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新しい趣味が見つかる4つのステップ


人生において「趣味」ってけっこう重要な要素ですよね。

休日は趣味に興じて、仕事で疲れた心身をリフレッシュするという人や、
仕事を引退して時間に余裕ができたら趣味を思いっきり楽しむというのが夢だ、という人など、

人生をより豊かにしてくれるものとして、趣味を大事にしている人は少なくないのではないでしょうか。

没頭できる趣味を持っている人を見ると「あの人、人生楽しんでるな~」って感じがしますよね。


一方で、「自分は特にこれといった趣味がないんだよなぁ」と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

私の周りにも「まぁ映画観たり旅行したりするのは好きだけど、趣味ってほどではないんだよなぁ~」という人、割といます。

別に趣味がないと人生楽しくないかというと、もちろんそんなことはありませんが、人生はなるべく好きなことや楽しいことに溢れてた方が充実した日々を送れますよね。


ということで今回は「新しい趣味が見つかる【4つのSTEP】」について書いていきたいと思います。





<新しい趣味が見つかる【4つのSTEP】>

結論からいきます。新しい趣味を見つけるためのSTEPは以下4つです。

STEP1:「スキ」を洗い出す
STEP2:「スキ」を具体化する
STEP3:具体化された要素を「一般化」する
STEP4:一般化された要素を「転用」する

それでは一つ一つ見ていきます。


<【STEP1:「スキ」を洗い出す】>

まずは、いま現在、自分が好きなことを洗い出していきます。

温泉、音楽ライブ、仕事終わりのビール、誰それのYoutube、ペットとの戯れ、などなど、「その時間が好き」と思うものであれば何でもいいです

1つ注意点としては「どちらかというと好きかな」というものはなるべく入れずに、"ちゃんと好き"だと思えているものを洗い出すようにします。

「ナポリタン、好きですか?」
「えっ..? まぁ、、どちらかというと好きかな」

...みたいなものはなるべく省きましょうということです。(ちゃんと好きだと思えるものが全然なければ、洗い出しの対象に加えちゃっても良いです)


<【STEP2:「スキ」を具体化する】>

次に、洗い出したものたちについて「具体的にどんなところが好きなのか」を整理します。

例えば「旅行」を一つ例にとって見ていきます。

▼「旅行」の具体的に好きなところ
・「非日常」を味わえるところ
・ぼーっと景色を眺めているとき
・観光などで一日中歩き回り、疲れ切った状態で宿に着いたときの何とも言えない充実感

このように、旅行というもののどんなところに自分が惹かれているのか、をまとめていきます。(どんな瞬間にテンションあがるんだっけ?とか、自分なりの"こだわり"の部分などがヒントになるかと思います。)


<【STEP3:具体化された要素を「一般化」する】>

続いて、STEP2で整理した「具体的に好きなところ」を一般化していきます。

一般化というとちょっとイメージ湧きにくいかもしれないので、具体例で見ていきます。

先ほど旅行の例で整理した「具体的に好きなところ」は以下の通りでした。

・「非日常」を味わえるところ
・ぼーっと景色を眺めているとき
・観光などで一日中歩き回り、疲れ切った状態で宿に着いたときの何とも言えない充実感

これを一般化すると、

・「非日常」を味わえるところ 
 ⇒そのままでOK(既に一般化されている)
・ぼーっと景色を眺めているとき
 ⇒何も考えず無心になれる時間があること
・観光などで一日中歩き回り、疲れ切った状態で宿に着いたときの何とも言えない充実感
 ⇒適度な疲労感と解放感がセットで味わえること

こんな感じでしょうか。
一般化の「程度」は少し難しいところもありますが、
それだけにしか当てはまらないようなものを、なるべく色んなものに当てはまるように変身させるようなイメージになります。


<【STEP4:一般化された要素を「転用」する】>

最後に、STEP3で一般化した要素の転用、つまり「その要素を満たしているものが他にないか」を探していきます。ここが新しい趣味との出会いになるわけですが、

一般化された要素たちを片手に、かねてから興味があったものがそれに当てはまらないかを検討してみたり、「趣味 一覧」とかでググって出てきたたくさんの結果たちを参考にしてみたり、などやり方はいくつかあるかと思います。

旅行の例でいくと、一般化された形は以下の通りです。

・「非日常」を味わえるところ
・何も考えず無心になれる時間があること
・適度な疲労感と解放感がセットで味わえること

ということで、これらを満たしているものがないか探していくわけですが、
例えば、かねてより「ダンス」と「キャンプ」に興味があったとしましょう。

まずは「ダンス」ですが、

・「非日常」を味わえるところ → 
・何も考えず無心になれる時間があること → 

・適度な疲労感と解放感がセットで味わえること → ○

といった感じで、「適度な疲労感と解放感」のところは当てはまりそうですが、「非日常」や「無心になれる時間」などは満たしていなさそうです。なので、「これはちょっと合わないかな」という判断となります。


一方「キャンプ」ですが、

・「非日常」を味わえるところ → ○
・何も考えず無心になれる時間があること → ○
・適度な疲労感と解放感がセットで味わえること → ○

という感じで、山奥で寝泊まりするというところで「非日常」は味わえそうですし、夜に焚火なんかをしながら、ただただぼーっとして「無心になれる時間」も大いにありそうです。テントの設営やご飯の調達などで「適度な疲労感と解放感」も満たせそうですね。


こうして見ていくと、どうやら「ダンス」より「キャンプ」の方が新しい趣味になりえそうです。


実際にやる時は、いくつかの好きなことから抽出した「一般化した要素」を並べてみて、優先順位をつけながらやると、より自分に合った趣味が見つかりやすいかと思います。

以上4つのSTEPで、
自分の人生に彩りをもたらす新たな趣味と出会うことができます。


<まとめ>

改めて、新しい趣味を見つけるSTEPは以下の通りです。

▼趣味を見つける4STEP
STEP1:「スキ」を洗い出す
STEP2:「スキ」を具体化する
STEP3:具体化された要素を「一般化」する
STEP4:一般化された要素を「転用」する

人生において、より自分にあった趣味と出会うことはとても重要だと思いますが、そうしたものとの出会いは得てして「偶発的」であることが多いです。

好きか嫌いか、自分に合うか合わないかは、最終的には自分自身で「経験」して「判断」していくしか方法はありませんが、
とはいえ時間やお金は有限なので、手あたり次第無作為にトライする余裕はなかなかないかと思います。

なので「これが恐らく自分にマッチしているだろう」という仮説を持って効率的にトライしていき、新たな趣味を見つけていくのがいいかなと思うので、趣味がなくてお悩みの方はぜひ一度試してみてください。


本日は以上です。最後まで読んでくださりありがとうございます。

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