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たくさん練習したら自信はつくのか?

ど〜も!黒田祐加です。元テニス選手、現在はテニスのコーチや大会を作る仕事をしています。

今日は「自信とかメンタルのお話。」

高校生の女の子が試合の敗因を「◯◯◯する自信がなくて、◯◯◯し続けられるように自信をつけたいです。そのために基礎練や練習量で自信をつけたいです。」というフィードバックメールが来ました。この内容を読んで感じたこと「半分正解」

もう半分の正解はなにか?

練習量で自信をつけるということは、正解だと思います。でもそれは、初心者から中級レベルになるまでの話。自信というよりはたくさん練習したから大丈夫だという安心感を得るための行動。特にテニスはミスが多いと負けるスポーツです。ミスを減らすことは勝ちに繋がります。ミスを減らせば勝てるレベルであれば、十分な考え方です。しかし、この高校生の女の子が求めているプレーは攻めるテニスです。ミスを減らすだけでは勝ちきれないレベルということです。

答えは「成功体験を積み重ねる」

成功体験を得ると脳はドーパミンが放出されます。ドーパミンは自分で自分にご褒美を感じさせる物質です。そのご褒美が自信となり嫌な練習やトレーニングをがんばろうと思わせてくれます。

さて、この成功体験を積み重ねるためにはその事柄に対して挑戦してみなければいけません。それはちょっとした勇気が必要だということです。「やってみようかな〜 えい!!」の「えい!!」です。

挑戦してみてみて、成功の数だけ失敗もあります。でも挑戦しなければ、成功体験は積み重ねられず、ドーパミンは放出されません。

まとめ

たくさん練習したら、しただけ自信がつくなら、トップアスリートは練習量だけで勝ち続けられると思います。人間が行うスポーツはそんな簡単な公式ではありません。練習量ではなく、たくさんの成功体験を積み重ねること、それこそが大きな自信への第1歩だと思います。

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