いていた。みんなが机を寄せあって食べるなか、お弁当はひとりで食べている。友だちもいなそうだし、イチゴにも冷めた態度で接している。イ

          誰かに誉められる人生はやめよう

          かじゅまるの樹とパンケーキ

          Coccoの歌に、かじゅまるの樹という歌がある。お菓子作りが好きな母親が出てくる。恐らく主人公の女の子は、しつけとしてかじゃまるの樹に縛り付けられていたのだろうか? 幼馴染みの女の子に、似たような家庭環境の子がいた。名前は、るり(仮名)。るりの祖母は、るりの家に遊びにいくと簡単な手料理を作ってくれた。そしてるりは、「こんなもの要らない!」と叫ぶのだ。正直、わたしはその料理に手をつけたことがない。 そしてるりの祖父は、るりを時々庭の樹に縛りつけていたようだ。塾に行かせて、家

          かじゅまるの樹とパンケーキ

          リロ&スティッチの感想

          今年の初めにリリースされた、ディズニーミュージックパレードというリズムゲームをプレイしている。ディズニーのいくつかの作品のテーマ曲、映画挿入曲がパレード風にアレンジされている。小さい頃の私は、ディズニープリンセスにまったくと言っていいほど興味を示さず、ピクサー作品ばかり観ていた。 ”教養とはなにか”を考えていた大学生の時に、同じく疎遠だったジブリ作品と共に、ディズニープリンセスの映画を鑑賞した。誰もが知る名作は、観ておくべきだろうと考えたのだ。しかし、リロ&スティッチはこの

          リロ&スティッチの感想

          日本語と英語と中国語

          YouTubeといえば、私はもっぱら、いわゆる”ビジネス系”といわれるチャンネルばかり見ている。もちろん、メイク動画やゲーム実況などもみるが、”意識高い系”といわれるチャンネルばかり見てしまう。とある芸人ユーチューバーも、英語・中国語・韓国語を、この曜日はこの言語と決めて学んでいるという。漠然とした危機感だけを感じながら、なにも行動できずにいる。きょうは、なにか行動を起こすために、なにをすべきか漫然と考えてみた。 とある動画で、日本市場に参入しない外資系企業があるという旨の

          日本語と英語と中国語